茂木靖枝のレビュー一覧

  • イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

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    イスラエルという国の成り立ちから現代まで、イギリス、アメリカ、ロシア、アラブ諸国、そして、パレスチナ人。それぞれの言い分と行動、それに対する反応、プレーヤが多すぎて理解が追いつかないが、争いは争いしか生まない。距離的にも歴史的背景への理解も遠い分、複雑だから揉めるのは仕方ないくらいの認識だったが、これが現代における最大の人道危機と言われる理由に恥ずかしながらようやく触れることができた。
    イスラエルに批判的な内容だが、これを書いたのはイスラエル出身でイギリス在住のユダヤ人、自身も当事者でありながら膨大な調査から、発信し続ける勇気がすごい。

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    2026年08月23日
  • 「書き出し」で釣りあげろ

    ネタバレ 購入済み

    書き出しの指南書

    伊坂幸太郎氏の小説のようなオシャレな書き出しの書き方の本ではなく、(「心をとらえる最初の一文」と作者が言うような例文は引用されていますが)物語に引き込むための書き出しについて解説された本です。作者はストーリーが何についてのものであるべきかをシンプルに「トラブル」と説明しています。この「トラブル」を要約ではなくシーンとして描き、きっかけとなる出来事、最初の表層の問題、最初の表層の問題の帰着点、核心の問題、核心の問題の帰着点、と順番に深めて書いていくというのが、この本の要点です。良書だと思います。

    #タメになる

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    2026年06月07日
  • イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

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    久しぶりにパレスチナ問題の勉強。
    いやいやたった200ページの新書本だが内容が濃かった。さすがは早尾貴紀の監訳。
    読み飛ばすつもりが、第1章に目を通しただけで結局メモりながらの時間をかけた学習になった。チャッピー君にも長々と教えてもらった。

    第1章「紛争はいつ、どこではじまったのか?」
     ・この紛争の本質は宗教ではなく「植民地化」
     ・「土地を新しく国家として開拓しようとする  
      人々」と
      「そこに住んでいる住民」 との衝突だ。
     ・紛争の起点は古代ではなく、
       19世紀末のヨーロッパにある。

    こんな感じでしっかりと書かれている。作者はイスラエル生まれの著名な学者で、いつかは読まなければいけないと思っていた人だ。

    パレスチナ、ガザのことを学びたい人は必読だと思いますよ。疲れた。もちろんいい疲労感だ。

    そうそうこれだけは書いておこう。

    ※1882年夏、ヤーファーに上陸した最初のシオニスト入植者たちは、農業に関する知識をまるで持ち合わせていなかった。そのほとんどは東欧の町で育った元大学生で、そもそも農業には不向きだ。彼らはパレスチナの農民の助けを借り、土地の耕し方を覚え、作物を育てた。パレスチナの農民たちは、無知な理想主義者の若者らを、ほぼ確実に訪れる飢餓の運命から救っているつもりだったにちがいなく、シオニストの計画が自分たちのことをどう見ていたのか、想像だにしなかっただろう。しかし、初期のシオニストのプロパガンダのなかでは、パレスチナ人はよくて自分たちの生まれ故郷の異邦人、悪く言えば旧約聖書の時代からユダヤ人のものだったはずの土地を横領した者と見られていた。すでにこの段階において、シオニストの思想家らは、パレスチナへの移住をヨーロッパの反ユダヤ主義から逃げるための決死の策ではなく、パレスチナを奪うための基礎固めと考えていた。

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    2026年03月14日
  • ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと

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    今読んでいる途中ですが
    「あの時の気持ち」が蘇ってくる
    その気持ちはユニバーサルなのだと
    改めて確認させてもらえる
    こんなに上手く言葉にできないけれど
    その感情はまったく同じだ!
    と
    ここに紹介された人たちと
    動物と一心同体になった人たちと
    思いを重ねております


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    2026年01月15日
  • イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

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    " 一世紀以上にわたりパレスチナ人がいかに不当な仕打ちを受けてきたかを知ったみなさんが奮い立ち、連帯して彼らの闘争に加わり、世界のどこにいても弾圧に抗議して立ち上がることを願っている " (「おわりに」より引用)
    帯にも強調されている通り、ユダヤ系イスラエル人パレスチナ史研究家によるパレスチナ史解説(入門)書である。引用文中にもある通り本書内ではパレスチナ人に対する弾圧虐待などの歴史が描かれており、その積み重なることは夥しく、読んでいるとパレスチナ人の視点に入り込みすぎているのではないかと感じたが、しかし先に述べた通り著書はユダヤ系イスラエル人であり、公平性には問題がないと思われるため本書の内容は事実なのだろうと思われる。
    タイトルに「ゼロから理解する」とあるが、実際に知識がほぼゼロの状態から読み始めても問題なくわかりやすく、タイトルに偽りなしと言っていいだろう。本書では、パレスチナ·イスラエル間の問題が、よく(第三者である我々による平和のための干渉を放棄する言い訳として)用いられる「宗教戦争」ではなく、パレスチナを都合の良い植民地として見るユダヤ人側と、脱植民地化を目指すパレスチナ人の抵抗であるとして、新たな視点を提示している。またイスラエル側の言い分に頻出する「ハマスはナチ」「ハマスはテロ組織」といった主張がどのように生じてきたかなども簡易な言葉で解説されており、大変わかりやすい。
    「イスラエルとパレスチナの対立について、何が問題なのか、どういう経緯を経てきたのか知りたいが何を読んだらいいのかわからない」という人にぜひ読んでほしい、おすすめの1冊。

