平尾昌宏のレビュー一覧

  • 人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学

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    初めてサクサク読み進められた哲学入門書?専門用語も少なめだったのが読み進めやすかったのと、ちゃんと結論が出るのがすっきりした。結論を『人それぞれ』と結ばれてしまうと読んだ意味がなくなる気がしてしまう私。少し遠回りな気がしても『根拠』や『言葉の定義』『何かを成立させるのに必要な条件』をひとつずつ整理して考えれば、理論に基づいた結論が出せるという当たり前のことにわざわざ『なるほど』と声が出てしまう作品だった。

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    2026年09月28日
  • 人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学

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    タイトルの「人生はゲームなのだろうか?」という問いを出発点として、哲学のやり方をなぞっていく本です。

    本書の構成はパートⅠ~Ⅳに分かれます。
    パートⅠ:「ゲーム」の分析(必要条件の検討)とその条件への「人生」の当てはめ
    パートⅡ:「ゲーム」の分析のブラッシュアップ(十分条件の検討)
    パートⅢ:「人生」の分析
    パートⅣ:不確定で見通せない「人生」をどう変えるか(宗教、金、教育、恋愛)

    タイトルの問いに対する答えはパートⅠで一応出ます。
    ただし、内容的なテーマとしては、「ゲーム」よりも「人生」の問題の方に重心があります。
    また、別角度から言うと、本書を読むことで、哲学のやり方を読者に体験させるという目的もあります。
    だから、「人生はゲームなのだろうか?」というタイトルは、まあ掴みみたいなものです。

    哲学の方法論として、①概念分析して、②その分析結果が問題ないかを論証する、③その論証を踏まえて概念分析をブラッシュアップし(以下繰り返し)のような流れは、色々な本で見かけます。(①②③…を通じて対話で行われたり(ソクラテス=プラトン→パートⅢ第10章)、②のところで思考実験が出てきたりといったバリエーションはありますが。)
    ただ、そうした方法論は当たり前なので大抵省かれるのですが、パートⅠ第2章でその点に解説を入れているあたり、しっかりちくまプリマー新書しているなと思いました。

    しかし、本書後半の「人生」とは何なのか、「人生」をどう変えるかというテーマは、まさに哲学って感じです。
    何度も読み直して、自分の頭の中で考え直すに値する内容になっています。

    議論の精緻さという観点からすると、ところどころ緩いです。
    例えば、パートⅣ第15章「『マネーゲーム』って、株式投資とかのことを言うようですが、学生さんが考えているのはもう少し広いもののようで」と前置きしてから、「マネーゲーム」はゲームじゃなくて「仕事なのです」と結論付けます。
    これは流石に「いや、そこはまず万人共通の『マネーゲーム』という語の必要条件の話をしようよ。実業まで含めたら、そりゃ仕事にしかならないでしょ」とツッコみたかったです。
    多分「マネーゲーム」の必要条件は、投機が可能な資産売買であるはずです。そうであれば、売り買い・貸し借りしかできないというルールはある。ルールはあるが、何億円の資産を築くといった万人に共通のゴールがない。終わりがないから、ゲームじゃない。そもそもマネーゲームの終わりと人生の終わりは同じものなのではないか…といった議論の流れになるべきだったと思います。
    まあ、こうやってツッコまされている時点で、まんまと哲学させられた、筆者の掌の上だったということなのかもしれません。

    文体は平易な話し言葉で、教室で講義を聴いているような感じです。
    例えば「『ゲームとしての宗教』の場合には、プレイヤーである信者のプレイ態度、つまりは信仰心なのです」(p.182)という言葉遊び(playとpray)は好きです。
    この文体だからこそ、言葉遊びに気付けるというか。
    逆に、何回か出てくる「ふふっ」とか「ははは」といった言い回しは、読み方によってはあんまり印象良くないかなと思ったりもします。
    あと、専門用語をできるだけ避けているように見えます。例えば「概念分析」のような哲学用語も出てきません。
    専門用語によって語の意味を精緻化するよりも、言い換えを多用して、読者に議論のイメージを深めさせるのを重視していると感じました。

    ケチをつけるようなことも書いてしまいましたが、私はこの本をとても興味深く読ませていただきましたし、とても面白い本だと思っています。

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    2025年08月24日
  • 人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学

