山本文子のレビュー一覧

  • ほんとうのことは誰にも言いたくない

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    正直、異国日記しか読んだことはないのだけれども。
    あの作品は僕がうっすら考えている色んな思い、感情だったりを掬ってくれるもので、読んでいて心地良かったことを思い出す。

    10代の語彙が足りなくて強い言葉になってしまうこと、そしてその裏には色んな気持ちが渦巻いていること。
    そして大人には子どもの前では見せられないけど、伝えたい気持ちもあって、それぞれが距離感を不器用に掴み取りながら言葉を紡いでいく。
    僕は時間がかかってもこういった作業がなされる場所が好きなのかもしれない。
    それは飲み屋だったり、本屋だったり、カフェだったり。

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    2026年08月11日
  • ほんとうのことは誰にも言いたくない

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    『作品によっては私自身にとって特別な意味をちょっと持っていたりするものもありますが、そのことは作品そのものには意味をもたらさないですし長編だろうと短い読切だろうと、自分が描きたいことはだいたい描けたから全部受け取ってくれくらいの気持ちで世に送り出しています』―『プロローグ 岸に残る者と夜明けに向かう人』

    ヤマシタトモコが語る本をもう一冊。こちらは「違国日記」後に語ったロングインタビューをまとめたもの。やっぱりこの人の価値観のようなものが気に入っていると再確認。人は判り合えると簡単に総括しない、とは言え諦めている訳ではない。しかしそれを語る時には肯定と否定が逆になり、人とは解り合えるかも知れない、けれどやっぱりそれは幻想に過ぎない、となる。完全な諦観ではないものの、其処は彼となく冷めた気持ちがどこかにある。けれど分かってもらえないことに対する沸々とした怒りの感情がその諦めの底には存在する。それは次の引用の中の言葉使いにも表れる(などと解ったようなことを言うとこの作家に怒られそうではあるけれど)。

    『槙生の詩が登場する最終回でさえ、私は世の中の在り様を怒りながら描いていたんですね。もちろん、その怒りをそのまま出しはしませんので、私が感じている怒りが伝わらない読者の方もいます。あるいは、私の怒りを感じとったうえで腫れ物に触るような扱いをする方も。ただ、それはそれで捉え方ですから』―『プロローグ 岸に残る者と夜明けに向かう人』

    長い長いインタビューの中で、しばしば家族という言葉の周りで思考が踊っている。インタビューの中で繰り返し言及され、次の引用の中でも語られているように、家族というまとまりを無条件に武装解除の前提としたくない気持ちがどうやらこの作家にはあるらしい。そんなことを考えたりすると、直ぐに「違国日記」の中の父親像と作家の父親に対する思いを重ねて見たくなったり、作家自身の母親との関係性を作品の中の母娘の関係性を通して見てみようとしてしまうが、そうではない、と作家は言下に否定する。もちろん、作家自身の体験や価値観やトラウマのようなものが作品の底辺にあったとしても、と断った上で。それはそうだろうと思いつつ、幾つかの作品に共通する家族観のようなものがあるとも思うし、それが作品を生み出す原動力の一つにはなっているのではないかとも思ったり。

    『家族だからという言葉と、そのあとに続く言葉を何も知らず直結はできない。そんなことをしたら、家族という繋がりの中でひどい目に遭っている人のことを無視することになってしまう。その怒りはずっとあったけれど、この話を描いて余計に気持ちが強くなった気がします。鈍くならないよう自戒を込めて描いたのかもしれないです』―『第4章 転んでも立ち上がる少女たち』

    だからと言って作家が家族に対して否定的な感情を持っているという訳ではもちろんないだろうけれど。

    『それと、インタビューをしてくださる媒体や相手によっては、聞きたいことが明確にありすぎるときがあって、私に聞きたいというより言わせたい内容がすでにあるような気配がすると、それをどうにか避けようとして不毛な攻防が始まるので(笑)。そうすることで、自分がそのときに考えていたことが強化されてしまうのが嫌なんですよね』―『エピローグ 変わらないテーマとぼーっとする才能』

