松本慎一のレビュー一覧

  • フランクリン自伝

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    ベンジャミン・フランクリン(1706~90年)は、米国独立運動の中心人物として活躍し、米国建国の父の一人といわれるが、本書は、概ね50歳台までを自ら描いた半生記である。
    フランクリンは、政治家としてのほかに、外交官、実業家、著述家、物理学者、気象学者として幅広い業績を残した万能人であったが、本自伝で語られる勤勉性、探究心の強さ、合理主義、社会貢献は、まさに建国直後の米国の理想的人間像を象徴しており、本自伝は米国のロング&ベストセラーの一つとなっている。米ドルの100ドル札の肖像が、ワシントンでもリンカーンでもなく、フランクリンであることからも、米国人にとっての存在の大きさがわかる。

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    2021年11月16日
  • フランクリン自伝

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    信じる事と自分を自制すること
    それが己を高める第1の条件だと
    フランクリンは示してくれます

    自伝ではありますが自分の思い描いたものを
    手に入れるために勉強しますし
    強い志を持つ同じような人が集まればいいなにかが生まれることを教えてくれます

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    2015年12月14日
  • フランクリン自伝

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    「何か恩恵を受けると、その重荷を自分の肩からはずして、天なる神に押しつけようとするのがお坊さん連中のやり口だと知っているもので、それで君はあくまで地上においておくように工夫したというわけだね。」

    ベンジャミンフランクリンの自伝。この本を読むと、彼がいかに自信家だったかわかる。はじめの少年時代が面白かった。他にも、周囲の人を巻き込んだ企画を考えた際には、自分が発案者だと隠し勧誘したほうがうまくいったという話が良かった。また、新聞への寄稿は乗合馬車とは違い、人を選ぶという話、寄付を募る場合には世間でそれを話題にしてから行うのが良いとする話も参考になった。

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    2015年07月05日
  • フランクリン自伝

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    この様な自伝を読むのは、本当に久しぶりだ。人の一生を並走するという読書は、映画でいうロードムービーと同じで、自分がこれから何処へ行くのかを一緒に考えながら、読み進め流ことができる。人生の追体験の場を与えてくれる。国も、時代背景も異にしていても、通じる生きることの法則がそこには必ず存在する。それを、より多く映画や書物から、より抽象度を高めて自分の人生を豊かなものにするかに役立てたいと思わせてくれる作品だった。 *付録として、掲載された「富に至る道」に出てくる格言が、古めかしいながらも、重い言葉として伝わってきた。
    2014.03.14

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    2014年03月14日
  • フランクリン自伝

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    高校時代に手にとった本。存在を知り、親父に頼んで購入してもらったことから思い出深い本でもある。

    十三徳の樹立など、あらゆる自己啓発の基盤となった作品と言っても過言でないと思う。

    入社四年目に久しぶりに再読。新鮮さは薄れていたが、日々の習慣が大切なことを再認識。良い習慣を如何にシンプルに運用するかという視点は初読時には無かった。

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    2013年11月24日
  • フランクリン自伝

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    たまに、特異なジャンルの本を読んでいると
    知人から「マツモットはいったい何を目指しているのか」と聞かれる事がある。

    そんな時は、こう答えるようにしている。

    「そうだね~ まあ色々と野望はあるけど
    最終的にはお札の顔ぐらいには、なってやろうかと思ってるね。」

    で、今回はアメリカ100$札の顔、ベンジャミン・フランクリンの自伝。

    ベンジャミン・フランクリンは、日本ではあまり有名ではないが
    アメリカではThe Father of All Yankeesと呼ばれ
    アメリカ建国の父として非常にポピュラーな存在だ。

    彼の肩書きは、印刷業者・ジャーナリスト・哲学者・発明家
    慈善

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    2013年08月29日
  • フランクリン自伝

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    「十三徳」と、巻末の「富に至る道」が面白かった。
    これを世俗的と見るか、人生の真髄が表れていると見るかは、読者次第ということであろう。

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    2018年10月14日
  • フランクリン自伝

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    アメリカの父の一人といわれるベンジャミン・フランクリンの回顧録。勤勉さや正直に生きることの大事さを伝えている。またアメリカ国民の元々の性質を理解するにも良いとされていたため読んでみました。

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    2025年05月11日
  • フランクリン自伝

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    気持ちが良いほどの勤勉さ、無欲。
    言うのは簡単だけどやるのは難しい。
    自分をもう一度見直してみようと思える1冊です。

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    2022年10月10日
  • フランクリン自伝

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    デール・カーネギーの『人を動かす』に記述のあったアメリカ資本主義のキーパーソンであるフランクリン自伝を手に取ってみた。恐らく原文ではとても素晴らしいことを書いてあるのだろうと思うも、自分には直訳風の日本語訳が合わずしっくりいかない。原文を読めるような語学力がないのが残念。中でも有名らしい十三得を記す。毎日自問しこれを習慣化していくべしとの事。
    いきなり食べ過ぎなワタクシである。
    ≪十三得≫
    第一  節制…飽くほど食うな、酔うほど飲むな
    第二  沈黙…駄弁を弄するな
    第三  規律…物は場所を決め、仕事は時間を定めよ
    第四  決断…なすべきことをなさんと決心しべし
    第五  節約…浪費するな
    第六 

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    2019年03月10日