三浦卓也のレビュー一覧
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修論を「木密改善をテーマにした、行政の地域介入アプローチのあり方」とするにあたり、関連書として。
木造密集地域という日本の課題に対して、
“木密はとにかく危険で、一刻も早くクリアランスすべきだ”と、
“魅力ある木密はそのまま残していくべきだ”という2つの相反する立場があります。
そのあいだにうまく立ち、
木密の魅力を考察しながら、その危険性に対しても厳しい指摘がされているのが前半です。
データや事例の丁寧な紹介で、説得力があります。
後半では地域防災性を高める多くのツールの紹介。終章は自発的な活動のススメで結んでいます。
おそらく対象読者として想定されているのは、地域で防災まちづくりをし -
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EC運営者のサロンも運営している著者による、ECの基礎をまとめた本。
本人も書いているが、筆者独自の理論が展開されている。
以下学び。
売れるECサイトに必要な5ステップ。
①営業活動
②独自性の強調
③コンセプトの明確化
④SNSの活用
⑤お客様との関係構築
売れる理由には、「ヒト」「モノ」「コト」の三要素がある。
モノに囚われるひとが多いので注意。
お客様にインタビューする。
・なぜ商品を買ってくれたか
・商品を買ったことで、生活にどんな影響があったか
そして、回答にツッコミを入れて深堀していく
前作よりもECの本質がまとめられていて、
分かりやすかった。
良書。 -
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・EC業界のプレイヤーが多くなっている、リテラシーの上昇
→競合が多い&消費者のリテラシーが上がっているがゆえにCPOが高い
お客様のとのコミュニケーションが増えると、F2転換率がUPする
→新規顧客獲得コストがかからなくなる
・やらないことを決める(無駄をカット)
商品点数を増やすと、管理コストが増える
ヒットする法則は
話題性がある×競合がいないもの
難しいなぁ
海外で流行しているものに目を向ける
→海外でバズった物は3~12ヶ月ほどして、日本に入ってくる。
シーブリーズのように形を変えて日本で広がっていくというケースもあるだろう。
海外のバズった部分のいいところ取りをして、日本で -
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ECだろうがやるべきことは普通の商店経営と同じだよというのがこの本に込められたメッセージだと思う。
今でこそ変わってきたけど、EC運営はサイトのデザインをよくする。クーポンや広告をバンバンうって安さをアピールするみたいなことが注力されがち。
「自分だったらそれで買うか?」と考えるとNOなんだけど、ネットという条件がつくとなぜか不自然な思考に陥る。
そういう意味でミウラタクヤ商店がやってることは、昔ながらの八百屋さんがしているいわゆる正攻法なんだけど、場がECとなると異端になる。
お客さんに信頼してもらうことが第一で、そのためにすべきこと、削ることが経験知をもとに書かれている。 -
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・ショッピファイ(カタカナで書くとなんか不思議)の概要がまとまった本。
・やはり1〜2hで、どういうものなのか、がわかる書籍は、ありがたい
・shopify plusというエンタープライズ版(というか規模大きい版)をやってる日本の会社気になる(記載あったベンダーの事例とかを見に行けば見つかりそうなので見てみても良さそう)
・タッチポイントが細かくguiでも細かく設定できそうなのでコミュニケーション作るのは確かにかなりやりやすそう。ただデータ分析とかセグメント(ラベルつけたりも)はやっぱり限界がありそうな印象。CDP×Shopifyとかは面白そう -
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木密=木造密集市街地は、阪神・淡路でも倒壊による道路閉そく、火災が発生していることから、防災上の課題。
その一方で、ごりごり都市計画街路を通したり、土地区画整理事業をして街並みを一新してしまうと、昔ながらの情緒がなくなったり、自動車の交通量が多くなったりして危険。
さらにいうと、全国の木造密集市街地を全面的に安全にするような公共事業の予算が今後確保できるとも思えない。
この現状の下では、現実の建物の防火性能、耐震性能を一部の建て替えと、大部分の改修によって改善しつつ、地域ぐるみんでの、防火対策、地震時の防災対策を講じることが必要。
その意味では、一つは、伝統的建造物群保存地区