カミュは1957年当時史上2番目の若さで、ノーベル文学賞を受賞したフランスの作家。本書『異邦人』はサルトルの『嘔吐』とともに、フランス小説史上の傑作である。そんな世界的名著をたまたま家の本棚で見つけたので読んでみた。
第一章は小説のストーリーとして面白くも可笑しくもない...それが第二章になるとがぜん読むスピードが上がる。人殺しをしたのは太陽のせい、斬首刑が言い渡されれ司祭に向かって、いま死のうが100年後に死のうがどこに違いがあるのか、などなど...この辺りがカミュが実在主義と言われた所以なのかな。