森崎朝香のレビュー一覧

  • 雄飛の花嫁 涙珠流転

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     森崎さんのデビュー作。私は彼女の作品の中では、やっぱりこの作品が一番好き。望まない結婚、政略結婚の話といったありがちな話ですが、心理描写うまいですし、ただ貧弱な主人公というわけでもない。表紙通りの儚さを持ってもいますが、私はこの作品、そして彼女が好きです。閃王・飛鷹も、男としての魅力があるかな、と思います。

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    2009年10月04日
  • 翔佯の花嫁 片月放浪

    ネタバレ 購入済み

    愛憎

    母を殺された国へ嫁ぐが本当は夫となる王の殺害が目的だが王も本当の王である従兄の身代わりで王妃もまた父の寵愛を受けた姉の身代わりとして嫁ぎ母の仇を撃つためだけに刺客としての腕を磨いてきたが王も同じ境遇であったと知る互いの国に翻弄される2人そこには個人の意志は関係なくやるせなさが残り後味が悪いのでやっぱりハッピーエンドがいいです。

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    2022年08月04日
  • ユニコーンの聖乙女 聖獣と乙女の契約事情

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    両親を亡くし、結婚をさせられそうになっていた主人公は
    憧れていた『乙女』になる事に。

    心細くて、支えが欲しい、という気持ちは分かりますが
    うっかりそこにすがると大変な相手です。
    よくも説得してくれました、という感じです。
    そして分かりやすく、俗物にまみれていますが
    経営するうえでは、仕方がない事、ではあります。

    相手が相手なので、恋愛があるわけではなく
    頑張る乙女の葛藤と決断と行動力がメイン?w
    とりあえず、あの男と結婚する羽目にならなくて
    本当に良かったです。
    確実に不幸な道一直線☆ な男でしたし。
    人間生きるのに必死です、というのは誰しも同じですが
    最低限の誇りと矜持は持ちたいものです

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    2017年09月01日
  • 闇獅子伯爵の再婚事情

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    遠い親戚に、突如結婚を迫られた主人公。
    80代の老人だと思っていた相手は
    外見20代の伯爵様。

    相手の所に行くまでにバルコニーから落ちたのに
    着いても落ちてます。
    忠告されるとか言う前に、怖くて近寄らない、とか
    そういう選択はないのでしょうか?w

    名ばかりの夫婦でいいという未来の夫に対し
    未来の妻は歩み寄ろうとしてるのが
    何だか健気です。
    が、その場面の伯爵の突っ込みが面白い。

    自分を使える人はすごいな、と思います。
    相手にどう訴えかければいいのか、を
    熟知しているわけですから。
    しかしそうして利用された方としては
    たまったものではないですが。
    今回に限っていえば、利用された人は
    思い込

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    2017年04月05日
  • 闇獅子伯爵の再婚事情

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    ネタバレ

    悪魔憑きの伯爵の再婚相手に選ばれたリリーマリアの波乱の結婚生活。リリーとサルヴァトーレの仲は中々進展しないし、アイラが出てきた辺りでページは残り僅か…本当にこれ終わるの?と心配してたら、やっぱり終わらなかった…^^ 昔の婚約者のスザンナ強すぎて2人の進展は遅そうだし、結局べリアルが何者で何でリリーにちょっかい出すのかも謎だし、何よりアイラとの決着はおあずけ…これで終わりはあまりに中途半端なので、ぜひ続編を!とくに、べリアルが気になります!しかし、シーモンショックが酷かった…wリリーに贈り物や手紙を用意したのはサルヴァトーレではなくシモンだと知って、その紳士ぶりにもうシーモンと結婚すれば良いんじ

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    2015年12月14日
  • 銀嶺の巫女: 1

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    ネタバレ

    凪かすみさんのイラストに惹かれて購入。

    榧が育ってきた環境から無口で、それが焔によって、微笑むことができるようになったのはいいのですが、榧が巫女になりたいと思った動機がちょっと薄かったかなぁ。最初、敵方の槇の方が面白い性格してるなぁって思いました。(後半、ことごとく付いてくる巫女の力はやっかいだったり、マッドサイエンティストって感じの後半の台詞はちょっと・・・って感じでしたけど)

    榧が次の帝が必要とする「神名」を奪って、ギンレイ国から神の国に焦土の神様を返しに行く途中でギンレイ国の王様焔と出会い、焔は榧に惚れて、何かと助けてあげるってお話。

    あれだけ冬山の危険を説いているのに、あっさり山

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    2013年09月08日
  • 玄天の花嫁 嬌鳥待望

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    琉国公主・綺嬌は、側妃として隣国へ。しかし、年の離れた王の暴君と正妃の嫉妬に悩む。そんな、綺嬌を救い出そうとする男。二人の運命は。

    綺嬌がたおやかで、はかなげで、それだけに嫁いでからの日々は本当に重苦しくてつらかったです。
    どうしようもない日々の中での二人の交流が、余計にきらめいて見えました。後半の展開はまさにドラマチック。ふたりは添い遂げたと信じたいなぁ。

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    2012年10月30日
  • 藍玉の花嫁 紅涙流落

