Neyのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレいわゆる「普通」がわからない田井中と、本質的に変わることは無理であると悟り、普通になろうとするのではなく、「普通という名の皮」を被って生きることを選択した二木先生。
性的嗜好がなんであれ、確かにそれも含めて自分自身であり、あるいはその人自身なのだから、誰かがとやかく言う筋合いはないのである。
とにもかくにも読んでいて自分の心を無理矢理覗かされているような気もするし、もうやめてくれと言いたくなるような展開もある。
しかし読み終えた時に、自分自身の生き方と向き合っていくことの大切さ。そして他人と関わって生きていくことの難しさを意識させられるのである。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「きみは前に、自分は内面を掘り下げて生きてるタイプだとかどうとか言ってたな。
結構なことだけど一人じゃ限界があるぞ。下手な自己修正を重ねた紛い物の自分を信じ込む前に、他人を反響板にしてみたらどうだ。」
アスペルガー気味な高校生とロリコン趣味の先生の物語
思春期特有の高い自意識を持ってる田井中と普段とは全く違う皮肉っぽくて口が悪い二木先生のやりとりが面白かった
人から受け入れられない趣向を持ってしまった二木先生のそれまでの人生で散々悩んだ末に獲得した生き方が印象的だった
「隠して生きる」という田井中の手本になる方法は精神的にしんどいものであるだために自分を好きになる必要がある。
自分を好 -
Posted by ブクログ
ネタバレ怪異に首を突っ込む教授と怪異に遭ってしまったがために特殊能力を得た大学生のバディものというと某作品が思い浮かびますが、ちょっと毛色は違う感じ。
変わった手法ながら怪異を祓える力を持つ教授兼作家(でも怪異を見ることはできない)と、怪異を祓えはしないけど見ることができる大学生が、ある屋敷の謎を解く物語。
なかなか大変な目に遭っていながら、それなりに普通に大学生活を送り、普通に恋もしていた彼だけに、その日常にまで屋敷に関わる怪異が迫ってきたときは恐ろしさを感じた。
しかもこの謎、要素が複数に絡み合っているので、なかなかに手ごわい。
最終的に彼の友人を色々な意味で巻き込む結果となるし、何より犯人の正体 -
Posted by ブクログ
結構読ませる作品で、田井中の気持ちも分からなくはない。
自分って普通であってほしいけれど、どこかおかしくというか異常であってほしい。
その異常感がアイデンティティーだったりもして。
普通と認識することが妙に嫌だったり。
人間なんて、どこかおかしくてどこか普通なんだよな。
その自分の中で普通と思ってやっていることが他の人から見たら異常だったり。
自分で異常と思っていることが意外と普通だったり。
そういう意味で人間は面白いんだろうな。
じゃあ、この二木先生も異常かと問われるとそうでもない。割合からすると、もっと異常な人はいる。
市民権は得ていないだろうけれど、あぁそうなのねくらい。
そういう -
Posted by ブクログ
減らすつもりがなぜか増えている積読消化シリーズの25冊目。
思ってたのと違う。
もっとなんかこう、頭脳戦のバチバチバトルかと思っとった。
でもこれはこれでおもしろかったわ。
★3の中かなー。
教師と生徒が、互いに金玉を握り合う関係(笑)
そして脅迫。
そこから始まる謎の進路指導。
そして君たちはどう生きるか。
作者の年齢が近いのかな。
高校生のイヤらしさがよく書けてると思う。
こういうのもいいな。
ホラーとかミステリーみたいなもんじゃないから結末や展開が予想できなくて新鮮だった。
生きづらいパーソナリティを持った人間の足掻き? 生存戦略?
そんな話しだったと思う。
ただ、