瀬戸口みづきのレビュー一覧
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面白かった分、この巻で終わってしまったのは、実にショック。だけど、ΦPadに憑りついていた、まる君が“成仏”するまで、それの着地点が実に見事とあっては、受け入れるしかない
オカルト要素の強い日常コメディ回を重ねる中で、この作品の縦線とも言える、コックリさんをやった希が霊感に目覚めた、本当の理由にジワジワと迫っていった点も上手い
また、それが判明した事で、一旦、希の霊能力は消えてしまうのだが、それまで、普通に戻りたい、と願いながらも、いつしか、霊らに囲まれている賑やかな生活が、自分にとっての当たり前になっていた事に気付いた彼女が強い願いを持って、チカラを取り戻すラストは実に好かった
女の子同士の自分を偽らない友情、それによって齎される成長を描くストーリーは、笑いと真面目のバランスが非常に素晴らしかった。加えて、悪霊はリアルに怖い、面白半分で手を出していいもんじゃない、そんな忠告にも力が入っていた
本編でお気に入りの話は当然乍ら、最終回。Side-Aでは、モフモフマスターの一面が強すぎるも、実はカッコイイケメンな若が魔を祓い、美しい愛を守った、第10話の「ムサカリ」だ
この台詞を引用に選んだのは、意外でも何でもないが、自分らしさを失わず、常に高みを目指せ、努力を惜しまない、人間としてのカッコ良さを持っている、むっくんの言葉の中でも特に響いたんで。どんなキツくても、結果を巧く出せなくても、笑い続ける強さを見失わなければ、きっと、道は伸び、拓け、光り輝く -
Posted by ブクログ
あくまで、私の中での評価だが、月刊まんがライフMOMOのレギュラー連載陣の中で、殿堂入りしているももせたまみ先生の領域に近づける実力を持っているのは、この瀬戸口みづき先生だ、と思う。次ぐのは、宮成楽先生、碓井尻尾先生、伊藤黒介先生辺りだろうか
そう思う根拠は、この『初恋症候群』がアンケートはがきで常に第二位を維持しているから。もちろん、第一位はももせ先生の『私設花野女子怪館』だ
基盤はラブコメなのに、ゲスいキャラは出てくるわ、『生徒会役員共』を読んでいて下ネタに耐性がついてる私ですらギョッとさせられるキワどいエロワードは飛び出てくるわ、女性陣の台詞が男の読み手の心を容赦なく、根元からヘシ折りに来るわ、で破壊力がありすぎな四コマ漫画である
仲に進展こそあるが、キャラたちに基本、大きな変化が一巻からない点も好い
東吾は相も変わらず「いい友達」止まりのヘタレで、奈緒は感情に任せて闇討ちを実行寸前だし、瑠璃はまだまだ恋に盲目、功大は段違いに節操が皆無の総愛主義だし、津島は女々しさが発酵ではなしに腐っているし、島袋さんはこじれた性格を苦にもせず独走中、さくら先生は辛口がスピリタス並み、主任はタイプこそ違えど厄介な部下に苦労させられてるし、バイトちゃんは厳しい現実に仕事が長続きせず
改めて、四コマ漫画ってのは、キャラの個性が強くてこそ、と面白さに気付けた
画が上手くても、キャラがありきたりだったり、無難だと、発言や行動に感情移入も出来ないし、お気に入りの一人が見つけられず、結局、つまらなくなってしまう
ちなみに、やっぱり、私はさくら先生が好きだ。彼女のブラックな格言は胸を抉るが、強い人として生きていく上ではしっかりとした支えになってくれるモノばかりだ。そのままに生きたら、他人を全く信用できなくなってしまいそうなので注意だな、とは思うが
男性キャラだと、一巻同様、東吾の兄なのに(だからこそ?)、女にグイグイ迫れる功大だ
極端だが、彼の生き方は、男っつーより牡として正しいのではないか、とすら思えてくる
アニメ化して欲しい反面、実写にしたら、結構な視聴率を叩き出しそうな内容だとも思うので、日テレさん辺りに一考して欲しい
この台詞を引用に選んだのは、ここまで自分の生き方を恥てないとなると天晴としか言えん、と唸らされたから -
Posted by ブクログ
私的に、総合的な質がナンバー1の四コマ漫画誌であるまんがライフMOMOで、片想い迷走ラブコメな『初恋症候群』を連載しているだけあり、この『霊界通信プロコトル』の面白さも格別
内容はホラーコメディ・・・まぁ、表紙でJKと落ち武者、そんで、ブサ猫が並んでいれば、ある程度の察しは付くだろうけども
虚勢でこっくりさんに喧嘩を売っちゃった主人公の希が、霊能力を強制的に与えられ、自分の知らない世界を覗き、新しい友人を作っていき、何だかんだで楽しく可笑しく過ごし、少しずつ、能力者としても、人間としても成長を重ねていく、浅さを感じさせないストーリーに仕上がっている
斬新な怪奇現象を織り交ぜて、幽霊らしいボケや、それに対する希のオーバーリアクション、鋭いツッコミで読み手を笑わせつつも、隅に追いやられても確かに存在する人が足を踏み入れてはならぬ陰の怖さも、しっかりと伝えてくる、ホラー漫画としての鉄則も忘れていないトコはポイントが高い
影山理一先生の『奇異太郎少年の妖怪絵日記』や雨鳥先生の『ばけものだらけ』に見られる、人と妖怪が仲良くなってく明るいノリが好きな人にはお勧め
希視線の本編、彼女の守護霊であるむっくん視線で送るSide-A、瀬戸口先生の体験を描いた丑三つ時カーニバルが、一冊にギュッと詰まっているので読み応えはたっぷり
お勧めの話は、本編第22話の『骨まで愛して』と、Side-A第6話の『ください』
巻数が入っていないので不安だったが、連載中であるようなので一安心 -
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人を好きになる事、恋愛の尊さを懇切丁寧に説いているのか、はたまた、誰かに現を抜かし、時間を無駄にするなど愚か、と断じているのか、よく判らん四コマ漫画
しかし、文句なしで面白い
一本一本のテンポが軽妙なのもそうだが、登場キャラそれぞれに確固とした恋愛観があるのがいい、そこに惹き込まれる
前作の『かぐや姫のおねがい』も、ちょっと変わった色恋沙汰に焦点を当てに来た、ちょっと毛色の違った四コマ漫画のように思えたが、この『初恋症候群』はそれ以上か?
