中村ユミのレビュー一覧
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全寮制男子校・霧森学院高等部2年の雛太(ヒナタ)と絵愛(エチカ)の2人が事件を解決するシリーズ第二弾。
動物好きで人間嫌いのエチカと、真っ直ぐで単純な性格のヒナタの凸凹コンビが活躍します。
前作の事件ではエチカが犯人だと疑われましたが、今作はヒナタが容疑者にされてしまい、エチカが積極的に謎を解こうと頑張ります。
ヒナタがエチカに自分たちは「一心同体だ」と言う場面には、なんだかんだ良いコンビだよなぁとニヤニヤしてしまいます。
警察に協力しながらいっしょに犯人を探すという現実には有り得ない設定は、青崎有吾さんの裏染天馬シリーズを思い出しました。
謎解きに派手さはないのですが、変に奇をてらっていな -
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楠谷佑さんの学園コージーミステリーですね。
私立霧森学院は、中高一貫の男子校でしかも全寮制。学院の周囲は森ばかり。去年、新しい寮が出来て、古い寮はお金がない貧乏高校生が住んでいる。
そのなかの一人、高校二年生で空手部の雛太が主人公。
古い寮は「あすなろ館」と呼ばれている。そこに転校生が二人やって来る。
二年生の鷹宮絵愛と一年生の五月女唯哉だが、雛太(ニックネーム、ヒナ)と同室になる鷹宮(ニックネーム、エチカ)と初対面にして、エチカの推理力に驚く!
ヒナとエチカの学園生活が始まると、エチカのまわりで問題が生じてくる。生徒会長の湖城龍一郎といざこざがあったのだが、この湖城は性格が悪く、 -
購入済み
ラノベっぽい語り口
ラノベっぽい語り口でスラスラと読み進めることができる。ミステリーっぽいフレーズや伏線もアチラコチラにあるが、語り口が平易なのでうっかりすると読み過ごしそうになる。しかし残念ながら登場人物たちに今ひとつ魅力が乏しいかな。
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Posted by ブクログ
ネタバレまさか学園ミステリもので殺人事件が起きるとは思っていなかった。でも、推理はとても面白かったし、論理的で楽しかった。気軽に読むことができる小説だった。このようなさらっとした感じの小説も良い。小学生〜中学生向けという感じ。朝の読書、休み時間の読書に良いかも。
大人たちの深みある描写
登場人物の背景や気持ちの繊細な描写
があると満足感がアップするかも。でも、さくっと読めるのがこの本の良いところでもある。
作中に出てきた監獄という比喩といじめ(全寮制しかも特進クラスという逃げ場のない所)の結びつけ
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権威を振り翳していた被害生徒 生徒の言いなりになっていた先生 礼節を重んじるあまり目上の -
Posted by ブクログ
「鷹宮絵愛は『エッチ先輩』になってまうんやないか」
「それでいいですよ」
「ええんかい」
p29より引用
本作『ルームメイトと謎解きを』の概要と感想です。
埼玉の高地に建つ霧森学院は全寮制の男子校で、生徒の大半が新館の寮に入居する中、北側にポツンと残された古風な寮『あすなろ館』に住む8人の男子高校生は、とある殺人事件の容疑者として警察に睨まれる。
転入してきた高身長の絵愛(えちか)と相部屋になった高校2年の雛太(ひなた)は後輩から『ヒナ先輩』と可愛がられ、絵愛との距離感を縮めようにも掴みきれずにいたが、事件を通して互いの友情は育まれ…。
いやぁ〜、ちょっとしたBL感を漂わせる本作、意外