あらすじ
近い将来、医療は完成形に近づき、人生120年時代がやってくる。「病気で死なない時代」では、健康を維持できるかどうかで、人生の質が大きく変わってくる。
まさに「生存格差時代」の到来である。私たちにできることは、人生後半戦の健康を維持し、寝たきりにならないように生活習慣を改善すること。
健康ファイナンス的思考に基づいたすぐにできる具体的な処方箋を、医師・医学博士である著者が、医療の近未来予測とともにわかりやすく提案する。
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Posted by ブクログ
奥先生の3冊目の本です.良く言えば読みやすく,悪く言えばインパクトが弱いと言うことになるのですが,誰でもすっと読めるというところに価値があると思いました.インパクトが弱いと感じるのは,前2冊を読んでしまったからかも知れません.これを最初に読むべきだった.
Posted by ブクログ
AI活用による診断や、スマートウォッチ等から個々の病気予測など、未来の医療の話から、健康をお金に置き換えて、如何に臓器の消耗を抑えるか(節約するか)まで、わかりやすくかかれている。
自分が考えていたことと似ていたこともあり共感はする……が、その医学的根拠を知りたかった。
脳の消耗については医学的根拠がないが……などと書かれているので逆に他の項目では医学的根拠はあるのだろうし、いくつかの本でも似たようなことが書かれているので、正しいのだと思けれど……。
根拠やそのエビデンスレベルが示されていない医学知識は実践するか否かの判断がつかず、あまり活用できない。