奥真也のレビュー一覧
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本のタイトルと中身がちょっとズレていると感じた。
AIに看取られるのが現実的になるの?
どうなの?と思ったけどそこはスッキリしなくて。
著者は医療費の高騰を懸念していて
簡単な疾患で病院に行くなOTCでなんとかしろと警鐘をならしている(AIと関係あるのか?と思ったけど)けど
寝てたら治るような発熱でも
学校や園は親を煽って病院で診断をもらってこいと言うし、むしろそっちにテコ入れしなきゃじゃないの?と思うし、
むしろ海外からどんどん入ってきている高額な薬剤(抗がん剤など)を死ぬ間際に延命のためにガンガン使ったりしていることの方が医療費としては問題なのでは?と感じた。
時代の流れとしは
AI -
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前作『未来の医療年表』はchatGPTが一般公開される直前の刊行であった。本作はその穴を埋める続編のような位置付けになる。ただ、タイトルと内容が必ずしも一致してはいない。
著者は、現在の人口減少、医療費の逼迫を鑑みると、このままの医療制度を維持することは困難であると述べる。そのうえで、経済的な効率を命と引き換えにすることに明確に反対している点が肝であり、これは前作から変わらない著者の立ち位置である。とてもシンプルに言うなら、命に関わらないようなものは、ある程度の我慢をしなくてはいけない時代がくるということだ。
AIの活用は医療職だけに求められるものではない。医療崩壊をさけるためには、我々一 -
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本書の刊行は2020年秋。この手の本は旬が過ぎるのが早い。ましてや2022年にChatGPTが一般公開され、世界は大きく変化した。その意味で読むのが少し遅すぎたかもしれない。
まず本書はコロナ禍の最中に刊行されている。ワクチンの開発に時間がかかることを指摘しているが、実際には刊行から数カ月後には接種が始まった。批判気味に述べているiPS細胞の活用は、ここにきて脊損やパーキンソン病治療に光明が差してきた。期待が持てるとしているALSの治療はまだ模索段階である。ほぼ確実に治癒できるようになるとするがんや糖尿病治療は、今後の進展を見守りたい。
一方で、医療費削減の観点から進むだろうと本書で指摘し -
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AI活用による診断や、スマートウォッチ等から個々の病気予測など、未来の医療の話から、健康をお金に置き換えて、如何に臓器の消耗を抑えるか(節約するか)まで、わかりやすくかかれている。
自分が考えていたことと似ていたこともあり共感はする……が、その医学的根拠を知りたかった。
脳の消耗については医学的根拠がないが……などと書かれているので逆に他の項目では医学的根拠はあるのだろうし、いくつかの本でも似たようなことが書かれているので、正しいのだと思けれど……。
根拠やそのエビデンスレベルが示されていない医学知識は実践するか否かの判断がつかず、あまり活用できない。 -
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医療は完成期に入りつつある。
2025本格的認知症薬
2030感染症の脅威から解放
2035ほとんどのがんが治療可能に
2040人工臓器、糖尿病解決、神経難病克服
がん治療は分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤、の組み合わせ。ALSも分子標的薬で。SMAの治療薬ゾルゲンスマ。高価なので抽選になった。
指定難病は、増えている。なんとかなりそうだ、というものが難病に指定される。増えるのは悪いことではない。
ips細胞は、実用的ではない。ES細胞は再生医療に成功事例が多い。
認知症はアミロイドベータに注目しすぎて10年遅れた。タウタンパク質に注目されている。
2022スマホウェアラブル端末
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人生100年時代という言葉は、私が記憶するに数年前から言われ出したように思います。年金支給時期を遅くするための宣伝文句と理解していたのですが、この本を読んで考え方が少し変わりました。医療技術が進んで、今までに治らないとされていた病気である癌が治癒可能になり将来的には平均寿命が上がることが予想されているからの様です。
この本のタイトルでもあり、本の帯に書かれていますが、未来の医療年表によれば、認知症薬の誕生、AI治療の進展、癌・感染症・糖尿病を克服することが予想されているようです。また2032年を目処に日本においても安楽死法が制定される模様です。
長生きできることは確かに良いことだと思います -
Posted by ブクログ
新聞書評で気になったもの。未来を論じている以上、当たり前のことなんだけど、自分の想定以上に机上の空論感が感じられてしまい、何だか白けた気分を脱することが、終始出来なかった。現場の意見は、あくまで現在の事象に基づくものだから、臨床を離れている立場で何言うものぞ、っていう批評は当たらないのかもしれない。現状、宇宙旅行は可能なのかもしれないけど、それが人口に膾炙するのはいったい何年先?的な、現実と最先端の乖離を感じさせられる描写がとても目立つ気がしました。あと、実際に証明されていることと、自分がそう考えていることが、そこかしこでごっちゃになっている印象も…。期待した内容には届かない一冊でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、医療の進化により、病気は死ぬ原因ではなくなりつつあり、将来は、どのようにして有意義に生きるか?という点が重要になるだろうという、将来の展望を示している。
確かに、多くの疾病は、治療法が確立してきており、治らないかもしれないが、QOLを低下させずに生きながらえられるようになってきている。一方で、生活の質や高額な医療費などの観点が問題になってきている。
したがって、病気をただ直すことだけではなくて、生活の質をどのように維持していくか、また、不必要な医療費の支出をどのように抑えるか、または、死ぬ権利といったところまで踏み込んで問題提起をしている。