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    人生はゲームかを明らかにするための考え方を示した本。まず前提を定めそれに当てはまるかどうかで結論を導き出す考え方は他にも活かせそう。本書でも受験、掃除、戦争、宗教、恋愛など取り上げて分かりやすい。先生に教えてもらっているのに、一緒に考えているような「我々はこう考えました」と言う語り口の文章で読みやすいです。巻末に読書案内として掲載された参考文献も読んでみたい。

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    2024年10月27日
  • 人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学

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    明晰かつ判明に人生はゲームなのかについて哲学している本。
    独特な語り口のおかげなのか内容が頭に入ってきやすい。

    以下、印象に残った部分をまとめる。
    ・対話は討論とは違う。意見をぶつけ合わせ勝敗を決めるのが討論、対話は意見を言い合い、案をより良いものにしていくこと。
    ・人生の中で自分が得意なゲームを見つける。無理に自分のしたくないゲーム、苦手なゲームに参加する必要はない。

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    2022年11月02日
  • 人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学

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    本書はまさにタイトルのとおり、「人生はゲームなのだろうか」という問いに答えていく作品である。

    問いに対して前提を立てて整理したり、問いの要素を別の要素に変えた時に新たにわかることをきっかけに見解が深まっていく様子が読んでいて非常に楽しいし、議論の過程でなんとなく感じるモヤモヤが言語化されていくのは快感だった。

    また、案外意見の影に隠れた前提が潜んでいるということも改めて学ぶことができた。

    タイムリーなことに私は直前にちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」を読んでいた。

    それと絡めると本書では根拠や理由のない意見には意味がないともっともな指摘がされており、より強固な意見にするための思考方法を本書では追体験できる。

    自分が大学の教養で哲学を学んだ時は、XXXはこういう考えを提唱したといった知識を伝達する形式だったこともあり、本書のような考える機会を授業で受けられるのは学生が素直に羨ましいと思った。

    参考文献も充実しているので、それらにも手をつけていきたい。

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    2022年03月11日
  • 人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学

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    立命館大学などで教える思想史・倫理学研究者の平尾昌弘による口語体の新書。著者の専門はスピノザやシェリングや贈与論とのことだが、『なぜ論文を〈です・ます〉で書いてはならないのか : 日本語からの哲学』といった論文や、本書『人生はゲームなのだろうか?』のような身の回りの疑問に答えるような著作も多く持っているようだ。本書の内容は、「人生はゲームか」という問いに対し、哲学的に答えを出していく道筋を読者にデモンストレーションするものである。つまり、①ゲームとは何かの定義付け、②人生はゲームの定義に当てはまるかの検討、③様々な反論に答えながら定義を修正、④前段のステップを踏むことで本論とは関係ないところで見えてくる含蓄の確認、というような構成となっている。この本を読むことで、今後自分で「哲学する」という感覚を少しでも掴めるようになると思う。また(特にコンピューターゲームや最近のインターネットミームなどに馴染み深い人は)、直観的に哲学の面白さを感じることができると思う。また、哲学は当たり前と思われている何かが何かである理由や条件をはっきりさせることで、より明確に議論をしたりこれまで気づかなかったことに気づくようにしたりできる、ということの意義を理解できると思う。

    本書の秀逸な点は、哲学の論証を簡単に説明し、やってみせ、やらせてみて、想定される間違いを指摘し、そして一連の流れを通して哲学論証の意義を体感させている点である。

    なお本書では、事実の問題と実践の問題(descriptive vs normative?) の区別などの議論を明確に整理する上で必要な考え方を紹介していたり、ルールの区別(自然の制約、手続きで定めるルール、理由ある道徳、デファクトスタンダードとしての常識)など、ほかの研究をする際に広がりを持つ議論の一端を示していたりするので、簡単に読める本であるが、同時に読者の今後にむけて広がりが大きい本でもある。

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    2022年03月07日
  • 人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学

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    哲学とはそもそも何か。
    思想家の考え方を学び、分類するのが哲学ではない。哲学とは、自分で考え「続ける」ことなのだ。

    その題材として、取り上げられているのが、「人生とはゲームか?」というものであり、本書では、そのテーマに対して、一冊まるごと取り組む、という意味で面白い。

    では、「人生はゲームなのか」と問われたときに、まずは単語を分解しなければならない。

    私たちは、普段、言葉を無意識のうちに使っているけれども、こうした命題に対しては、そもそもの定義が曖昧だと、それに対する答えというものは大きく変わってしまう。ゲームがいわゆる「テレビゲーム」なのか、それともスポーツで言うところの「ゲーム」なのか。

