藤沢周平のレビュー一覧

  • 用心棒日月抄

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    内容紹介

    家の事情にわが身の事情、用心棒の赴くところ、ドラマがある。青江又八郎は二十六歳、故あって人を斬り脱藩、国許からの刺客に追われながらの用心棒稼業。だが、巷間を騒がす赤穂浪人の隠れた動きが活発になるにつれて、請負う仕事はなぜか、浅野・吉良両家の争いの周辺に……。江戸の庶民の哀歓を映しながら、同時代人から見た「忠臣蔵」の実相を鮮やかに捉えた、連作時代小説。

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    2018年07月27日
  • 市塵(下)

    購入済み

    心の修行でした。

    ようやく時間が出来て、65の手習い?として、落ち着いて本を読めるようになり、難しくはありますが、大変読みごたえがありました。藤沢周平の世界観といいますか、精緻な資料に基づいた構成と文章に、老いてからの心の修行をしている感を受けました。今後も読み続けたく思います。

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    2018年02月05日
  • 人間の檻 獄医立花登手控え(四)

    購入済み

    面白いよ

    時代物の本を買ったのは、初めてだったけど、読んでて面白いと思った。
    この本、シリーズものらしいから、他のも買ってみようと思ってる。
    事件が短編で書かれてるから、どこから読んでもいいっていうのも読んでて楽かな。

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    2018年01月15日
  • 用心棒日月抄

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    のっぴきならないワケがあって脱藩し浪人となった青江又八郎が、用心棒稼業を通じ、江戸で遭遇する事件の数々を描いた短編連作。青江が遭遇する事件すべてに赤穂浪士の討ち入りが絡んできて忠臣蔵アナザーストーリーになっているのが巧いし、スマート系(青江)×ワイルド系(細谷)のブロマンスなバディものとしても面白い。

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    2018年01月08日
  • 用心棒日月抄

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    すでにやっていると思うが、これを基にしてテレビ時代劇をリメイクしたいなと感じた作品。

    内容はやんごとない理由で脱藩した武士が江戸で用心棒を稼業とするなか、赤穂浪士の敵討ちが絡む痛快時代劇。
    出てくるキャラクターが存在感があり、それぞれのその後を追いたくなるぐらい魅力的だった。

    藤沢周平はやっぱり安定した面白さがあると再認識した。

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    2017年12月31日
  • 用心棒日月抄

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    1978年初版の、藤沢周平さんの大人気時代小説。
    恐らく中学生くらいの頃に読んだのですが、30年ぶり?くらいの再読。
    某藩藩士の青江又八郎さんが主人公。

    藩内の陰謀(藩主の毒殺とか)を知ってしまって、首魁(藩の家老)に殺されかかって、反撃して殺してしまいました。
    そして面倒なことに殺した相手は、自分の許嫁の父。
    その上、チャンバラして相手を殺す瞬間を、愛しい許嫁に目撃されてしまった。

    取るものも取りあえず、殺されてはあかんので、脱走、脱藩して江戸に出てきました。
    陰謀にまみれた地元に戻れる道はなさそうで、こうなったらいずれ、「愛しい許嫁が敵討ちに現れるだろうから、そうしたら、殺されてあげよ

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    2017年11月24日
  • 闇の歯車

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    藤沢周平の初期の少ない長編のひとつ。
    4人の男たちが、消えてしまった恋人、別れられない愛人や、病気の妻、などのしがらみから押し込みを働くのだが・・・。この作品も初期のものであり、全体に非常に暗いトーンで物語が流れていく。登場人物の一人一人が暗い影を持ち、題名のごとく闇の中にいる。一方すさんだ姿でありながら、どこか人間的なところが残っており、そのことによって救われている

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    2017年11月16日
  • 用心棒日月抄

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    藤沢周平の作品は、映画「たそがれ清兵衛」(2002年 出演:真田広之、宮沢りえ)、「隠し剣 鬼の爪」(2004年 出演:永瀬正敏、松たか子)、「武士の一分」(2006年 主演:木村拓哉、檀れい)で観たことがあったが、小説を読むのは初めて。

    時代小説を読むのは、隆慶一郎がほぼ初めてだった、
    読むべき本が山ほどありそうだ。

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    2017年09月14日
  • 人間の檻 獄医立花登手控え(四)

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    すべて読み終わってみて、感想を一言でいうと、さわやかな物語だった、ということ。

    小伝馬町の牢獄医師という主人公の設定の他に、4冊それぞれのタイトルに「檻」という単語が用いられているので、窮屈で真面目な話というイメージもあったのだが、そんなことはまったくなかった。

