ジェニファー・ペトリリエリのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ共働きでキャリアもプライベートも充実させたい、全てのカップルに贈りたい1冊。
様々なペルソナのカップルが直面した現実がリアルに描かれており、「遠くないうちに第一転換期が来る、他人事ではないな」と思い、性別による無自覚な役割分担バイアスに囚われていた節があったかもしれないと痛感した。
◎ネクストアクション
下記3つを実践する事で、「2人のキャリアのどちらを優先させるのか」「家庭内の責任(家事や育児)をどう分担するのか」を合意できるまで話し合う
→合言葉は「どうしたら上手くいく?」慎重に話し合えればどのモデルでも上手くいく
→これにより、「お互いに頼り合う関係」「独立の罠による、互いに譲り合 -
Posted by ブクログ
ネタバレゼロサムではなくポジティブサム。キャリアも家族も諦めないためにできることがこんなにあるんだと知れて勇気が出た!
印象に残ったこと
・2人の協定作り(価値観、限界、不安について)
価値観〜何を幸せと感じ、何を誇りに思うのか。何に満足を感じるのか。いい人生とはどんな人生か。もう一段階深掘りして問いを構成する
限界〜はっきりと限界を感じること。地理的限界、時間的限界、在不在に関する限界。
不安〜
・どう話すか?下記を避ける
屈辱
共感の反対。相手より自分の方が優れていると思うこと。
批判
相手を過小評価し、相手は自分の意思に従うべきだというメッセージから起こること
自己弁護
言い訳。
壁を作るこ -
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ人生の転換期は3度ある。その転換期を乗り越える鍵はカップルの対話である。
【3つの協定を結ぶ】
『価値観』
選択と行動が一致するときに人は満足感を覚える
『限界』
場所・時間など何が限界かを知ることで不確定要素が減る
『不安』
先に共有することで先手をとることができる
【働き方のモデルを決める】
カップルの一本がキャリアに比重をもつのか
カップルともにキャリアを重視するのか
キャリアの比重を持つものを交代していくのか
【お互いが安全な拠点となる】
キャリアの迷走期には下記を心に留める
『探究の奨励』同情ではない
『干渉しない』話を聴くのであってアドバイスをするのが目的ではない
『心のサポ -
Posted by ブクログ
20代後半、女性としてキャリア・結婚生活・出産育児をどう考えればいいのか、何を道標にすればいいのか分からなかった自分にヒントをくれた一冊。
著者によると、夫婦生活×キャリアの観点での指南書はこれまでほとんどなかったとのこと。日本で共働きがこれまでになく当たり前になり、男女関係なくキャリア・私生活を通して自己実現を目指すカップルが増えた一方、周りにロールモデルがいない中、本書に書かれているケーススタディはとても参考になる。
本書にある第一・第二・第三の転換期は、訪れる年齢・タイミング・転換期自体の有無にわりと個人差があるのでは?とも思うが、「こういうことが起こる傾向がある」ということを実例と -
-
-
Posted by ブクログ
共働きカップルが、
双方のキャリアと、パートナーや家族との愛を両立させるためにはどうすればいいかを示した指南書
家庭を回すためには、どちらか(主に女性側)がキャリアを犠牲もしくは妥協するしかないと思い込んでいたが、
そうではない選択肢も沢山あると気付かされた。
また、キャリアや生き方について、子育て中だけでなく、50代以降も悩んだり、新たな選択肢をもつために数年単位で猶予期間や学び直し期間を持つことが当たり前なんだと実際のカップル事例を見て勇気をもらった
●何となく決める、察するではなく、転換期ごとのパートナーとの対話が大切
例)子育て期にどちらを(もしくは双方を)一番の働き手とするか
-
-
-
-
Posted by ブクログ
カップル双方がキャリアを発展させたいと考えている時に直面する3つの壁を各国のさまざまなカップルの事例を用いて活き活きと論じている良著。
結局のところ、様々な人生の難所において、パートナーとの関係が安心できるものであり、オープンな会話ができる状態を保つため、たとえ夫婦であっても関係構築の労力を割くことが必要であるということを述べているのだと感じた。
仕事や子供に対して労力を割くことは皆違和感なく受け入れているが、自分の最も近くにいる人にしっかり労力をさけているか?それが問題である。
夫婦関係も決して「何も話さなくても安心できる関係」がベストなわけではない。夫婦といえども2人とも変化していく人間で -
Posted by ブクログ
ネタバレ自身のキャリアや子育てで悩み、家族としてどうありたいかわからなくなった時に読みたい本でした。
私は今結婚して2年目で、そろそろ子供が欲しいけど、仕事も成長を感じていて楽しいと感じています。また夫婦仲は非常に良く、お互いしたい仕事ができています。そんな中子供がほしいと思った時に、環境の変化によって2人の関係が変わってしまったら、どうしようと不安に感じました。だからこの本を読むことで、これからどんな不安が訪れるのかを経験者の事例を見ながら想定し、未来へ向けて備えたいと思いました。
この本は具体的な例をあげながら、どんな試練がどんなことをきっかけに2人に訪れるのかを説明してくれます。それだけでな -
-
-
-
-