横山起也のレビュー一覧

  • どこにもない編み物研究室 日本の過去・未来編:手芸とは何か? 時間軸で俯瞰すると見えてくるものがある!

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    編み物と歴史、編み物と宗教、編み物と芸術、編み物と糸紡ぎ、編み物の未来、ぜ〜んぶ楽しませていただきました!
    編み物は齧りたてですが、ベテランの編み手さんたちのお話の興味深いこと

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    2025年12月14日
  • どこにもない編み物研究室:「ものづくり」のすべてに共通の考え方とコツがここにある!

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    編み物だけに留まらず、モノを作ってる人、WSをしてる人受ける人、楽しめる本なのではないでしょうか。
    編み物に関わる色々な方々との対談本で、編み物の歴史、関わり方、癒し、技法、命が宿る編みぐるみ、マインドなどなど、興味深いお話がたくさんありました。
    編み物侍やメリヤス編みがスペイン語から来てるかも?とか正しい編み物だけじゃなく、自由な編み物も良いよね、とか面白かったです✨
    いっぱい編みたくなりました

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    2025年11月01日
  • 編み物ざむらい

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    すごく面白かった。
    編み物をする人にしか分からない表現があるのがたまらないのはもちろんだけど、お話としても深いものがあり、謎解き要素もありで楽しかった。
    横山さんは多才だなあ。
    続編も楽しみ^_^

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    2025年06月11日
  • 編み物ざむらい

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    編み物とさむらいとは?と思ったら江戸時代にポルトガルやスペインから伝わり下級武士の内職のひとつとして編み物があったらしい。なるほど・・
    編み針を武器に戦うのかしらとか想像していたけれどもそういうわけではなかったw
    正義感のために勘当されてしまった下級武士の主人公感九郎が編み物が得意なことを活かして仲間と共に幕府筋の悪いやつらを懲らしめるという話なのだけど、それだけではなくサイキック的な話もありトリックを仕掛ける面白さもありで楽しく読めた。
    茶壺の紐の秘密とか組紐とかへーそうなんだ的な雑学も得た。

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    2024年11月10日
  • 編み物ざむらい

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    不思議な作品である。
    安土桃山、織田信長の頃、日本には既にメリヤス編みが存在していた。外国からの宣教者によってもたらされた。

    このメリヤスという技法は、後々需要が伸び、仕事として商品として価値が生まれ流通もしていた。

    格式はありながら貧乏な武家に生まれ、メリヤス編みを内食にしていた感九郎は、正義感を曲げられずに父親と対立し勘当される。

    街で偶然会った二人に助けられ、大きな組織から悪を滅ぼす仕掛けをする三人のグループに助力することに。

    この感九郎は相手の心の内側に入ることができる。
    登場人物たちは不思議で魅力的。

    第2巻が刊行されることを望む!

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    2023年05月05日
  • 編み物ざむらい

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    設定が面白った。毛糸じゃなくても編み物はあるもんなぁ。
    まだ全ての謎が明らかになってないし、卍次のこともあるし、続くのかな?
    楽しみ!

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    2022年12月31日
  • どこにもない編み物研究室:「ものづくり」のすべてに共通の考え方とコツがここにある!

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    読み物としての編み物本。編み方から、糸から、歴史からと、さまざまな角度から見た編み物についての対談。
    ただ編むだけでも楽しいけど、編み物にまつわる世界って広いんだなと感じられて面白かった。
    ワクワク供給。

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    2022年02月01日
  • お茶漬けざむらい

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    ぼーっとした犬顔の軟弱武士が自分の好きな茶漬けで、周りを解きほぐしていく
    そしていつの間にか話題の「お茶漬けざむらい」になっていくグルメ時代劇
    お茶漬けって手間をかけなくても美味しくて、手間をかけたらかけただけ美味しさ広がる実はすごい料理だ
    幕末を描きつつ、伴櫛世相画やこわばりなど現代が絶妙に織り込まれていて面白い

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    2025年12月15日
  • お茶漬けざむらい

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    これは、絵はないが漫画である。

    時代劇だが登場人物のノリが軽く、山田全自動さんの絵柄が動いているようなイメージで読み進める。内容的には「いい加減な夜食」に通ずるような、予期せず「茶漬けで問題解決する傑物」に祭り上げられてしまった主人公の葛藤がメイン。当人の意に反して、世間の期待値ばかりが上がっていき、苦悩する主人公。それを面白がりつつも、明るく前向きに支える...んだか尻を叩いてるんだか...の芸者が、まぁほのぼのドタバタ漫画っぽいのかな。他の登場人物は、意外と「真面目にしてろ」と言われたら「時代劇然として」られそうなキャラが多いか。

    「漫画だ」と思って読むと、肩肘張らずに楽しく読める。読

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    2025年08月25日
  • 編み物ざむらい(三) 迷い道騒動

