【感想・ネタバレ】決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門のレビュー

あらすじ

企業の本音に数字で迫る! 新「決算書ミステリー」爆誕!! 決算書の裏に隠された企業の戦略や真の狙い、儲けのカラクリに、あなたはいくつ気づけるだろうか? 「メルカリ」228億円の赤字でも絶好調の理由 日本一複雑な「ソフトバンクG」の決算書を読み解く 3兆円で買収された「Slack」のポテンシャルとは? ……こうした謎の真相には、ニュースだけを見ていても辿り着けない。では、何を手掛かりにすべきか? もしかして、会計の知識だけを頼りに、読み解こうとしているのでは? そう考えた人ほど、ドツボにはまってしまうかもしれない。なぜなら、決算書のナゾトキとは「知の総合格闘技」だから。すなわち、あらゆるビジネス知識を総動員して真相に迫る壮大なエンターテインメント! 対話形式で決算書からビジネスモデルを解き明かす「7つの物語」。とくと、ご覧あれ。

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Posted by ブクログ

上級者向けでやや難しいですが、対話形式なので読みやすいです。注目企業の決算のカラクリ(言い過ぎか)がわかります。

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2022年07月18日

Posted by ブクログ

これは実務入門書として最適。すぐに読める。
加えて、エーザイのROESGコンセプトがとても参考になる時事ネタ。新入社員からマネジャーまで一読しておくと良い本なので、部下に薦めたい。

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2022年06月22日

Posted by ブクログ

ソフトバンクの場合、持分法適用会社の利益は、持ち分に応じて利益の一部が計上される。だから株価が変動しても、利益には影響を与えない。
他方でビジョン・ファンドの出資先の場合は株価が変わることで、時価も変わりそれに応じて利益が変動する。

決算書を見る際の視点は3つ。
デッドの目線かエクイティの目線かで全く違ってくる。
①負債
デッド目線の場合→自己資本比率、流動比率など。

②純資産
エクイティ目線(グロース株)の場合→売上高の成長率やPER、PSR
バリュー株の場合→時価総額の低さ、PBRや、PERの低さ
③資産それぞれの利害関係者の視点

「会社の値段」には合計4種類ある。
①会計上記載されている純資産の簿価
②純資産の時価
③買い手が提示する買い値
④株式市場で評価されている「時価総額」
「のれん」は②と③の差額

減損損失とは「のれん」が想定よりも高かった場合に見直すことによって発生する。

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2024年11月08日

Posted by ブクログ

会話調で書かれているのでファイナンス初心者でも読みやすいです。ファイナンスを普段の仕事で扱わない、馴染みがない人におすすめです。

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2024年10月05日

Posted by ブクログ

おもしろかった!分かりやすかった!まだ雰囲気で読んでるところがあるので次は実例を見ながら教科書として読みたい。

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2024年06月25日

Posted by ブクログ

ナゾトキという感じではなかったが、実際の企業の決算書を用いて見るべきポイントが説明されておりおもしろかった。
具体的にはメリカリでベンチャー企業の決算書の見方、ソフトバンクで持株会社の決算書の見方、Slackで買収価額と非財務情報の重要性、エーザイでESG経営についてなど、実際の企業の開示情報を用いて今の流行りを抑えつつ決算書の見るべきポイントを説明しているので頭に入りやすかった。
会計やファイナンスを少し勉強している人であれば、あらためてのおさらいという感じですらっと読めるのでいいと思います。

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2022年05月04日

Posted by ブクログ

2人の人物の対話形式で、決算書の見方を解説した本。
著者いわく、会計の本は現実とは乖離した架空の決算書をもとに解説しているから本を読んでも実際の決算書を読めるようにはならない、生きた決算書を読まなければならない、と。しかも最近の企業はビジネスモデルが多様化しているから余計にわかりにくい。そこで、本書は実在の企業の決算書をもとに解説する形式になっている。2020〜2021年頃の、コロナ禍の企業活動も反映した内容になっている。

章ごとに1つの企業を深掘りしていく構成で、有名な企業ばかりでイメージがわきやすかった。ESGの解説で取り上げられたエーザイの章がいちばん面白かった。
読みやすくてサクサク読めた。どれだけ身になったかはともかく…。
というか、生徒役の登場人物ですら簿記資格は取ってるという設定だったので、やっぱり簿記の勉強してからこういう本を読むべきなのかもなあ。

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

決算書の見方ではなく、読み解き方を説いている本。

確かに決算書は目的に応じて活用の仕方が異なってくる。

対談&ケーススタディで構成されており、類書に比べ読みやすかった。

今後本書に書かれている読み解き方に沿って様々なケースを読み解いていくドリル形式の続編が出ると面白いのではないかと感じた。

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2022年02月27日

Posted by ブクログ

会社の事業の仕組みがわかり、企業研究として良いと感じた。
取り上げられている実例も、ニュースで話題になる会社・事例が多いので、ニュースの見出しを見た時に注意すべきポイントの学習としては良いのでは。

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2022年02月13日

Posted by ブクログ

会話形式で説明してくれているので、内容がとてもわかりやすかった。
特に後半の方は今まで知らなかった内容ばかりで、勉強になりました。
でも結局は実際に会社のIR情報を見て自分で読み解いて決算後の株価等で予想が当たったかどうか確認してみないことには本当の意味で理解はできなさそうです。
ただ本を読むのではなく、実戦あるのみ…
簡単に身につくものではないので、手間を惜しんではいけないなと思いました。

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2024年08月25日

Posted by ブクログ

目を引くタイトルだったが会話調ということを除けばよくある内容。題材となる企業も有名どころを選ぶから似たり寄ったりになるのは仕方ないか。謎解きの要素をもっと入れて欲しかった。

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2022年01月25日

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