Neyのレビュー一覧

  • 二木先生

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    ネタバレ

    自身を普通でないと思っている生徒と、普通の皮を被った二木先生の駆け引きが見どころ。

    万引きと性癖、互いに弱みを握り合い、秘密をバラすと脅された二木先生がしぶしぶ生徒の作品を評価するという関係が奇妙で面白い。

    ラスト、秘密がクラスにバレた二木先生をとっさに庇い、土下座した先生と見つめ合う場面はシュールなのはもちろん、これまでの2人の関係が全て詰まっていて最高だった。

    散々な目には遭ったけど、秘密がバレた者同士通じ合っているように思えたからか、読後感は非常に爽やかでした。

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    2026年03月30日
  • 二木先生

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    ー何も積み上げてきていないと二木に言われた。
    何かを目指すかどうかはともかく、それは事実だった。どうして今まで気付かなかったのだろう。自分の何かを認めてもらうには、当たり前だが何かをしなければならなかったのだ。

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    2026年03月23日
  • 二木先生

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    ポインティのおすすめ。

    色々感想はあるけどまず、二木先生レスバが強過ぎる。
    自分が不利な立場でも、瞬発的に的を得た発言切り返せる能力が普通に羨ましい。

    セクシャルマイノリティに関しての考え方もなるほど納得。
    最後の美術室のシーン、生まれ持った性質とうまく付き合って生きている人を吊し上げて晒して集団で叩くのは、現代のSNSに似ている。
    自分が多数派であることに一種の愉悦を感じるのだろうなと思う。
    日本人に大切なのは程よい他者への無関心と、話の中でも言ってたけど自分のことを好きになることだなぁとか思ったりした。

    表紙からホラーっぽい話かと思いきや中盤から青春展開になりいい意味で裏切られた。

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    2026年03月15日
  • 二木先生

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    変わり者で周りと馴染めない高校生・広一と、誰にも言えない秘密を抱えた担任・二木先生。不穏な感じで始まった2人の攻防戦だったけど、独特なやり取りが笑えたり、徐々に絶妙な絆が芽生えていく過程がよかった。
    いわゆる"多様性"にも関わってくるようなストーリーで、生きにくさを抱えた2人の在り方という重みのあるテーマがありながらも、軽快な文章で読みやすい。
    夏木志朋さんは初読みだったけど、終始淡々と描くような文体が新鮮だったのと、要所要所で出てくるロジカルな台詞が面白かった。

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    2026年03月08日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    ケガレを祓いそのケガレで物語を綴る幻想作家(であり大学教授)と、ケガレを視ることのできる助手の青年のバディもの。しかも呪われた屋敷もの。これは嬉しい。
    更に想像以上にがっつり怖いホラー。これは楽しい。

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    2025年02月18日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    ネタバレ

    怖おもしろかったー!
    表紙もちゃんと見ているのになぜか途中まで主人公の性別を勘違いしていて、あとから出てくるキャラも性別間違えて読んでて、しかも最終的に性別が大事なポイントで、いろいろ惑わされました。大半は自爆だけど。
    続編も出てほしいなー。

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    2024年12月29日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    怪異ミステリーか、と無防備に読んで、
    いやいやホラーじゃん!こわ!!とびっくりさせられた。ホラーミステリー系大好物です。
    怪異の原因は人間か、怪異なのか。線引きの塩梅もいい感じ。
    引用されている幻想文学の数々もすばらしい。

    年上敬語と生意気な年下のバディものなので、この手の設定が好きな子にもおすすめしたい。

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    2024年06月06日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    ネタバレ

    怪異に首を突っ込む教授と怪異に遭ってしまったがために特殊能力を得た大学生のバディものというと某作品が思い浮かびますが、ちょっと毛色は違う感じ。
    変わった手法ながら怪異を祓える力を持つ教授兼作家(でも怪異を見ることはできない)と、怪異を祓えはしないけど見ることができる大学生が、ある屋敷の謎を解く物語。
    なかなか大変な目に遭っていながら、それなりに普通に大学生活を送り、普通に恋もしていた彼だけに、その日常にまで屋敷に関わる怪異が迫ってきたときは恐ろしさを感じた。
    しかもこの謎、要素が複数に絡み合っているので、なかなかに手ごわい。
    最終的に彼の友人を色々な意味で巻き込む結果となるし、何より犯人の正体