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    これ、花嫁じゃないんじゃないの?
    タイトルに偽りあり、のような気がしないでもない。厳密に言えば全然花嫁じゃないし、ラブ成分も不足しているから、読後感は微妙。
    頭の中が花畑なお姫様が、現実に直面して目覚めて行くのはいいんだけど……。結局、これは誰とくっつけようとしていたのかまるでわからない。皇太子の従者? でいいの?
    まあ、前の作品の皇帝の後宮に入ったところで、彼とどうにかなるわけがないのはわかっているから、その辺りの出番は削って相手役をどうにかして欲しかった。花嫁もので売るのならば。
    ただ、そうすると、花畑姫が現実に目覚めていく過程がアレなので、二分冊くらいで花畑が現実になるまでと、次がラブ成

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    2010年12月21日
  • 玄天の花嫁 嬌鳥待望

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    内容は身分違いの恋といったところ。「花嫁シリーズ」と銘打っていろんな時代の話が今まであったけれど、今回は1作目の『雄飛の花嫁』に最も近い時代の話になっている。
    最後は完全にハッピーエンドとは言えないので、読後感はあまりすっきりしないかも。

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    2010年08月17日
  • 秋霖の花嫁 香霧想起

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    展開は予想した通りでしたが、最後まで読んでじんわりキュンときました。回想シーンを読んでから、もう一度最初から読み直してみるとまた違った楽しみ方ができそうです。

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    2010年06月20日
  • 秋霖の花嫁 香霧想起

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    ネタバレ

    花嫁シリーズ11弾

    今回の話は王族とはあまり関係のないお話でした。
    脇役のような感じで公主が出てきましたけど。

    最後はちゃんとハッピーエンドでした。
    良かった良かった。

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    2013年12月15日
  • 鳳挙の花嫁 朱明探求

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    これ一冊でも読めるけれど、『雄飛の花嫁』『翔佯の花嫁』と合わせて読んだ方が楽しみは倍増すると思います。

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    2010年05月13日
  • 天の階 竜天女伝

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    作者自身もあとがきで言っているけれど、それぞれの少女にきちんと焦点をあててきちんとそれぞれの物語を書いてほしかったかな。設定がよかっただけにちょっと残念な気がします。

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    2010年05月13日
  • 秋霖の花嫁 香霧想起

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    そろそろ、このシリーズネタ切れなのでは……(笑)。でも、この人の別シリーズはあんまり好みではなかったので、まあ、ネタが続く限りは頑張って書いて欲しいものです。
    今回は割りと受身のヒロインなのかしら? と思ったら、記憶喪失なだけでそれほどでもなかったですね。こういう芯の強いヒロインは好きです。男の尻を叩いちゃうようなヒロインがいい。だからと言って、男と張り合おうとするヒロインでは、興ざめなんだけども……。
    いかにも貴族の坊ちゃんなあほ若君が、ヒロインを想うがゆえに変わっていくというのは、好みの展開です。
    総じて好感が持てる。でも、ちょっと、味付けが薄味だったかな、という印象。淡々と進んで終わった

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    2010年04月03日
  • 秋霖の花嫁 香霧想起

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    相変らず落ち着いた文体で、最後まで飽きずに読めた。イラストも目を惹く可憐さで大満足。今回はハッピーエンドで良かった。花嫁シリーズを読む時は、いつも幸せな結末を願いながらページをめくります。

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    2010年04月01日
  • 蘭契の花嫁 綺羅纏絡

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    敵国の王様が主人公を好きになって元婚約者と主人公を懸けて勝負したりするのかと期待して購入したのですが、そんな事は全くありませんでしたね。
    少々納得出来ない内容でした。

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    2010年09月11日
  • 孤峰の花嫁 霞彩包懐

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    嫁シリーズもので久しぶりに惹かれたので。
    さらーっと読めました。身代わりとか誤解とか好きだな~。
    あの人は策略も虚しく…だったけど、正妃の最後が詳しく見たかった。

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    2010年02月20日
  • 海鳴の花嫁 玻璃暗涙

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    シリーズ第8作目。
    読み終わって一番最初に思ったこと。
    蒼桂可哀想すぎ。
    あと、ラストが少し曖昧な感じがしました。
    結局巴璃と海鵬は亥国と共に滅んだのでしょうか?
    最終的に2組ともハッピーエンドとは言い難い終わり方だったように思います。私は。

    この巻を最初に読んだので他の巻については分かりませんが、飛鷹(または閃国)を中心に別の物語が描かれそうな気がします。
    もしあったら読んでみたいと思います。

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    2012年04月23日
  • 黒の目覚め 赤の胎動 ウナ・ヴォルタ物語

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    2巻目にしてキャラ設定を見失いました……あれ、このコどんな子だっけ……?(×∞)それでもあれです、とりあえず次男は好みです。長髪美形大好き(……)。

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    2009年10月07日
  • 鳳挙の花嫁 朱明探求

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    『雄飛』の孫世代で、『翔佯』のときに分からなかったことが明かされます。
    やっぱり『雄飛』が1番だと改めて思います。

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    2009年10月04日