MIYAMUのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
エモい.とにかくエモい.
こんなにもエモいが似合う本はないと思うってくらい素敵な話だったしリアルだった.
目線は変わるけど掴みやすい話の内容だったしとっても読みやすかった話.
ハッピーエンドだけじゃないっていうのが余計にリアルでだけど嫌な気持ちになるとかじゃなくてリアルだからこそスーって入ってくる感じ.
あるバーが舞台になっていてそこで素敵な出会いがあって人との繋がりができて良くも悪くも広がっていく
今は身近にそんなバーみたいな素敵な場所はないけどいつか我が家みたいな場所ができたらとっても幸せだろうな~~なんて思ったり思わなかったり.
終わり方もエモいに尽きていて続きがあったら是非とも手に取 -
Posted by ブクログ
殺してやりたいと思えるほど、愛していなかったんだと思います。
殺してしまいたくなるほど、愛しいと思えたり、この人に愛されるためなら死んでもいいと思えたり。すごく近いところにあると信じてます。
愛とは、世界を知ることであり、他者を自分のことのように理解しようとすること
人は知っていること、蓄えた語彙、踏んできた経験からしか、言葉を紡ぐことはできない。知らないことを憶測で話して指摘されるのは誰だって怖いからね。
ひとりで食べる温かいご飯より、ふたりで食べる冷めたご飯の方が美味しいよ。
恋を知ってから、明日が来ることを待ち遠しく思えるようになった。愛を知ってから、夜を凌ぐよりも朝を迎えること -
Posted by ブクログ
会話も情景も兎に角オシャレな小説でした。
読んでいるだけで楽しい気分になります。しかし登場人物達が皆、美男美女でモテる人の話でやや現実離れ感があるのと、物語の続きが気になる所でコロコロ場面が変わってしまうのが少し残念でした。
でもそれらを打ち消すぐらいラストの言葉、結末が素敵。途中で絶対やめず最後まで読んでよかったと今までの中で1番思えた本でした。
特に良いなと思ったのは、その人の前でおならできるという男を選びなさいという言葉
一見ふざけているようで、心打たれました。自分の最悪な所、ありのままの姿を見せることができて幸せを掴んだ1人のヒロインの結末が凄く微笑ましかった