西東行のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
感想
主人公の少女が今まで見てきたすぐに人を信じて感情を露わにする子たちに反して、年不相応に賢くけれど相応に感情豊かな子で、そんなきつい言葉ばかりはきがちな子がふとこぼした素直な好意や強い感情がより一層この子の魅力を増していた。
青い詩人の正体は、察しが良ければすぐにわかる。
しかしその正体が少女に露見する段階は実物だった。劇的と言えるかはわからないがこの出会いと別れが詩人が今まで辿ってきた歴史なのだとも感じた。
最後の二人の別れ際でキッスの少女の心象は確かにそうだと思うしそれはそれとして詩人の愛が人を愛おしく思う系だと思ってたので抱きしめるを越して「深く」キッスをしたことに彼の彼女に向ける愛が結構複雑で思ったより別の意味で重く、人尊い系ではないことに驚いた。
もちろんないこともないとわかるがきっとそれだけではないことしかわからないので彼の独白が見れなかったのが残念だ。
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Posted by ブクログ
・前作と同じ世界観
・しかし登場人物は違うので、前作未読でも全然平気
・キャラの個性が若干薄い(前も思ったけど)
・そのせいか、最後の印象は淡い水色みたいな
・爽やかな終わり方
・続編を書くことを考慮し始めたのかな…?
・主人公いい子過ぎ
・と思ったら言葉遣い悪いこともあって親近感
・作中のテーマのようなものをなんとなく感じ取れるような……
・ワツレン可愛い
二作目もとても好みの作品でした。少し気になるのは、登場人物の性格が弱いことです。
あまり強烈過ぎるのも考えものですが、全体的に、明確な性格付けがなかったように思います。
…偉そうなこと言ってますが、最終的な結論は『大満足』です。
昨今、こんな本に金をかけたくないと思ってしまう物を見掛けることもあるのですが、この本は630円以上の価値があると感じています。
数学を扱ったファンタジーというのも、なかなか見つけられないものかなーと思ったり…。
ということでお勧めです。ぜひ読んで欲しい本です。 -
Posted by ブクログ
貴族の少女プルーデンスは、両親とともに大叔父の住む島へ移住する。そこには星形で40年以上水を流し続ける鳥の塔が存在した。鳥の塔のからくりを明らかにすると強大な軍事力となると信じられており、誰にも破られていない等の迷宮を解く鍵がどこかにあると信じられていた。ある日、プルーデンスの住む家に賊が侵入し、鍵になりうる護符が盗まれる…。
ライトノベルのファンタジー。名前や地名だけでなく、妙に慣用句だの四字熟語を散りばめてのめりこめない状態を作っている文でどうしたもんかなという序盤に、中高生レベルの豆知識で一章一章を占めるというスタイルにやや辟易させられる。
中盤に近づくと、プルーデンスおよび謎の吟遊詩人で読むのだなと理解が出来るので、急激にストーリーをつかめるようになるため、わかりやすくなるだろう。
作者も書いているが、ほぼ処女作という作品で、序盤は大して面白くもない話を、読みにくく虚飾された言葉で空回りしているきらいがある。あとまあ、最近の異世界物でもそうだけど、小中学生レベル、一休さんレベルのトンチで無双するのはどうなんだろうか。
塔の迷宮がメインかと思ったら、もうそこは終盤。電子だと終盤感がわからなくていかんね。で、塔の中はゴチャゴチャーっと肝心のからくりもいい加減に感じた。
大きなストーリーとしては各世代楽しめるようになっていて、ファンタジー要素も適度と感じる。
ただまあ、序盤よね。特に会話中心で進むのだが、いうほど噛み合っていないため、電子特有のページが逆に進んでしまうことが有ったが、それでも違和感のない散漫な感じはマイナス。
あと、タイトルがわかりにくかった。 -
Posted by ブクログ
聡明な貴族の娘は、亡くなった祖母の遺品を家族と共に
嫁ぎ先の『家』へと運んだのだ先で、驚きべき事に直面する。
いい人そうなのが案外…というよりも
周囲がほぼ敵というのもいかがなものか。
人畜無害そうなのはいますが、面倒そう。
というより、母親。
ものすごく『貴族』という感じがします。
家族という感じがしない、というのもありますが。
これに家族愛を求めるのはどうかと…。
どう考えても『大人』ではありませんし。
この時期の子供にしては、かなりの冒険。
よく成し遂げました、というのはありますが
この後…どうするのでしょう?w
非現実、の後は、確実なる現実、です。
これだけ外が騒がしければ、確実にいなくなった事がばれますし。