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    シリーズ1巻目から出てくる「メリヤスは心に効くのだ」というセリフがとてもいい。
    今作は、前作と違い「仕組み」の内容を予め知ることがなかったので、どんな仕組みなのだろうと考えながら読めて楽しかった。

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    2025年07月08日
  • 編み物ざむらい(二) 一つ目小僧騒動

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    シリーズ2作目の本作は、前作よりも少し読みにくかった。
    というのも、状況が分かりづらく感じたからだ。
    でもやはり面白かったので、一気に読んでしまった。
    それぞれのキャラクターがとてもいい。

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    2025年07月06日
  • 編み物ざむらい

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    編み物をする侍の話。
    浪人になってしまった感九郎。彼は内職で編み物をしていたが、そこに目を付けたある集団に手袋を編んでくれと頼まれる。そこから感九郎は事件に巻き込まれていく。
    編み物をしているからこそ分かる部分もあって面白かった。
    人の人生を編み物になぞらえているところも、編み手として嬉しい。

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    2025年07月06日
  • お茶漬けざむらい

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    とにかく今はお茶漬けが無性に食べたい。未明の脇を固めるキャラクターが個性豊かで魅力的。ぺそら漬けが気になって調べてみたら、山形の名産で色を抜いたナスのピリ辛の漬物だった。まだ謎も残っているし、今後も続きそうで楽しみ。謎の絵師、伴櫛の名前にニヤリ。

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    2025年06月05日
  • 編み物ざむらい

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    ネタバレ

    黒瀬感九郎は蘭方医の久世の不正を奉行所に訴え出たことで、凸橋家を召し放たれ、黒瀬家からも勘当されてしまいます。そんな感九郎がひょんなことから出会ったのが「御前」をはじめ不思議な手妻を使う寿之丞達。成り行きで彼らが行う「仕組み」を手伝うことになりますが ―― 。

    編み物が得意な感九郎が、人の影の糸を解くとその人が抱える過去が見えるという不思議な力も芽生え、危機を脱するという展開です。少々分かり難いところもありますが、心の檻について考えさせられました。
    まだまだ謎が多い登場人物達が楽しく活躍する様子を読みたいと思います。

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    2025年02月05日
  • 編み物ざむらい

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて読んでみました。とはいえ編み物要素はそこまで多いわけではなく。編み物の内職が自分にあっている主人公が編み物の主体の「糸」をテーマ・キーワードに、幼馴染たちや新しい仲間との出会いにより自分に向き合うという話。ちょっとだけファンタジー要素というか異世界の場面もあった。時代小説だけどそこまでガチガチじゃないので読み慣れてない人にもいいかも。まだまだ解明されてない謎もあるので次回作も楽しみ。
    へなちょこだけど特技はある主人公。一部の登場人物は漢字表記とカタカナ表記がある。カバーをして読んでいたので気づかなかったが表紙の背後の2人がジュノとコキリだった。そして源太の最後の告白で気になっ

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    2024年12月07日
  • 編み物ざむらい(二) 一つ目小僧騒動

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    ふざけたような題名のこのシリーズの2作目。

    不老不死の統領を掲げ、幕府の転覆を目的とした組織が存在。

    メリヤス編みが心を整える働きをする主人公の、過去との対峙。

    人は、その内部に抱えた自分をも無くしそうな災いの元を解決できるのは、自分指針を置いて他にはいない。

    そんな精神浄化とも言える内容も含むこのシリーズは、効能多し!

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    2024年04月14日
  • 編み物ざむらい

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    思ってたんと違う(いい意味で)
    タイトルだけの印象でなんとなく「ほっこり人情ものかな?」って思ったら急に仕掛けの裏工作が始まったり主人公が異能に目覚めたり。
    キャラが魅力的で、もっとこの人たちの活躍を見たくなった。シリーズ化希望!

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    2023年08月21日
  • 編み物ざむらい

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    江戸時代に武士が編み物?どんな話か期待せず読み始めたら、とても面白かった。
    次回作が出るならまた読みたい。

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    2023年01月11日
  • 編み物ざむらい

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    侍の内職として、傘貼りなどは知っていたが、メリヤス編みが当時あったのが驚きだった。
    登場人物が外見的にも個性派揃いでアニメや実写化には持ってこいの題材かも。
    話のテンポも良く、楽しめた

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    2024年12月09日
  • 編み物ざむらい

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    ネタバレ

    編み物が好きなので、とても楽しみにしていましたが、想像をはるかに超えていました。
    なんと言って良いのか、とても漫画チックな感じの話で、テンポ良く流れて、感九郎が、世間の波にもがきながらも、自分の中の「正しい」を見つめていく様子が若者らしい葛藤ですね。
    人は傷ついて、心の底に沈めているものがある、それは誰かが暴いて良いものではない。と、編み物の糸に例えている所が良かったなと思いました。
    まだまだ、続編を感じさせるものがありました。

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    2023年04月06日