森崎朝香のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
愛憎
母を殺された国へ嫁ぐが本当は夫となる王の殺害が目的だが王も本当の王である従兄の身代わりで王妃もまた父の寵愛を受けた姉の身代わりとして嫁ぎ母の仇を撃つためだけに刺客としての腕を磨いてきたが王も同じ境遇であったと知る互いの国に翻弄される2人そこには個人の意志は関係なくやるせなさが残り後味が悪いのでやっぱりハッピーエンドがいいです。
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Posted by ブクログ
両親を亡くし、結婚をさせられそうになっていた主人公は
憧れていた『乙女』になる事に。
心細くて、支えが欲しい、という気持ちは分かりますが
うっかりそこにすがると大変な相手です。
よくも説得してくれました、という感じです。
そして分かりやすく、俗物にまみれていますが
経営するうえでは、仕方がない事、ではあります。
相手が相手なので、恋愛があるわけではなく
頑張る乙女の葛藤と決断と行動力がメイン?w
とりあえず、あの男と結婚する羽目にならなくて
本当に良かったです。
確実に不幸な道一直線☆ な男でしたし。
人間生きるのに必死です、というのは誰しも同じですが
最低限の誇りと矜持は持ちたいものです -
Posted by ブクログ
遠い親戚に、突如結婚を迫られた主人公。
80代の老人だと思っていた相手は
外見20代の伯爵様。
相手の所に行くまでにバルコニーから落ちたのに
着いても落ちてます。
忠告されるとか言う前に、怖くて近寄らない、とか
そういう選択はないのでしょうか?w
名ばかりの夫婦でいいという未来の夫に対し
未来の妻は歩み寄ろうとしてるのが
何だか健気です。
が、その場面の伯爵の突っ込みが面白い。
自分を使える人はすごいな、と思います。
相手にどう訴えかければいいのか、を
熟知しているわけですから。
しかしそうして利用された方としては
たまったものではないですが。
今回に限っていえば、利用された人は
思い込 -
Posted by ブクログ
ネタバレ悪魔憑きの伯爵の再婚相手に選ばれたリリーマリアの波乱の結婚生活。リリーとサルヴァトーレの仲は中々進展しないし、アイラが出てきた辺りでページは残り僅か…本当にこれ終わるの?と心配してたら、やっぱり終わらなかった…^^ 昔の婚約者のスザンナ強すぎて2人の進展は遅そうだし、結局べリアルが何者で何でリリーにちょっかい出すのかも謎だし、何よりアイラとの決着はおあずけ…これで終わりはあまりに中途半端なので、ぜひ続編を!とくに、べリアルが気になります!しかし、シーモンショックが酷かった…wリリーに贈り物や手紙を用意したのはサルヴァトーレではなくシモンだと知って、その紳士ぶりにもうシーモンと結婚すれば良いんじ
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Posted by ブクログ
ネタバレ凪かすみさんのイラストに惹かれて購入。
榧が育ってきた環境から無口で、それが焔によって、微笑むことができるようになったのはいいのですが、榧が巫女になりたいと思った動機がちょっと薄かったかなぁ。最初、敵方の槇の方が面白い性格してるなぁって思いました。(後半、ことごとく付いてくる巫女の力はやっかいだったり、マッドサイエンティストって感じの後半の台詞はちょっと・・・って感じでしたけど)
榧が次の帝が必要とする「神名」を奪って、ギンレイ国から神の国に焦土の神様を返しに行く途中でギンレイ国の王様焔と出会い、焔は榧に惚れて、何かと助けてあげるってお話。
あれだけ冬山の危険を説いているのに、あっさり山 -
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Posted by ブクログ
これ、花嫁じゃないんじゃないの?
タイトルに偽りあり、のような気がしないでもない。厳密に言えば全然花嫁じゃないし、ラブ成分も不足しているから、読後感は微妙。
頭の中が花畑なお姫様が、現実に直面して目覚めて行くのはいいんだけど……。結局、これは誰とくっつけようとしていたのかまるでわからない。皇太子の従者? でいいの?
まあ、前の作品の皇帝の後宮に入ったところで、彼とどうにかなるわけがないのはわかっているから、その辺りの出番は削って相手役をどうにかして欲しかった。花嫁もので売るのならば。
ただ、そうすると、花畑姫が現実に目覚めていく過程がアレなので、二分冊くらいで花畑が現実になるまでと、次がラブ成 -
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Posted by ブクログ
そろそろ、このシリーズネタ切れなのでは……(笑)。でも、この人の別シリーズはあんまり好みではなかったので、まあ、ネタが続く限りは頑張って書いて欲しいものです。
今回は割りと受身のヒロインなのかしら? と思ったら、記憶喪失なだけでそれほどでもなかったですね。こういう芯の強いヒロインは好きです。男の尻を叩いちゃうようなヒロインがいい。だからと言って、男と張り合おうとするヒロインでは、興ざめなんだけども……。
いかにも貴族の坊ちゃんなあほ若君が、ヒロインを想うがゆえに変わっていくというのは、好みの展開です。
総じて好感が持てる。でも、ちょっと、味付けが薄味だったかな、という印象。淡々と進んで終わった -
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