きたむらさとしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ出版社内容情報
ことばを知らない生きものがいた。喜びも悲しみもぜんぶ感じていたけれど、それをなんというのか知らなかった。苦しくてつらいとき、ことばを知っている生きものと出会った。気もちを表すことばを、はじめて知った――。だれかとわかりあえるって、なんてすてきなんだろう! 高名な詩人と人気絵本作家が贈る出会いの絵本。
感想
ことばがあるからこそ、だれかとわかりあえる。
もちろん、ことばはときに傷つける刃となるけれど。
本文の
「みみをふさぎたくなるときは たきびのよこでだきあって
ことばのないよるをたのしんだ」
の言葉が印象的でした。
言葉をしって、自分の感情の意味を知り、世界が彩られる。