    自身の思考に対する未確定な感覚を大事にする、というところが、恐らく自分がこの作家に惹かれる最大の要因なのかと思う。自分の考えを過信しない、ということ。それは考えている内容の精度の問題ではなくて、どうやってその考えを抱くに至ったかをきちんと見極めたいとの思いにも繋がる志向。もちろん、全てが自意識の下で決定されている訳ではないし、一々前提条件を吟味しながら決定している訳でもないと理解した上で、それでもどうしてそんなことを自分が無意識の内に考えたのか、思ったのか。ある価値観を未確定のままにしておいて考えることはできない、というようなことを自問自答する。そしてその思考の先にあるであろう本のタイトル「ほんとうのことは誰にも言いたくない」。そんな作家の態度に魅せられる。

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    2025年11月20日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    一年前(?!)に買ったまま積読していてやっと読み終えた。よしなが先生は直接お会いしてもきっと魅力的な方なんだろうなと思う内容で面白かった。これからも健康第一で素敵な漫画を描き続けてほしい!

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    2023年09月21日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    よしながふみの愛読者なら表紙からしてキュンキュンきてしまうこと間違いなしの丸ごと一冊よしながふみロングインタビュー。よくぞ企画してくれました。「あとがき」によれば最初は対談集が企画されていたということだが、途中でインタビュー本に変わったとのこと。編集者様、慧眼です。対談よりインタビュー本のほうが断然良いです。ありがとうございます。
    生い立ちから連載中の「きのう何食べた?」まで時系列に沿って語り尽くされているのだが、なんといってもその時々に何を読んでいたかが惜しみなく列挙されていて目が釘付けであった。
    ブリア=サヴァランの言を待つまでもなく、食が人を表すというのは普遍的に言われることであり、その作品の中で「食」を描写することに意識的なよしながふみはもちろんそのことを承知しているであろう。そして何を読んできたかというのはその人を構成する「食」以上の秘密の部分であり、こちらもまた彼女は十分承知しているに違いない。それを敢えてのこれだけの大放出。ありがとうございます(感涙とともに本稿中二度目の感謝)。
    何しろ生い立ちの部分が面白かったのである。有名な話なのかもしれないが彼女の漫画歴が「ベルばら」に始まっていたことを私はここで初めて知った。さらに、雑誌連載よりも単行本派だったところとか、白泉社からウィングスへの流れとか、知れば知るほど「生き別れた魂の姉妹がここに!」と思ってしまって大興奮した。
    でも落ち着いてみれば、日本中に私と同じように魂の姉妹と感じる人がいっぱいいるからこそのこの人気でもあるのかもしれない。何しろ人口の多い世代であるので、割合が少なくても数にすれば結構いそうだし。
    しかし魂の姉妹ではなくてもよしながふみの素晴らしさはもちろん通じる。漫画評論的に読むのが王道かとは思うが、例えば漫画に特に興味がない人でも、一流の仕事人の考え方を知るという視点からだけでもこの本は十分価値がある。あるいはフェミニズム的な視点で読んでも得るところは大きいであろう。良作は重層的な読み方を許すものなのである。
    そして、インタビューされる人に対する知識と尊敬を持っている人が適切に行うと、インタビューとはこんなに優れたものになるというお手本としても素晴らしい。なぜか著者としてはクレジットされていないのだが、聞き手の山本文子さん、編集協力の飯田孝さん、大変な労作、ありがとうございました(三度目)。

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    2023年07月24日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

    匿名

    購入済み

    よしながふみさんのインタビュー本。
    幼少期から今までの読んできたマンガ遍歴や所々小説、アニメの話も織り交ぜ、著者の各作品の裏話やお思いも盛り沢山。
    読み応え十分な良書。

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    2023年06月18日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    インタビューとしてもかなりのボリュームがあって、まるで一大叙事詩を読んだ後の様な心地よい疲労感と高揚感がありました。自分はずっとよしなが氏の作品を読み続けるんだろうなと思いました。

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    2023年03月02日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    「あの人とここだけのおしゃべり」は過去作品のBLなどが多くて、己の不勉強が浮き彫りになりわからないことだらけで楽しめなかったのだが、これは面白い。出てくる作品みんな読みたくなる。説明臭くも言い訳臭くも言葉足らずでもなく、作者の考えていることがきちんと伝わってくる感じ。

