Neyのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ポインティのおすすめ。
色々感想はあるけどまず、二木先生レスバが強過ぎる。
自分が不利な立場でも、瞬発的に的を得た発言切り返せる能力が普通に羨ましい。
セクシャルマイノリティに関しての考え方もなるほど納得。
最後の美術室のシーン、生まれ持った性質とうまく付き合って生きている人を吊し上げて晒して集団で叩くのは、現代のSNSに似ている。
自分が多数派であることに一種の愉悦を感じるのだろうなと思う。
日本人に大切なのは程よい他者への無関心と、話の中でも言ってたけど自分のことを好きになることだなぁとか思ったりした。
表紙からホラーっぽい話かと思いきや中盤から青春展開になりいい意味で裏切られた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ怪異に首を突っ込む教授と怪異に遭ってしまったがために特殊能力を得た大学生のバディものというと某作品が思い浮かびますが、ちょっと毛色は違う感じ。
変わった手法ながら怪異を祓える力を持つ教授兼作家(でも怪異を見ることはできない)と、怪異を祓えはしないけど見ることができる大学生が、ある屋敷の謎を解く物語。
なかなか大変な目に遭っていながら、それなりに普通に大学生活を送り、普通に恋もしていた彼だけに、その日常にまで屋敷に関わる怪異が迫ってきたときは恐ろしさを感じた。
しかもこの謎、要素が複数に絡み合っているので、なかなかに手ごわい。
最終的に彼の友人を色々な意味で巻き込む結果となるし、何より犯人の正体 -
Posted by ブクログ
減らすつもりがなぜか増えている積読消化シリーズの25冊目。
思ってたのと違う。
もっとなんかこう、頭脳戦のバチバチバトルかと思っとった。
でもこれはこれでおもしろかったわ。
★3の中かなー。
教師と生徒が、互いに金玉を握り合う関係(笑)
そして脅迫。
そこから始まる謎の進路指導。
そして君たちはどう生きるか。
作者の年齢が近いのかな。
高校生のイヤらしさがよく書けてると思う。
こういうのもいいな。
ホラーとかミステリーみたいなもんじゃないから結末や展開が予想できなくて新鮮だった。
生きづらいパーソナリティを持った人間の足掻き? 生存戦略?
そんな話しだったと思う。
ただ、 -
Posted by ブクログ
2019年、第9回ポプラ社小説新人賞を「Bとの邂逅」で受賞。
単行本刊行時に『ニキ』、文庫化にあたり『二木先生』と改題された。まるで出世魚のように名を変えてきた作品。
選択肢AかBか。多数派であるAに対し、あえてBを選び取ってしまう側の同士との邂逅——その構図を導入部分は、とても印象に残ります。
そして 邂逅したのは、二木先生と生徒・広一。
ポプラ社の文学賞受賞作としてはやや異質に感じます。本作は、同社のイメージに対する一つの試みかもしれない。といっても それほどポプラ社さんを読んでいるわけではないです。ごめんなさい。
未成熟な存在への志向を抱えた教師と、文字に色を見る共感覚を持ち、他者