瑠璃の恋熱に浮かれ、浮かされて、幸福オーラ全開なとこも、奈緒の叶えてはならない恋心を嫉妬に焦がされてブラックな発言が留まる所を知らない点も、東吾のヘタレで、人としての器がまだまだ小さく浅く、男らしい行動に踏み切れない部分も、リアルな高校生の日常風景を切り取っており、瀬戸口先生の観察力と表現力は鋭いな、そう感じた
ほんと、強烈なキャラばかり集まっているが、現時点で、好きなキャラは二人
一人は、見た目は強烈だが、性格はもっとインパクトある島袋さん。とことん卑屈で、コンプレックスがこじれにこじれ、吐く言葉は毒塗れ。美人は憎むべき敵、可愛い子は潰す対象、常に何かとガチンコで四つに組んでいる。可愛げなど微塵もないが、どこか憎みづらく、言葉にも体重に見合った重さがある。良くも悪くも、タフネスで破壊力あるヘビー級な女子高生
もう一人は、さくら先生。この女教師も、島袋さんに負けず劣らずな、イイ性格をしている。ともかく、心の声がダダ漏れ。しかも、漏れている声が下手なナイフより切れるものだから、聞いちゃった、言われちゃった相手のダメージは深くなる。なまじ、見た目が悪くないものだから、余計に凹む。綺麗なバラには棘がある、この格言が二本足で歩いているよう。リアルに、どうして、教員試験をパスできたか不思議だが、持ち前の世渡りの巧さで乗り切ったか、と思うと納得できる
この二人と、姉に似たのか、敵わぬ愛に全力疾走な、病的シスコンたる隼人が絡んだら、どんな面白いことになるのか、気になる
男キャラで言うと、頭より下半身で考える、性欲に忠実で、発言の90%が下ネタ、異性へのスキンシップの九割がセクハラで構築されている、ド変態の中のド変態、東吾兄
あと、私も静岡出身なので、ファンになったってのもあったりする -
Posted by ブクログ
現在、月刊まんがライフMOMOで三角恋愛系四コマ漫画『初恋症候群』を好評連載中である瀬戸口みづき先生のS味全開の歪曲恋愛ストーリー漫画
かぐや姫の『新解釈』が面白い(藤田和日郎先生のそれと比べると、どうしても劣ってしまうのだが)
現時点では、私としてはコッチの方が好きである。ハッピーエンド(?)で完結してるのも理由だが、真性Sで、同時に、何だかんだで小津くんを独特な形で愛していたかぐやさんの言動は勉強になる
引きの良さが若干、仇になっているにしろ、へこたれない小津君の精神的な頑健さにも賞賛の拍手を心から贈りたい
また、特別読切にも瀬戸口先生の性癖が前面に出すぎていて、危うく笑い死なされる所だった。褌、確かに勝負下着としては最上位に位置するものであろう -
購入済み
姫野カオルコさん曰く
東日本では、蕎麦屋は、蕎麦屋なので蕎麦つゆを流用してうどんをこさえたりします。
ところがうどんが主な地方も存在して、具体的には京都、滋賀、香川、徳島あたり。
ここでは薄口醤油を利用して比較的透明度の高いつゆを使用します。
この辺りの方々が東日本に来てうどんを食うと、許せねえとなります。
京都でも蕎麦しか取れない地方もあって、塩分濃度が強い薄口醤油ベースのつゆはあいません。
そこでみかきにしんを追加する、これがにしんそばだそうです。
カオルコさんの曰く、鰊蕎麦なんておいしいものではない、だそうです。
うどん県のそばに対する思いを代表する意見な気がします。
出雲そばとかあるので、西日本が全部ダメと決めつけるつもりはありませんが、
伊勢うどん、きしめんはともかく、この人たち、味噌煮込みうどんとか目の当たりにした時、
どんな顔すんだろ。
まあ、お好みで。