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    2022年11月09日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    よしながふみのインタビュー本。生い立ちから各作品の解説まで幅広い内容を含む。
    特に、各作品についての話は、話作りをどのようにしてきたかが説明されていて面白かった。まずトップダウンで大枠を作り、その中で辻褄を合わせたり目標を満たすために、新キャラやエピソードを思いついて配置する。また、大枠を考える上でも、現在どんな漫画がないか、自分が日頃感じていること、などから企画を練っていく。

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    2022年09月19日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    彼女ののいくつかは作品の名前は知っているが、読んだことがない。熱心な読者がいるのは知っている、という程度の知識で読み始めた。当時、女性が一生仕事をしていくと決めたときに漂う悲壮感にも似た覚悟や、親が必ずしも完璧ではないこと、すっと共感できる内容が多かった。自分の書きたいことを書きたいペースで書くための軌跡とか、仕事人としての来し方も参考になる。そして、インタビュアーの知識が深く熱量が高い。お互いに好きを仕事で昇華している様に好感。

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    2026年09月27日
  • ほんとうのことは誰にも言いたくない

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    ネタバレ

    異国日記の作者、ヤマシタトモコのインタビュー集。異国日記以前もいくつか著書を読んでおり、人間の絶妙な機微をあぶり出す作家さんだと思っていたが、本書の中で幾度も使われていた「万感」という言葉がそれをよく表していたように思う。また、人間の感情としてどうしても発生してしまう恨みや怒りなどの負の感情の、その存在自体は肯定したいというニュアンスの言葉にも、なるほどと思った。
    著者のBL作品はまだ読んだことがなく、これを機に手にとってみようと思った。

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    2026年03月21日
  • ほんとうのことは誰にも言いたくない

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    ネタバレ

    『違国日記』(ヤマシタトモコ)から何故か次に手に取った『ほんとうのことは誰にも言いたくない』。


    ただ、今までの作品について語られる本であまりにも読まなさ過ぎたため「ある程度作品読んでからもっかい読もう!」と長い間積読状態になっていた一冊です笑


    「何が書いてあるか」を読まずしていきなり手に取っちゃうくせがあるとこうなります。


    そして読後の感想としては、


    「漫画家の頭の中は【これ描いてみたい!!】で溢れててすごいな」という事。


    私も小学生の頃にチビチビ描いてた時があったけど、ストーリー展開に悩んでやめましたもんね…。


    ただ、「自分が経験した事じゃないと描けない」と思ってたけど子どもの頃を考えたら「そうでもなかったな」と今更ながらに思いましたね。


    しかしヤマシタトモコさんが描いているような人生についての深い内容はついぞ浮かばなかったかなぁ。


    ………っていう事を読みながら思ってました。


    読み終えるのになかなか時間かかっちゃって、ようやく息ができた気分です。


    次は映画とアニメ見よ。

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    2026年01月14日
  • ほんとうのことは誰にも言いたくない

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    偉国日記にハマって、本作も気になり購入。
    他の作品も読みたくなった。
    こーゆーふうに考えて描いてたんだーとか、作者の意図とは違うふうに読んでたなーとか色々感じれて面白かった。

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    2025年02月21日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    よしながさんの作品に対する思いや考え方、制作にあたり裏話などが知れて面白かった。
    読んだことのある作品は特にもう一度手に取りたくなります。

    また、子供の頃から読んでいる作品数が多く、幅広いジャンルを読まれていたことに驚かされました。

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    2023年10月05日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    漫画との出会いから、漫画家となったきっかけ、デビュー作から、大奥、何食べまで背景をびっしりと語られたインタビュー本。大奥が白泉社で連載した理由など、読みごたえ十分。各作品読み返したくなりました。実際、読み返した。
    次回作の構想も話されていて、これも楽しみです。

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    2023年06月21日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    社会に対してとてもフラットな目をもっている方だなと思いました。
    同世代なので、流行りモノや読んでいた漫画が同じなので、当時はそんなに親しくしていなかった同級生と再会して「あなた、あの時そんなこと考えてたんだ!」みたいな懐かしさがありました

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    2023年06月18日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    何故よしなが作品には「世間の目を気にする人」「それを相手に無造作に押しつける人」が多彩なグラデーションで描かれているのか、不思議に思っていた。
    作者本人はフラットで大胆な感性に見受けられるが、自分とは異なる人を拒否せず受け入れる素地を、子ども時代に多くの大人と接する中で培ったようだ。
    個人的には銀英伝愛読者と知り、納得と親近感を覚えた。

