永井みみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
独特な方言?話し言葉、文体で描かれる
ひとりの老女の人生。
刻一刻と迫ってくる死期や、認知の進行、
それに気づいてるのか気づかないようにしてるのか
老女のカケイは自らの人生を語っていく。
その人生は決して楽な道ではなく、
しんどい惨いを詰め込んだ人生のように思えた。
しかし、あることをきっかけに
実はそうではないんだということがわかる。
しんどいことが多々あったのは事実であるが、
カケイの人生は幸せだったか?と問われると、
彼女はまっすぐに「幸せでした。」と、
話すのである。その、彼女の芯の強さが
同性から見てもかっこよく人生を全うしてるなと感じた。
躓いたときや、
上手くいかないこと -
Posted by ブクログ
ナツイチのしおり欲しさに読んでみました。
(動機が不純…)
正直、読みやすいとは言えないかもしれません。
主人公・安田カケイさんの置かれている立場や状況が、最初はなかなかつかみにくいのです。
ただ、普通の状況ではないことは、語り口調からじわじわと伝わってきます。
「この話は、こういう状況に置かれた人の話なんだ…」とハッキリわかったのは、カケイさんの子ども・道子の話が出てきた時でした。
(気づくの遅いかも)
それまでは「辛い人生を送ってきた人の話だなぁ」と思いながら読んでいたのですが、道子の話で状況を把握してから、一気に切なさがこみ上げてきて。「走馬灯」という言葉が浮かびました。
よく「死