宮本慎也のレビュー一覧
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購入済み
読んで良かった
最近宮本さんの話をYouTubeで聞く事が多くその原点が野村監督からの薫陶である事を知り読んでみようと思った一冊です。
野村監督著書だけでなく宮本さんの著書も色々読んでみたいと思えた一冊でした -
Posted by ブクログ
「日本野球(スモール・ベースボール)」の当たり前は当たり前じゃなかった。冒頭から、僅差での勝利に強いチームと3点差以上の差をつけての勝利に強いチーム、無死一塁での犠打とヒッティングでの得点力の差の過去10年間のデータが提示される。3割バッターが各リーグで1、2人しかいないという極端な投高打低の現在、「打てないんだから虎の子の1点を守りきれるチームこそ強いのだ」と、特に2023年の阪神タイガースなどを見て、そういう結論に結びつけたくなる(読売ジャイアンツの阿部監督もそうだろう)のだが、実はこれこそが過去10年の内の例外中の例外だったとは。3点差以上の勝率の高いチームが過去10年のほとんどで優勝し
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Posted by ブクログ
■内容
スモールベースボールの申し子 宮本慎也が語る「日本プロ野球の現状」を、「MLBで通用するには何が足らないか」という視点で論じた一冊。
一般に〈日本のプロ野球 緻密 vs メジャーリーグ パワーペースボール〉 と見なされる。はたして、その見方はどうなのか?という疑問に始まり、矢継ぎ早に定説と見なされている戦術について、持論をデータに照合し解説を重ねていく。
例えば…送りバントは手堅い作戦なのか?最近注目の2番最強説は〈主砲は4番説〉を凌駕していくのか?得点と失点のバランスは?長距離打者は皆アッパースイングである⁈フライボールは本当に革命なのか…等々について。
野球はそもそも数字との -
Posted by ブクログ
ヤクルトスワローズで活躍した宮本慎也氏が自身の考えや野球観などを選手時代や解説者としての経験を通して書いた一冊。
本書に書かれている相手を観察する洞察力が著者の2000本安打という成績に現れたのだと感じました。
選手時代に一緒だった野村克也氏や古田敦也氏とのエピソードやコーチ時代の選手間のやり取りなど著者が得た経験はアスリートのみならず社会人にも応用できるものも多くあると感じました。
そして、コーチ時代の経験から指導者としての振る舞いについてはマネージメントについて参考になる部分が多いと感じました。
そんな本書の中でも著者の成績に対する数字へのこだわりや外国人選手とのやり取りについては読ん