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    2023年06月11日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    よしながさんのバックボーンとか考え方がわかって、「大奥」がああいう作品になったことに合点がいった。もともと「昨日何食べた」が友達から回ってきたことが出会いだけど、完全に「大奥」でノックアウトされた。
    ほぼ同世代とお見受けしたのだけど、同じ時代を生きていたために、わかる、わかる!と言いたくなる部分と、飄々と壁をぶち壊していく馬力に、さすがです!と拍手したくなる部分もあり。
    大学の頃、女性学を学んだとき、目を開かれた思いだったし、それ以前から早く働きたい、自分で自分を食わせたいと思っていた。
    それが今、すっかり働くことにくたびれている。
    給料が「仕事という我慢の対価」に成り下がっている。
    いろいろうまくいかないことに不平不満を言いがちな私なので、やるべきこと、やりたいことをきっちり積み重ねてきたよしながさんがまぶしい。
    仕事って、稼ぐことだけじゃなかったはずなんだけどな…。

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    2023年05月27日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    全編語り下ろしの、よしながふみ初のインタビュー本。
    幼少期からの半生、仕事観、作品の解説とエピソード等を、
    詳細に、丁寧に語ってゆく。インタビュー担当は、山本文子。
    第1章 漫画に心奪われて  第2章 夢に見た漫画家へ
    第3章 BL誌でも、少女誌でも 第4章 解決しないことの中に
    第5章 ドキュメンタリーのように 第6章 女性と仕事
    第7章 一緒に歳を重ねて  第8章 ずっと漫画と
    各章末に注。次作の作品解説有り。

    幼い頃から積み重ねられた体験と経験が、
    創作の糧になってゆく過程。人間関係とドラマ、料理と食事。
    『ベルサイユのばら』『美味しんぼ』『SLAMDUNK』との出会い。
    漫研と同人誌活動、そして商業デビューはBL。
    20時間超のインタビューで更に語られるのは、自作について。
    キャラクターが物語の主ではないことや、
    話を文ではなく漫画として脳内で構築していることなど、
    作品制作に関しての分析力の高さが窺えました。
    また、注は漫画の略史みたいで、内容も簡易にあるため、
    未読の作品が知れて良かったです。実に多くの漫画を
    読んでいたことにも、びっくりです。
    次回作も楽しみだけど、その前に、
    書庫から『西洋骨董洋菓子店』を出して再読しようかな。

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    2023年05月21日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    きのう何食べた?と大奥でよしなが先生に本格参入。
    BLにはジャンルとしてはまらなかったので、読みはするけど…という感じでした。
    でも、きのう〜にはまり、それまでも何だか気になる存在だったよしなが先生のこれまでをあらためて知り、先生がすごく漫画好きなんだ!そこに惹かれる要素があるんだと再認識しました。
    あのひととここだけのおしゃべり の中でも、そのマンガ好きはいかんなく発揮されていましたが、本書でさらに実感しました。
    自分とかぶる時期に「あの頃の」マンガを読まれていた…だから、自分の好みのマンガ、大人っぽい話を描いてくれる少し年下の作家さんなのです。最初は10個くらい年上だと思ってましたが、4つも下…(笑)

    ところで、よしなが先生の描く美しい男性が好きですが、女性はあまり美しい人は出てこない…(すみません)。男っぽいからかなあ?
    これは森脇真末味先生や惣領冬実先生なども同じと感じる…でも、先達と同様に話の力強さと男性キャラの美しさで読み続けていくことになりそうです。

    東京出身の先生なのと家庭環境からか、泥臭くなく、スマート…
    そこも田舎者が憧れるところでもあります。

    銀河英雄伝説は、タカラヅカでしか観たことなく…スミマセン…

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    2023年05月15日
  • 仕事でも、仕事じゃなくても

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    #西洋骨董洋菓子店 #大奥 #きのう何食べた どれも大好き。#愛すべき娘たち も好きだな。作者による解説や創作の裏話を読んだら、また1巻から読み直したくなったし、未読の作品も読みたくなった。漫画家になるまでの来し方がまた、よしなが作品に直結していて、面白い。作品を読んでいて感じる、視界の広さとか、潔さと慎重さのバランスとかがどこから来ているか、分かった。「あ〜、そうですよね〜」って、頷く言葉多数。

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    2023年03月29日