平安時代の陰陽師と貴族の世界観が丁寧に描かれていて、物語の中にしっかり浸れるシリーズ。登場人物が多いので、登場人物一覧や相関図、内裏地図を頼りにしながら読み進めた。
前作は煌子の凛々しさが際立ち、とても格好いい。
一方で今作では皇太子に振り回される可愛らしい一面も見えて、そのギャップが印象的だった。グイグイ距離を詰めてくる皇太子とのやり取りにはラブコメらしい軽やかさもあり、読み心地が楽しい!
歴史背景の厚みと人物の魅力、どちらも味わえる2冊だった。そして約5ページにわたる参考文献の一覧には思わず感服しました…。