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    2025年12月26日
  • 世界最大ドーナツチェーンの成功法則

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    じわじわ面白さがくる
    この人は学んでる、実践と教科書から。

    ダンキンドーナツは見たこともないし、帯にあるようなミスドとの舞台裏とかはどうでもいい。

    長いダンキンドーナツの歴史を振り返り、英アライドグループの傘下に入った後の話、もっともっと詳しく知りたい。イギリスとアメリカの違いへの対応と適応、上場企業CEOだった人が、一部門トップになることの変化…そして、気になるダンキン引退後も気になって仕方ない。

    巻末に彼の読んできた本の一部が紹介されてます。

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    2025年07月27日
  • ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと

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    ページをめくって処々目に入って来る言葉にハッとさせられ、気づかされ、そしてまた涙を滲ませ、思わず本を閉じてしまったり。
    切なくて、隅から隅へ丁寧に読むことは出来なかった。
    だけど、そのうちまた、開いてしまうのかもしれない…

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    2025年07月26日
  • イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

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    何度も学んで、いつもよくわからなくなるイスラエルパレスチナ問題。

    ユダヤ系イスラエル人の著者が見た、パレスチナ擁護の視点で書かれた本。

    パレスチナ(アラブ人)
    ↓
    シオニズムによりユダヤ人がイスラエル建国
    ←イギリスが自身の都合で後押し(ヨーロッパからユダヤを出したい、オスマンを統治したい)
    ↓
    パレスチナの人たちはガザ地区と西岸地区へ

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    2026年05月10日
  • ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと

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    犬と猫が、ほぼ
    でも 他人からは只のペットだけど 飼い主は、ペットではなく、家族の一人 彼女と過ごした時間は、かけがいのない時間 虹の橋を渡った時は、本当に号泣し、暫く 食欲不振になった。これは、経験しないと解らない感情だと思った。ペットロス 本当だ。

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    2026年03月22日
  • イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

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    ネタバレ

    入植者植民地主義は、古典的な植民地主義とは決定的に異なる。古典的な植民地主義者は、未開の人びとに近代化をもたらすと考えたのに対し、入植者植民地主義者は、近代化するのは土地であり、人ではないと考えた。土地を手に入れるためには、そこに住む人びとは脇に追いやるべき不都合な存在になった。ユダヤ人は大規模に土地を買い、パレスチナの先住民は農場から追い出され町への移住を余儀なくされた。酪農や農作業から締め出され、貧困街が作られた。多くの村がなくなった。同じ所に住むことはそこの文化が続けられていくということ、村の歴史本のページが増えていくということ。資産の多寡でその歴史の正当性を持つ国が変わるのだろうか。強制に人を移住させるのは痛ましい。

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    2026年03月17日
  • ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと

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    ペットを亡くした経験のある人は皆、共感すると思う。私も以前、柴犬とシベリアンハスキーのミックス犬を亡くした。目が薄いブルーで散歩に行くと、子供たちが「オオカミだー」と、怖がったりしたけど、実は優しくて愛嬌があって七色の声を持つ愛らしい女の子だった。娘が拾ってきた仔猫にパンチされても困ったような顔で後退りするだけだった。
    この本を読むとそんなことが思い出された。今、猫2匹に囲まれているが、彼女が亡くなった後の喪失感は忘れられない。

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    2025年07月06日
  • ペットを愛した人たちがペットロスについて語ったこと

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    ペットを亡くした人達の言葉集

    必ず訪れるその日について
    多くの人達が苦しい思いを綴っている

    共感しかない

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    2025年12月01日
  • 世界最大ドーナツチェーンの成功法則

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    アメリカン(味などがうすい)コーヒーの代表格と感じていてダンキンドーナツがここまで豆にこだわっていたのが意外だった。

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    2025年08月07日
  • 感情を引き出す小説の技巧

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    結論に至るまでが長く、読み手への負荷が高い。だけど、『感情を引き出す』という内容で勉強になった部分も少なくはない。

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    2024年03月09日