片山まさゆきのレビュー一覧
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麻雀マンガを描かせれば日本一の片山まさゆきの最高傑作と名高いのがこの作品。いろんな意味で目立つ絵は…、まぁ置いといて(笑)最高傑作と言われる所以は個性的な雀士達とその個性が余す所無く盛り付けられた闘牌シーンであろう。作者自身が麻雀のタイトルを獲得する程の打ち手だけに、その作者の分身達が打つ麻雀は限りなく本物の匂いが醸し出されている。麻雀好きならばシビれ、共感できる作品ではないだろうか。しかしながら、万人向けの作品ではない。さすがに麻雀を理解していないとこれっぽっちも楽しめる余地は無いだろう。同作者の「ぎゅわんぶらぁ自己中心派」が多少敷居が低いのに比べると一目瞭然。まぁ、掲載が麻雀誌と言う事もあ
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麻雀が上手くなりたい。その一心で突き進んでいると、どこかのタイミングで[麻雀の楽しさ]を見失う。この本は、最終巻でその楽しさを思い出させてくれる。強いから楽しいのも一つ。楽しめるやつが強いのもまた一つ。麻雀の強さには人それぞれの個性がある。その個性を磨いた末に確率で語れない麻雀の楽しさがある。
麻雀の戦術本ばかり読み漁り、ちょっと箸休め。の想いで読み始めた打姫オバカミーコ。中を開けてみれば戦術本と同じくらい為になる。特にネットでよく聞く3ヘッド最弱理論。これの提唱がこの本から始まったなんてのを聞いた時は驚いた。受け入れが2枚変わるってだけの内容だが、この2枚が麻雀を語る上でどれだけ重いのか。 -
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2000年代に復活!
麻雀マンガといえば、この人、そしてスーパーヅカンでしょう!でも悲しいかな、元のスーパーヅカン程の破壊力はないですね〜時事ネタや流行りの歌にのせた闘牌の80年代よ!個人的には打姫オバカミーコ推しです。
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Posted by ブクログ
「パレスチナ問題」と「ソ連の成立と崩壊」の2つをテーマに、マンガを交えながら、河合塾の世界史の先生が分かりやすく解説したもの。マンガは世界をあるクラスに見立て、そこに「アメリカくん」や「イギリスくん」、「ユダヤくん」がケンカしたり徒党を組んだり、という物語が展開されている。
よく小学校とかで歴史の得意な子は、歴史まんがの本を読んでたりしたのを思い出した。確かに、とても分かりやすいし、頭に入る。キューバ危機のところで、中国くんだけがラーメンを食べていたりして余裕を見せている、といったディテールも描いてあったりするのも面白い。解説部分は分かりやすいが、脚注にも色々大切なことが書いてあるので、本