西東行のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
感想
主人公の少女が今まで見てきたすぐに人を信じて感情を露わにする子たちに反して、年不相応に賢くけれど相応に感情豊かな子で、そんなきつい言葉ばかりはきがちな子がふとこぼした素直な好意や強い感情がより一層この子の魅力を増していた。
青い詩人の正体は、察しが良ければすぐにわかる。
しかしその正体が少女に露見する段階は実物だった。劇的と言えるかはわからないがこの出会いと別れが詩人が今まで辿ってきた歴史なのだとも感じた。
最後の二人の別れ際でキッスの少女の心象は確かにそうだと思うしそれはそれとして詩人の愛が人を愛おしく思う系だと思ってたので抱きしめるを越して「深く」キッスをしたことに彼の彼女に向ける愛が結構 -
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Posted by ブクログ
・前作と同じ世界観
・しかし登場人物は違うので、前作未読でも全然平気
・キャラの個性が若干薄い(前も思ったけど)
・そのせいか、最後の印象は淡い水色みたいな
・爽やかな終わり方
・続編を書くことを考慮し始めたのかな…?
・主人公いい子過ぎ
・と思ったら言葉遣い悪いこともあって親近感
・作中のテーマのようなものをなんとなく感じ取れるような……
・ワツレン可愛い
二作目もとても好みの作品でした。少し気になるのは、登場人物の性格が弱いことです。
あまり強烈過ぎるのも考えものですが、全体的に、明確な性格付けがなかったように思います。
…偉そうなこと言ってますが、最終的な結論は『大満足』です。
昨 -
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Posted by ブクログ
聡明な貴族の娘は、亡くなった祖母の遺品を家族と共に
嫁ぎ先の『家』へと運んだのだ先で、驚きべき事に直面する。
いい人そうなのが案外…というよりも
周囲がほぼ敵というのもいかがなものか。
人畜無害そうなのはいますが、面倒そう。
というより、母親。
ものすごく『貴族』という感じがします。
家族という感じがしない、というのもありますが。
これに家族愛を求めるのはどうかと…。
どう考えても『大人』ではありませんし。
この時期の子供にしては、かなりの冒険。
よく成し遂げました、というのはありますが
この後…どうするのでしょう?w
非現実、の後は、確実なる現実、です。
これだけ外が騒がしければ、確実に