Neyのレビュー一覧

  • 二木先生

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    ネタバレ

    一時期本屋でよく見かけた今作品。
    唐突に気になったので読んでみた。
    主人公の田井中は、普段から自分が周りの人間とどこか”ズレて”いて、自分が普通の人間ではないことに日々生きにくさを感じています。
    ある日万引きで捕まった田井中は、迎えに来た担任教師の二木にのみ、その事実を知られてしまいます。
    その事実を周りの人間に明るみにされることを恐れた田井中は、二木先生が同人誌成年漫画の筆者であり、小児性愛者であることを知っていることをもって、二木に宣戦布告をします。

    •二木は普段の言動や行動からは全くわからないくらい周りに溶け込む術を知っていて、”普通ではない”自分を大事にしながらも社会で生きている人達

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    2026年03月04日
  • 二木先生

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    思春期あるあるが詰め込まれた作品。主人公の感情に共感する場面が多々ありました。中学生のうちに読みたかった!!

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    2026年03月02日
  • 二木先生

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    超ライトな文体なのですらすら読めていい。
    序盤、もうしんどくて何度か本を閉じた。多分平気な人は平気。思春期の自意識が痛々しくて生々しくて目を逸らしたい、というような感じ。
    広一のことはずっとあんまり好きじゃないんだけど、まあそういう生々しさがあるぶん許せるというかその辺にいる他人として内面を許容できる。
    主人公として心情を描写されてもなお、ほなしゃーないかぁと寄り添えきれないところに、リアルな広一そのものを感じてとてもよかった。
    そんな広一を通してでしか二木を見ていないので、本当の二木というのは最後まで掴みきれなかった感はある。
    居酒屋で上司の愚痴を聞いても、それお前にも非があるんじゃね?って

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    2026年02月12日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    ケガレを祓いそのケガレで物語を綴る幻想作家(であり大学教授)と、ケガレを視ることのできる助手の青年のバディもの。しかも呪われた屋敷もの。これは嬉しい。
    更に想像以上にがっつり怖いホラー。これは楽しい。

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    2025年02月18日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    ネタバレ

    怖おもしろかったー!
    表紙もちゃんと見ているのになぜか途中まで主人公の性別を勘違いしていて、あとから出てくるキャラも性別間違えて読んでて、しかも最終的に性別が大事なポイントで、いろいろ惑わされました。大半は自爆だけど。
    続編も出てほしいなー。

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    2024年12月29日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    怪異ミステリーか、と無防備に読んで、
    いやいやホラーじゃん!こわ!!とびっくりさせられた。ホラーミステリー系大好物です。
    怪異の原因は人間か、怪異なのか。線引きの塩梅もいい感じ。
    引用されている幻想文学の数々もすばらしい。

    年上敬語と生意気な年下のバディものなので、この手の設定が好きな子にもおすすめしたい。

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    2024年06月06日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    ネタバレ

    怪異に首を突っ込む教授と怪異に遭ってしまったがために特殊能力を得た大学生のバディものというと某作品が思い浮かびますが、ちょっと毛色は違う感じ。
    変わった手法ながら怪異を祓える力を持つ教授兼作家(でも怪異を見ることはできない)と、怪異を祓えはしないけど見ることができる大学生が、ある屋敷の謎を解く物語。
    なかなか大変な目に遭っていながら、それなりに普通に大学生活を送り、普通に恋もしていた彼だけに、その日常にまで屋敷に関わる怪異が迫ってきたときは恐ろしさを感じた。
    しかもこの謎、要素が複数に絡み合っているので、なかなかに手ごわい。
    最終的に彼の友人を色々な意味で巻き込む結果となるし、何より犯人の正体

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    2024年04月06日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    帯に民俗学ミステリーと書いていますが、民俗学ではないですね。強いて言うならホラーミステリーかな。ただ、ミステリーの文法には必ずしも則ってないので、ホラー色のほうが強いです。
    現われる怪異事象が理屈で推し量れないところに恐怖を感じます。なのでホラーとしては割とよくできた作品だと思います。これはシリーズ化するかもしれませんね。

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    2024年03月20日
  • 二木先生

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    変わり者で周りと馴染めない高校生・広一と、誰にも言えない秘密を抱えた担任・二木先生の関わりの行先が気になって楽しく読めた。

