篠有紀子のレビュー一覧

  • 閉じられた9月

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    あの頃の

    短編「センシティブ・パイナップル」が読みたくてずっと探していました。BookLiveにあって嬉しかったです。9割がた忘れていた内容も今読むと新鮮でした。

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    2019年11月09日
  • 碧のクレッシェンド

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    30年ぶりに再読

    北海道の実家にいた学生の頃、篠有希子先生の作品好きで読みました。
    『センシティヴ パイナップル』が印象的ですね。
    このリロイ&ラス&シェリィの連作シリーズは、いつか続編が描かれるのを心待ちにしていた作品です。
    篠有希子先生、作風変わっても絵柄変わっても良いので、彼らのその後の活躍を描いてほしいです。

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    2016年04月11日
  • 花きゃべつひよこまめ(1)

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    この世界観がすごく好き!
    少女漫画?はほどんど読まないけれど、これは大好きです。
    今は本屋さんにも古本屋さんにも無いのが悲しいです...
    ケメ子と同じ誕生日で嬉しい!
    でも誕生花が毒ニンジンなのはちょっと...

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    2013年02月07日
  • アルトの声の少女 1巻

    Posted by ブクログ

    昔、従姉の部屋でチョロっと読んで、長らく気になっていて、
    ずーっと後になって入手し、確認した全3巻。
    主人公が少年っぽい体型の女子という、性の未分化を暗示するかのような設定。
    恋愛要素は薄く、主眼は家庭の問題と、女の子同士の友情の濃いぃヤツ。
    アクセントを添えるために男子も登場させている風だけど、
    いっそのこと、いなくてもいいんじゃないかと思ってしまった。
    こういう「男子は添え物」的な趣と、
    少女同士の疑似恋愛感覚っていうのが、
    ある年代までの少女マンガの一区画を形成していた印象。
    舞台は「姫君たちの庭」であって、
    男はまだ、精々その外郭を護衛する騎士の立場でしかなく、
    彼女らの性愛の対象にな

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    2013年09月18日
  • 花きゃべつひよこまめ(1)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    面白いけど…。なんかガッカリ。

    かなりイラッとしますね。この家族には。
    特に妻のリカ。専業主婦でマイペース過ぎるお花畑な頭の女性。

    リカと娘のミキちゃんがパパを好きすぎててベタベタしたがる。
    読みながら感じたのは「なんか、似てる!」と。
    一世風靡したマンガの白鳥麗子。
    まるで麗子が哲也に負ぶさったりぶら下がったりしていたような画風。
    どっちが先に描いたかは分からないから、そこはどうでも良いけど。 

    この作品は絵が綺麗で、主役夫婦も美男美女だから普通に黙っていれば素敵な家族なのに、リカがしつこくて自虐的で妄想癖あるから面倒くさい。
    旦那もイケメンだけど亭主関白?で意外にも家庭サービスしない。土日にはグウタラしてるか趣味の競

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    2024年08月30日
  • さみしい夜の魚

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    ふとタイトルを思い出したので古書店で購入した
    懐かしの昭和少女マンガ。
    しかし、ずっと前に読んだことがあると思ったのは
    気のせいだったか、ページを捲れども既視感を覚えず。
    収録作は

     さみしい夜の魚
     つぐみの鳴く樹の下で
     パラレル
     季節の迷宮(ラビリンス)

    表題作は1980年代の孤独な都会人の触れ合いと
    すれ違い……とでも言えばいいか、
    あれこれ手に入れておきながら更に無いものねだり状態
    というのが、令和の現在からすると贅沢。
    当時はこうした作風がクールだったのだろう。
    面白かったのは「パラレル」。
    一家四人が引っ越してきた一軒家には
    売り主の荷物が一部残されたままで、
    娘えりな は

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    2024年04月02日
  • 意地悪

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    他のマンガのついで感覚で借りた一冊。
    篠作品はLaLaで活躍していた頃の一時期しか知らないし、
    既読コミックスは『アルトの声の少女』のみなので、
    新鮮な期待に胸を膨らませてみた……が、
    主にバブル期に発表された、放蕩臭(笑)漂う作品群で、
    今一つだった。
    表題作は、博愛主義を標榜する男子大学生が、
    アルバイト先の奥さんの誘惑を拒否したら
    ストーキングされて危険な目に――という話なんだけど、
    もう少しメリハリとかなんとか、って思った。
    ただ、巻末「夜の中,君の瞳」は童話風で美しく、
    ちょっと心に響きました。

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    2013年09月17日
  • アルトの声の少女 1巻

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    小学生以来。読み返すと、ここまであからさまでおセンチな感じだったかしらん、と驚く。内田善美の「ひぐらしの森」の数ヶ月後に連載が始まっているのですね。男の子っぽい女の子は誰にも属せず、誰も所有せず、でも人気者で、女の子っぽい女の子はエキセントリックで、正直で、ワガママで、たったひとつ以外は何も要らないという。女子間の愛情、独占、嫉妬は、男女間へと移行するまえのシュミレーションではなく、憧れと諦めと、抵抗と順応が、しっちゃかめっちゃかにブレンドされた、どういう女になるか、という自我の格闘なのだなー。いつの世も思春期はコムズカシク、女子ロールモデルは困難。
    アルトはソプラノの下、女性の低音部のことで

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    2011年04月15日
  • 花きゃべつひよこまめ(1)

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    空想するのが日常的なほやんとしたお母さんと家族の話。和む。巻が進むにつれ内容がうすくなった印象があり残念。

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    2009年10月04日