【感想・ネタバレ】モモ100%のレビュー

あらすじ

モモの退屈な日常に彗星のごとく現れた、運命のトリックスター・星野。嘘つきな彼との命綱みたいな恋、別れ、そして出会い――。愛すべき文体で綴られた、少女漫画小説!文藝賞受賞第一作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

めちゃくちゃなようで、いつ筆を折ってもおかしくないようなこの繊細さ。風前の灯火をずっと眺めているような奇跡。

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2025年04月05日

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ネタバレ

⭐️4.5

まさに天才!という感じ

私は可愛く生きてるんだから誰も邪魔しないでね!誰のことも大好きだし、誰のことも大っ嫌い!エビフライは全部食べてしっぽまで!足の小指はちぎらなきゃ!どこにでも行ける気がするけど、本当はどこにも行ってなかった。それでもいいよね!可愛いから!♥ 皆さん拍手!!♥♥ みたいな内容

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2025年01月02日

Posted by ブクログ

ガールミーツボーイの恋愛小説。虐待サバイバーの匂わせがあり、恋愛が命綱、ということろも切実でぐっときた。
ところどころ短歌っぽいとこもあったり、ファンタジー(ファンシー)っぽいキラキラ風な文体だけど、結構抉ってきて、剥き出しのリアリティがあるな、と。若さの煌めきがあって、結構好きな世界観。

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容の理解はしきれないが多々挟まれるパンチラインがすごい 詩か?
「たったひとりで、八十七年を生き切ることはできるか。涙を誰かの服に渡さず諦めを言葉尻から滲ませず、怒りを下唇に預けて固執を左心室にあつめて、たったひとりで駆け抜けるように生き抜くことが。わたしにはそれが、わたしにはそれがどうしてもできない。」
恋愛ものってあんまりピンとこないことが多いけどこの作品は好きだった 恋愛さえすれば救われるとか相手が救ってくれるとか、そういう話ではないからかも
トイレットペーパー巻きはじめたシーンで、あとの展開の想像はついたけど水鉄砲じゃないものを使うんじゃないかと勝手に危惧して自分にいやけがさした どっちだってひどいことには変わりないけど

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2025年04月01日

Posted by ブクログ

好みが別れる作品。

好みが別れる部分として考えられるのは、
独特の例えや、つらつらと流れる必要か必要じゃないかがギリギリのラインの文章の多さ。

例え話が多すぎるゆえに話の脱線に見られたり、没入感が得られにくいという点も多々あると思う。

ただ例え話のどれもが、唯一無二の言い回しが多く、一つ一つの着眼点が素敵で個人的にはとても好き。

場面が突然変わることが多いので、登場人物のその後などが捉えずらい。
もっと知りたかったなと思う。

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2025年03月16日

Posted by ブクログ

フレッシュさと爆発的な感性によって、スピード感があって「速い」という印象を受けた。繊細で美しい表現、というベクトルではないから好きではない人は一定数いると思うけど著者と同年代の自分からすれば、自分にはできないような比喩ばかりで感嘆した。彩度が高く、また一貫して詩のようだった。オススメ

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2023年12月05日

Posted by ブクログ

恋バナしとけば誰とでも盛り上がれるから、モモの戦略的に恋愛する姿勢分かるなと思った。選ぶ相手が誰でもいいのは訳分かんないけど。


衛生的に無理なシーンあり。あと、若い人が書いたもの、ジジババが自分の感性に合ってないからってサブカルって呼ぶの大嫌い。どんなカルチャーもその人にとっては人生そのものかもしれないのに、なんで端っこに追いやる言い方なんだろう

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2023年12月05日

Posted by ブクログ

恋愛は生きていくための道具。生き残り方だけを知っていて、生き方を知らなかった。
10代女子の取り留めのない話し方が地の文なのに、ちゃんと純文学。

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

ワードセンスがすごい。内容はかなりサブカル寄り。ひとつひとつの比喩をじっくり吟味することが求められるこういう小説は割と好き。

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2023年11月11日

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