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    2024年04月06日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    帯に民俗学ミステリーと書いていますが、民俗学ではないですね。強いて言うならホラーミステリーかな。ただ、ミステリーの文法には必ずしも則ってないので、ホラー色のほうが強いです。
    現われる怪異事象が理屈で推し量れないところに恐怖を感じます。なのでホラーとしては割とよくできた作品だと思います。これはシリーズ化するかもしれませんね。

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    2024年03月20日
  • 二木先生

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    主人公の滲み出る底意地の悪さというか、常に相手より優位に立とうとする姿勢が好きになれなかった。
    対人関係にこんな人いたらストレスだな〜と思いながら読みました。
    ラストは個人的には普通。

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    2026年06月01日
  • 二木先生

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    人を選ぶ作品
    私は面白いと思うけど、もう一回読みたいかって言われたらそうじゃないかも
    でもインパクトがあって考えさせられる一作でした!

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    2026年05月25日
  • 二木先生

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    普通になれない高校生田井中と人には言えない秘密を抱えた二木先生
    ひょんなことから二木先生の秘密を知ってしまい
    それをきっかけに田井中が変わっていく
    おもしろくてサクサク読めたけど、なんか最後の茶番がちょっと期待とは違う感じ

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    2026年05月20日
  • 二木先生

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    減らすつもりがなぜか増えている積読消化シリーズの25冊目。

    思ってたのと違う。
    もっとなんかこう、頭脳戦のバチバチバトルかと思っとった。

    でもこれはこれでおもしろかったわ。

    ★3の中かなー。

    教師と生徒が、互いに金玉を握り合う関係(笑)

    そして脅迫。

    そこから始まる謎の進路指導。

    そして君たちはどう生きるか。

    作者の年齢が近いのかな。
    高校生のイヤらしさがよく書けてると思う。

    こういうのもいいな。
    ホラーとかミステリーみたいなもんじゃないから結末や展開が予想できなくて新鮮だった。

    生きづらいパーソナリティを持った人間の足掻き? 生存戦略?
    そんな話しだったと思う。

    ただ、

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    2026年05月20日
  • 二木先生

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    変わり者で周りと馴染めない高校生・広一と、誰にも言えない秘密を抱えた担任・二木先生の関わりの行先が気になって楽しく読めた。

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    2026年04月07日
  • 二木先生

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    2019年、第9回ポプラ社小説新人賞を「Bとの邂逅」で受賞。
    単行本刊行時に『ニキ』、文庫化にあたり『二木先生』と改題された。まるで出世魚のように名を変えてきた作品。

    選択肢AかBか。多数派であるAに対し、あえてBを選び取ってしまう側の同士との邂逅——その構図を導入部分は、とても印象に残ります。
    そして 邂逅したのは、二木先生と生徒・広一。

    ポプラ社の文学賞受賞作としてはやや異質に感じます。本作は、同社のイメージに対する一つの試みかもしれない。といっても それほどポプラ社さんを読んでいるわけではないです。ごめんなさい。

    未成熟な存在への志向を抱えた教師と、文字に色を見る共感覚を持ち、他者

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    2026年04月02日
  • 二木先生

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    ものすごくリアルで世に蔓延る感情の連続なのに、不思議とここまでストレートに物語になっている作品は少ないと思う。その証拠に、この物語の登場人物はみんな気持ち悪い。

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    2026年03月20日
  • 二木先生

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    朝井リョウ先生の生欲を思い出した。

    多数派か少数派か…感じ方は自由なのに、自分が少数派に属していると気づいた瞬間に生きづらくなったしまう世の中。誰だって人と違うことは不安だし不安定だ。誰かにわかってほしいと願う気持ちは皆同じ。
    でも孤独じゃない。自分が自分を好きでいる。味方は自分だ。人と違う自分でも自分は愛せるように。そんな生き方をしよう。そして分かり合える相手ができたら喜ぼう。
    やっぱり二木先生は先生だ。

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    2026年03月15日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    親戚の客員教授兼幻想作家との
    奇妙で恐ろしい生活。

    面白半分に首を突っ込むな、という教訓が
    実地(?)でもらえるわけで…。
    いや、本を書くのにどういうインクを?! でしたが
    話が進むにつれて、の納得(?)話。
    確かに、さくっと使って終わらせたい…かと。

    そして迫りくる恐怖体験。
    多少があっても、これは怖い。
    寝るのも生活するのも怖いものがあります。
    しかも最後の落ち!
    この先もしかしたら…を抱えて?! と
    叫びたい終わりでした。
    平和って、素晴らしいです。

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    2025年02月11日