    そうした、言葉の意味を捉え直してみるというプロセスから、それが正しいのかどうかを展開、判断していく。


    今ここで書いたのは、哲学することの序盤であり、この本では深く深く丁寧に進められていく。

    考えることは、非常に難しい。「ちゃんと考えました」というのは、実は何も考えてないのかもしれない。丁寧に捉えたつもりでも、掬い上げた両手からこぼれるものは多い。

    『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)』 の考え方に近いが、知っている「つもり」になっているものは自分が思っている以上に多いのかもしれない。

    良いか悪いかは別として、意味を考えることもなく素通りできる、もしくはできてしまう毎日に、考える習慣を身につける。

    そんなきっかけを持つための一冊。

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    2022年02月25日
  • 人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学

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    これまでの著者の作風と同様、「哲学を学ぶ」のではなく、自分たちで「哲学する」ために、「人生はゲームといえるか?」という命題について著者とともに考えていくという作品です。

    一つずつ丁寧に思考を重ねていき、後半になるほど、人生について深い考察を展開していくことになります。

    宗教、マネーゲーム、教育、恋愛なども考察対象に取り上げながら、それらと関連させて多角的に人生の本質に迫っていく流れは巧みです。

    高校生や大学生には是非一度読んでほしいですし、生きていることに息苦しさや窮屈さを感じている社会人にも読んでみてほしいですね。

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    2022年02月20日
  • ふだんづかいの生命倫理学 生と死はどこまでコントロールしていいの?

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    わかりやすく面白かった。

    事実と、著者の考えや価値判断をちゃんと区別して書いてくれていて、良いと思った。

    ただ、ここに書いてある事実や価値判断を元に、特定のイシューの意味のなさ、的外れさなどを指摘しても、それが説得に繋がるかというとそれも難しいんだろうと思った。
    (例えば、社会問題解決のために安楽死を法制化しようとする政治家がいたとして、それに対して、「安楽死は患者のためのものであるからしてその考えは間違っている。社会問題の解決のために殺人を許容できる道理がない」と言ったとして、それにその政治家や法制化賛成派の人たちが納得する気はあんまりしない)
    ただ、色々な議論の前提条件や、考えるためのきっかけが多く、著書名のとおりふだんづかいできるというか、なんとなくお守りのように持っておける一冊だと思う。これを本棚に置いて、いつでも確認できる状態にしておくことが、肝要だと思う。

    発症前診断の話の中の、患者の自律についての話があったが、あとがきでのこの考え方に対する反転が面白かった。(たまたま、同時に読み進めていた『急に具合が悪くなる』の内容と重なった)

    一回読んだだけじゃすぐ忘れちゃうので、ちょくちょく読み返したい一冊。

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    2026年09月27日
  • ふだんづかいの生命倫理学 生と死はどこまでコントロールしていいの?

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    生命倫理学について分かりやすく解説。正義と善の違いについては考えさせられた。また遺伝子操作のリスクについても勉強になった。

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    2026年09月26日
  • ふだんづかいの生命倫理学 生と死はどこまでコントロールしていいの?

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    『ふだんづかいの倫理学』の著者による生命倫理学の本。相変わらずの読みやすさと、見事な論点整理。

    読み手を選ぶ本ではある。深入りするよりも、入口の部分を整理しているので、深入りしたい人には(例えば本書のコラムに書かれているような内容を掘り下げてほしい人には)おすすめできないかもしれない。ただ、本書は「ふだんづかいの」と銘打っているので、そこは本書の範疇ではない。

    例えば安楽死賛成の理由として「医療費を減らす必要がある」等と素朴に挙げる人や、不妊治療で少子化対策を持ち出す人には必読の書。

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    2026年09月12日
  • 日本語からの哲学

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    紹介されていた本。

    なぜ〈です・ます〉調で論文を書いてはいけないのか?

    面白い問い。
    確かに常体と言いながら、常ではないしな。

    論文における、書き手と読み手の立ち位置の違い。
    一人称でありながら、三人称として書けること。
    他者性が排されていることが、論文という質の書物には必要であること。

    これは個人的な考えだけど、〈である〉調の日記的側面にも注目したい。
    自分自身が思索する時に、結局は言語を用いなければいけないこと。
    その思索をアウトプットした結果が、日記であったり、論文であったりする。

    どちらにしても、相手の存在に語りかける立ち位置と異なるのは共通なのだけど。

    では、日記ー随筆ー評論を架橋するものとは何か。
    もうちょっとぐるぐる考えたくなる。良い問いだ。

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    2025年08月04日
  • 人間関係ってどういう関係?

