小砂川チトのレビュー一覧
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これは正直難しい。
なんの場面なのか、突然表れたそれは誰?
ひらがなが多すぎて読みにくい。
読み始め当初の感想はこんな感じでした。
ひらがなが多いのは少し不気味な感じもします。そして難しい漢字も使っていて。だから敢えてこういう書き方をされてるんだ、と思いました。
最後まで読んで、結局よく分かりませんでした。が、「こういうことだったのかなぁ」という想像はできます。
主人公は恐らく、ゲームに熱中していたのかな、と。それと同時に流行り病的なものがあって救急車で搬送された、と。
毒親と呼べる両親に育てられて心が参っていた主人公は結局ゲームの世界に戻っていく。つまりは妄想ですね。
わたしはこんな風に -
Posted by ブクログ
AIにより仕事を解雇された夫婦。夫は家を出て、主人公の〈わたし〉は夫のVRゲームにのめり込んでいきます。そこで、ホテルでゾンビの遺体回収をして働くNPC(ノンプレイヤーキャラクター、人間であるプレイヤーは操作しないキャラ)になるのでした。
効率や結果を求められ、主体的に居場所を探してもAIと共存せざるを得ない現実社会は厳しい…。一方、AIで創られたNPCとして役割に服従する方が魅力的に感じる(逃避場所?的)幻想社会。物語はこの対極の世界が絡み合っています。
主人公は、主体的なプレイヤーでいるよりNPCに惹かれていき、現実社会での評価や責任と距離を置いたはずが、手抜かりのない仕事に承 -
Posted by ブクログ
芥川賞受賞作を早速。
正直読みにくい。VRゲームやAIに精通していても多分。
主人公はVRゲームの世界でプレイヤーではないVRの世界ででNPC (Non Player Character)。ChatGPTは「ちなみに最近はゲーム以外でも、
「あの人、NPCみたいだね」
と言うことがあります。この場合は、自分の意思で動かず、周囲に合わせている人・主体性がない人という、やや皮肉な意味で使われます。」
と説明をしてくれたが、おそらく主人公の女性も現実の社会でそういう疎外感を味わっていたのだろう。両親の自分への育て方への不満のようなものも、ゲーム内のゾンビの刺青にも見て取れる。
テクノロジーで社会がど -
Posted by ブクログ
一応自称本好きとして、話題作は読もう、と手に取ったわけですが。
純文学の世界にすんなり入れる感じがしないのが本音。
キャッチーな導入部の、AIに仕事をとってかわられる、というところとありそうな?ゲーム色のゾンビというワードにとっつきやすさを予想しましたが。
小砂川さんは盛岡ご出身とのこと、なんとなく宮沢賢治を想起しました。とてもきれいな文体だけど、結局ふわふわしてよくわからず???になるところとか。本書でも徐々に現実との境目がわからなくなっていく中で不思議な心地よさのようなものを感じたのは事実でした。
これが純文学っていうんだな、、ということでAIに読み方指南を依頼すると、3段階にわけて -
Posted by ブクログ
ネタバレ『家庭用安心坑夫』
ところどころひらがな表記を使用してる。主人公、小波はおそらく受動的な人間。母の死、父の介護を半ば強引に強いられていた過去があり、それを記憶から抹消している。このひらがな使いは、成熟しきれてない小波を表現しているのかな、と感じた。
内容について。
コロナ禍によって仕事がなくなり、無意識下でけろっぴのシール、そしてツトムの幻影を見始め、そこから過去に囚われ、過去に向き合う為に実家に戻るという話運び自体は、既視感が否めない。
だが、そのツトムが廃坑テーマパークのマネキンで、昔、母親から父親だと言われて育ったというエキセントリックな設定が斬新で良い。
前半の少し不穏な空気から、小