村上茂久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2人の人物の対話形式で、決算書の見方を解説した本。
著者いわく、会計の本は現実とは乖離した架空の決算書をもとに解説しているから本を読んでも実際の決算書を読めるようにはならない、生きた決算書を読まなければならない、と。しかも最近の企業はビジネスモデルが多様化しているから余計にわかりにくい。そこで、本書は実在の企業の決算書をもとに解説する形式になっている。2020〜2021年頃の、コロナ禍の企業活動も反映した内容になっている。
章ごとに1つの企業を深掘りしていく構成で、有名な企業ばかりでイメージがわきやすかった。ESGの解説で取り上げられたエーザイの章がいちばん面白かった。
読みやすくてサクサク読めた。どれだけ身になったかはともかく…。
というか、生徒役の登場人物ですら簿記資格は取ってるという設定だったので、やっぱり簿記の勉強してからこういう本を読むべきなのかもなあ。
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Posted by ブクログ
まとめ
決算書の情報だけでは不十分。その会社のビジネスモデルを理解していないと、その数字がどんな意味を持つか分からない。
・ビジネスモデルが分からないとその数字がどう現実に結びつくか分からない。だから何?で終わってしまうのは数字の意味を理解できていないということ
・連結子会社、投資事業、持分適用会社によってP/Lへ計上される項目は異なる
投資事業;投資先の時価の変動がP/Lに反映される。利益がマイナスでも時価が上がっていればプラス。
持分適用子会社:利益の変化がP/Lに反映
・原価償却費は利益を減らす。ただし、実際はその年に発生している費用ではないのでキャッシュが増えるという状態ができる
・財務情報と非財務情報、両方を見ないと企業の未来は分からない。財務分析だけでは不十分。非財務情報はPBR1を越える部分の企業価値を表す情報