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    中高生向けであるためか、やや冗長。後半から面白い。人間関係は4つに種類分けすることが出来る。ヨコorタテ、相補or共同。

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    2025年08月07日
  • 人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学

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    ネオ高等遊民さんのYouTube(5000円5冊で始める哲学入門)で紹介されていたので読んでみた一冊(5冊紹介されていたので、一冊目)。
    哲学書はあまり読んだことが無かったのですが、予想通り一冊を通じて考え続ける内容でした。タイトルになってる事を考えていく内容なのですが、深く、広く物事をみていく、考えて行くもので、普段使わない頭を使います。
    ゲームとは何かの条件定義し、人生にそれを当てはめて終わりではなく、その他の事柄にも当てはめる、その過程で条件を再考する、といった流れで書かれています。読みやすくはありますが、少し流すとわからなくなります。

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    2025年04月06日
  • 人間関係ってどういう関係?

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    とても分かり易かった。親子や恋人の関係を整理して説明してくれた。同じ恋人や親子でもそれぞれ違う部分はあると思う。そこは自分たちで考えていくところかな。

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    2025年02月08日
  • 人間関係ってどういう関係?

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    身近な関係に慣れ親しんでる人は勿論、そういうものから離れた人も「普通の人」の人間関係やその実態を知るのに良いと思う

    素晴らしかった
    「身近な関係」から、それをそれたらしめる因子を抽出してきて、2つの軸を設定してマトリックスを作る
    そうやって、曖昧な「身近な関係」を高精細に分析していく過程で目から鱗が落ちた

    端から「理想の関係」だけ目指すのではなく、変化するものだと受け止めて接していくのが大切なのかなと思った
    昨今の人をモノとして操作/所有しようとする悪弊にメスを入れ、改めて「関係」そのものの在り方を問い直す名著

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    2025年01月02日
  • 人間関係ってどういう関係?

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    身近な人間関係を「タテ↔ヨコ」、「共同性↔相補性」2軸に分けて展開。
    「身近な関係性は必要か?」と言われると、共同性によって結ばれている関係は必ずしも必要ではないと結論づけられる。しかし人間は必要なものだけで生きているわけでなく、身近な関係には必要というよりも幸せにかかわるものがあると考えることが大切。

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    2024年11月02日
  • 人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学

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    「哲学する」方法を具体的にやってみせた、哲学的考え方のお手本のような本。「哲学する」ことに興味がある人にはおすすめの入門書。

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    2024年10月16日
  • 人間関係ってどういう関係?

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    素朴な疑問だからこそ、この本を通して、考えるよい機会になりました。

    図で当てはめて解読する部分はとても分かりやすかったです。

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    2024年06月30日
  • 人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学

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    本書は「人生とは何か?」という基本的だが普段あまり考えない問いについて、人生をゲームにたとえ、考察することを提案している。

    各問に対する自分の考えは下記の通り。
    人生とは何か?という問いに明確に回答できる人は少ないと思う。自分もそう。何から考えていけば分からず、思考停止してしまう。ただ、ゲームに置き換えれば、とっつきやすくなる。
    人生というゲームのルールはなにか?
    →与えられた身体、仕事、お金でどれだけ自分、そして他人を幸せにできるというゲーム。きっと法律的に禁止されていることはあるが、それも時と場合によるだろう。このルールは人によって違うもの。そしてそのことすら考えずに生きている人の方が多いのではないかと思った。またルールは固定されたものではなく、時間と状況によって変化するもの。ただ、それもこのゲームの醍醐味なのかもしれない。

    主人公は誰なのか?
    →もちろん自分。ただ、周囲の人間関係から様々な物語があるわけで。主体的に生きることが大事かも。

    攻略法はあるのか?
    →完全な再現性があるものは少ないが、それでもありそう。
    書籍等で過去の偉人たちの知識を使ったり、試行錯誤して編み出していくのもゲームの醍醐味なのか。

    ゲームオーバー(死?)とは?
    そもそもなぜゲームをするのか?
    →知らない間にゲームが始まってしまった。それならゲームオーバーまで楽しむとしよう。諸行無常。

    人生には明確な正解はない。ただ意味を見出すことはできる。そのきっかけになるよい本であった。

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    2024年06月21日