由美村嬉々のレビュー一覧
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学生時代。場所は違いますが、これと同じ自販機でうどん、そば、ラーメンを食べていました。その懐かしさから、この本を手に取りました。
途中から、私も署名をした人の一人となった思いで読み進めました。
最後には涙があふれました。
いろんな人たちが、この自販機を通し人生を歩んでいる様子が描かれています。
クセのない温かみのある絵も、たいへんよかったです。
以下、私の思い出。
駅から遠く離れた学校。校門前のパン&文房具店の軒下に自販機2台あり。からっ風に吹かれるバス停と違い、半囲いのあるテーブル席でほっとできる空間。
当時 1杯 150円。かじかんだ手を器で温めながら食べ、毎回スープまで飲み干す -
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予約待ちをしている間にスノこさんもかなさんも読まれていて、早くこーい!と思っていたら願いが通じたのか、まさしく今日!届いてたー(*≧∀≦*)
我が県にもないかなぁと調べてみたら、あった!
…けど遠いな…県の中心部ではなくて、あの水産高校のあるあの町にあるそうな。
ちょっとしたドライブ旅だな。
でも壊れる前に行かないと食べられなくなっちゃう。
みんなに“ぽんこつ”って呼ばれてるの愛情を感じるよね。
いくつものドラマを見てきたんだろうなぁ。
温かい食べ物って心も一緒に温めてくれるもんね。
みんなにとってなくてはならない自販機なんだよね。
ちょっとほろりとさせられたり、ハラハラしたり、ホッとし -
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やっと、読むことができましたよ、湖永さん、ありがとうございます(*^^*)
「ぼくは ぽんこつじはんき」のタイトル通り、うどん・そば自販機が主人公のこの作品!海の見える場所で40年、あったかいおいしいうどんとそばを提供してきました。“ぽんこつ”だけれど、たくさんの人が毎日訪れています。“ぽんこつ”だけに、故障も多くなってきたことをうけて、ご主人のすみおさんが決断します…。
私は実はこの手の、うどん・そば自販機、見かけるといつも食べたいなぁ〜と思っていたけれど、実は食べたことがないんですよ…!ずっと、もうずっ〜っと食べてみたかったんですけどね、そんなことを思っている間に私が“ぽんこつ” -
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絵本の主人公は、海の見える近くにある「うどん・そば自販機」で、200円を入れて、うどんかそばを選ぶと30秒でもアツアツの美味しいのが食べられる。
24時間365日、ずっと作り続けている。
40年もやってきたからそうとうくたびれて、みんなは「ぽんこつじはんき」と呼んでいる。
きょうもたくさんの人が食べに来ている。
親子連れやデート中のカップルや大型バイクに乗ってきたグループや長距離トラックの運転手…。
ひっきりなしに食べに来る。
たくさんの声を聞きながら…
いつもと違うのは、みんなの悲しそうな声で。
ぽんこつだからもうお別れなんだと思っていたら別のところへ引っ越しだ。
また、違うところでみん -
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人工呼吸器をつけた気象予報士に!!
中学2年生のぼく、おおたあきらは「先天性ミオパチー」という、進行性の難病のため呼吸は人工呼吸にに頼り、移動は車いす、そして食事やトイレの介助、痰の吸引などのケアがあって生きている…。そんなぼくの楽しみは、気象予報士のしんたろうお兄さんの予報を聞くことだった…。
気象予報士になりたいという夢を抱いたあきらくんへ、家族からの心あたたまる贈り物がこのタイトルに込められています。あきらくんの夢を応援してくれる家族や周りの人がいる…そして、この作品も実話です!あきらくんが気象予報士になれたらいいなって思います。頑張れ!あきらくん!! -
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「ぼくは、うどん・そばじはんき。
海の見えるこの土地にずっと住んでいる。」で始まります。
この絵本は、「ぽんこつじはんき」と呼ばれている自販機目線で語られている絵本です。
みんなに喜ばれている自販機くんですが、経年の劣化には耐えられず危機が訪れます。
彼は、どうなる???
わたしの母校の高校にもありました、天ぷらうどんの自動販売機。
狭い生徒会室の奥に鎮座ましましておりました。
テーブル備え付けの、瓶入りの七味唐辛子を、隣の友だちのうどんに大量にふりかけるイタズラが流行りました。
間もなく、七味唐辛子は、置かれなくなりましたw
懐かしさをそそる絵本でした。うどん