あらすじ
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人類すべてを合体させて、ひとりの超巨人を作ってみる。超巨人になった〈わたしたち〉は、地球の未来のために何ができるかな?目はサッカーコート大に!64mの〈合体ホホジロザメ〉もひとつかみ!あらゆる数値や統計と「合体理論」を利用した〈自然科学絵本〉 【推薦】斎藤幸平先生(東京大学准教授、『人新世の「資本論」』著者)「すごい科学実験から見えてくる現実と、この地球で、みんなが仲良く生きていくためのヒント」
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Posted by ブクログ
9歳4ヶ月の娘
6歳4ヶ月の息子に読み聞かせ
ユーモア絵本なのかと思って借りたみたら
とてもとても考えさせられる
勉強になる絵本だった。
これは手にとって読めてよかった。
この手の話で
いつも感じる人間の傲慢さと地球の害でしかない存在
ほんと嫌になっちゃう
人間って。。。
でも。この本では
希望も感じられて良かった。
人間の手で救えるという。
大きな二つの手よりも
たくさんに手でっていう言葉も心に響く。
SDGsが始まったときは
うん?果たしてできるのか??綺麗事じゃない?
って思っていたけれど
だんだんと世の中に浸透していって
少しでも一人一人が意識を持って
変わっていけば
必ず地球を救える。と思うようになってきた
たったひとつの地球
ほんと大切にしていかねば。
Posted by ブクログ
地球上の人間や動物植物など,その種類ごとに合体してみる.この発想が素敵だ.
他の生き物に比べて人間がどれだけ巨大かということが一目でわかる.みんなで集まって隙間なく立ったらロンドンに入るなんて,,いろんな発見があって面白かった.そして,地球の危機を具体的に,人間ばかりが増えすぎることへの警鐘をユニークな絵で表現して素晴らしい.
Posted by ブクログ
全人類80億人を合体させて作った、たった一人の合体人間。そのサイズは地球に比べてどれくらいの?他の地球上の生き物を集めて作った合体動物との差は?
合体人間はどんなことができて、どんなことをしてしまうのだろうか。
〈合体人間〉は、地球生物への最大の脅威、そしてまた最大の希望である。
発想が面白くて、最初はワクワクと楽しい気持ちで読みました。しかし後になるにつれ、これは実際の数値を利用した事実を述べている本でした。
人間がしてきたことにより、その影響を受けて全ての個体を集めても小さな小さな一体にしかならない動物、姿を消してしまった動物。言葉にしても右から左の流れてしまいがちですが、こうして数値と実体に表されることによって、人間がしでかしてきたことがはっきりします。
Posted by ブクログ
わかりやすい。
百人の村だったら、と例えた本を思い出すけれど、こちらの方が視覚的にわかりやすいと感じる。
戦争や感染で、キレイゴトや正しさが今、遠い。遠いからこそ必要なのだとしても、すんなりと心に入っては来ない。
だから今は、この本をただ眺めて、あぁ、本当だ、人はこんなに孤独になってしまってるんだ……と、その印象を忘れずにいるだけでもいいのかもしれない。考えることに疲れても、無力感に苛まれても、それだけなら、できる。
それをさせてくれるこの本があってよかった。