    なぜそういうタイトルにしたんでしょうね。

    手品のように次々に物語が生み出されていくさまは圧巻ともいってよく、中井貴一主演でNHKでテレビドラマ・シリーズが作られたそうだが、それも当然である。

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    2017年09月10日
  • 愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)

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    主人公が江戸時代の牢獄医という設定から、暗くて陰惨な話が中心だろうとイメージしていたが、読後感はカラッとして明るい。

    おもわずニヤッとするやりとりがたくさん出てくる。

    この設定から、こういう楽しい読物を創り出すのは、作者の力量というほかない。

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    2017年09月10日
  • 風雪の檻 獄医立花登手控え(二)

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    解説を読んだら、物語の主要な眼目がネタばれされていて、興覚め。

    しかもそれでもって作品を誉めたつもりになっている。

    こういうのって、サッカーの録画を見る前に結果を告げられるのと同様で、せっかくの楽しみがおじゃんである。
    物書きを生業とする人間が、その程度の最低限度のマナーをわきまえていないというのは噴飯もの。

    解説した女流作家はもう亡くなっていて文句の言いようもないのだが、版を改める際にでも差し替えすべきだろう。

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    2017年09月10日
  • 愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)

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    第1巻第2巻に続き、第3巻を14年ぶりに再読し、獄医立花登の世界にどっぷりとつかってしまっている(笑)
    囚人の頼みごとを聞きながら、様々な事件に遭遇する主人公は、時には清濁併せのみ、人情味あふれる解決をする。
    牢獄及びそこに収監されている犯罪者の話が中心のため、ともすれば暗い話となるところを、寄宿先のおじの家での出来事やユーモラスなやりとりが、このシリーズを魅力的にしている。
    従妹のおちえとの関係もますます進展しそうで、最終巻でふたりは結局どうなるのか、すっかり忘れてしまっているので、再読しなくては。

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    2017年06月05日
  • 愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)

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    1、2巻に比べるとちょっとまとまり過ぎて
    事件のインパクトに欠ける気がするが
    立花登の益々活動的な事件への探求心は
    中々爽快で事件の哀れさも少し薄まる。

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    2017年03月14日
  • 春秋の檻 獄医立花登手控え(一)

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    立花登は、一介の獄医(アルバイト)でありながら、手練の柔術を活かし、素人には決して踏み入れないような危ない話に、どんどん絡んでいく。ちょっと不思議な設定。

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    2018年10月14日
  • 春秋の檻 獄医立花登手控え(一)

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    主人公立花登が柔術の達人であり
    獄医と言うのが中々面白い。
    藤沢周平の人情や切なさがありつつ
    も主人公、立花登のこれからの成長
    が楽しみ。

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    2017年02月19日
  • 愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)

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    さあ3作目。かなりこなれて来た感じ。おちかといい雰囲気やんか! あと1冊でどうまとめるのか楽しみ ^_^

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    2016年05月07日
  • 風雪の檻 獄医立花登手控え(二)

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    溝端君が演じる予定の獄医立花登手控え第2作。事件はともかく弥助がややこしい状況になったり、はたまたおちえとの状況がちょっと変わってきたりと全体的には進展している。

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    2016年04月24日
  • 春秋の檻 獄医立花登手控え(一)

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    5月からNHK BSで溝端淳平主演でドラマ化されるものの原作シリーズの1作目。82年にも中井貴一主演でやはりNHKでドラマ化されたが、それは知らない。まあさすがに藤沢周平。しっかりと読ませてくれます。溝端君似合ってそう。柔道もするのだろうか?

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    2016年04月09日
  • 用心棒日月抄

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    出だしは大衆読物のようでつまらなく、今まで文庫としてよく続いたと思ったが、「内儀の腕」から俄然おもしろくなった。特に赤穂浪士の討入り準備段階の関わりの機微は、最初から構想にあったのか、連載が続くにつれ生まれたのか、興味深いところだ。さらに本巻で完結かと思いきや、シリーズが続いている。もちろん手に取るつもりだ。2016.3.1

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    2016年03月01日
  • 風雪の檻 獄医立花登手控え(二)

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    宇江佐真理のあとがきだった。ケチな伯母がとうとうお小遣いを少しだけ上げたようだ。おちえに対する気持ちがはっきりしてきたし、おちえ側も慕ってきた。でも家に入りたいのかわまだ揺れてる。牢問って恐ろしいことだったろうな。でも牢医は最後のラインを見極めないといけないし、見ていないと正しい判断できないし。新谷弥助は犯罪の一歩足踏み入れていたことにならないかな。無事抜け出せたらいいんだけど。あんなにすんなりといくものなのかしら。次も読みたいけど、またのお楽しみ。藤沢作品はあまりおいしそうなシーンはないなぁ。

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    2015年05月27日