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    2026年04月07日
  • 二木先生

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    2019年、第9回ポプラ社小説新人賞を「Bとの邂逅」で受賞。
    単行本刊行時に『ニキ』、文庫化にあたり『二木先生』と改題された。まるで出世魚のように名を変えてきた作品。

    選択肢AかBか。多数派であるAに対し、あえてBを選び取ってしまう側の同士との邂逅——その構図を導入部分は、とても印象に残ります。
    そして 邂逅したのは、二木先生と生徒・広一。

    ポプラ社の文学賞受賞作としてはやや異質に感じます。本作は、同社のイメージに対する一つの試みかもしれない。といっても それほどポプラ社さんを読んでいるわけではないです。ごめんなさい。

    未成熟な存在への志向を抱えた教師と、文字に色を見る共感覚を持ち、他者

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    2026年04月02日
  • 二木先生

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    ものすごくリアルで世に蔓延る感情の連続なのに、不思議とここまでストレートに物語になっている作品は少ないと思う。その証拠に、この物語の登場人物はみんな気持ち悪い。

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    2026年03月20日
  • 二木先生

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    朝井リョウ先生の生欲を思い出した。

    多数派か少数派か…感じ方は自由なのに、自分が少数派に属していると気づいた瞬間に生きづらくなったしまう世の中。誰だって人と違うことは不安だし不安定だ。誰かにわかってほしいと願う気持ちは皆同じ。
    でも孤独じゃない。自分が自分を好きでいる。味方は自分だ。人と違う自分でも自分は愛せるように。そんな生き方をしよう。そして分かり合える相手ができたら喜ぼう。
    やっぱり二木先生は先生だ。

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    2026年03月15日
  • 二木先生

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    人と違う少数派の生き方を問う小説。
    みんなと違う、ということは生きていく上で少し大変なことだと思う。それが些細なことならいいが、ロリコンや人と違う感性を持つというように大きなことになると話は変わってくるなと思う。隠しながら、普通の人のふりをしながら生きていくことへの葛藤を描いていて面白かった。

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    2026年03月02日
  • 二木先生

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    話の持っていき方は上手いし、たまに出てくる比喩(ラム肉のとことか)は面白かった

    結末はんんん、という感じだったけど
    よく考えたら緑の小説の部分とか、
    主人公が実際に考えた小説の中身の結末とか
    いろんなところが意識されている?気がしてそこは楽しかったです

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    2026年02月16日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    思春期の男の子とか、特殊性癖を持つ担任の先生とか、静かだけど内側には歪なものを抱えた人間が描かれる。一番の盛り上がりは序盤の主人公と二木の会話。普通になりたいけどなれない主人公が、普通じゃないことを隠してうまく教室に馴染んでいる担任を攻撃する場面が、根は自分と同じなのに立ち回りが器用な担任への苛立ちが表現されてて面白い。さらに対する二木の何を仕掛けてくるか分からない感じもスリルがあったのだが、最終的に安っぽい人間ドラマのようになってる印象があり後半の失速感は否めない。

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    2026年02月13日
  • 二木先生

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    最近こういう、世の中の「普通」に入り込めないという人の話が多い気がした。
    今は時代的にもそういうのに寛容だが、一昔前を思えば「普通」じゃなかったなと思う子もたくさんいたような気がする。
    途中でなんだか読む手が止まったりもしたが、読み終わったあとどっと疲れる文だった。

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    2026年02月12日
  • 二木先生

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    ある変わり者の生徒と、ある秘密を隠し持った先生が、あることをきっかけに関わるようになり、、。

    読んでいてずっと不快な気分だったし、最後も「そんな感じ?!」という感想で、あまり好きではなかった。登場人物全員好きじゃなかった。

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    2026年02月08日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    親戚の客員教授兼幻想作家との
    奇妙で恐ろしい生活。

    面白半分に首を突っ込むな、という教訓が
    実地(?)でもらえるわけで…。
    いや、本を書くのにどういうインクを?! でしたが
    話が進むにつれて、の納得(?)話。
    確かに、さくっと使って終わらせたい…かと。

    そして迫りくる恐怖体験。
    多少があっても、これは怖い。
    寝るのも生活するのも怖いものがあります。
    しかも最後の落ち!
    この先もしかしたら…を抱えて?! と
    叫びたい終わりでした。
    平和って、素晴らしいです。

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    2025年02月11日