星海社のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
江道大社で行われる職場見学、あくまでも学校行事の一環なのだから大事など起こる余地は無いだろうと思っていたのだけど、意外や意外な展開になったような
他の学生にとっては新鮮味の有る場所でも江道大社が実家であるトータにとっては詰まらない場所
けれど、裏を返せば彼にとって江道大社は学校行事で訪れる場所ではなく親族の思惑が渦巻く厄介な場所となるわけか
だからって帰郷して速攻で監禁されるって何なの……とはなるが
とは言え、何も知らないナギにとって、やはりそこは職場見学の場所でしか無く
そこで博物館を選択するのは一風変わっているね。まあ、ナギの場合は江道大社に就職したいわけではなく、あくまでも実家を盛り立てる参考にしたいからか
そんな彼女の関心事に同行するざくろはこれまたキャラの濃い…。女の子に貸す用の羽織やハンカチを多数常備してるって格好良いけど絶対的に間違ってる……(笑)
そうして生まれた縁がナギを想定外の厄介事へと引き込んでいったね
江道大社や博物館に怪しい部分が有るからって、夜間に忍び込みに行くなんて思い切りが良すぎて発想が理解できない…
ただ、最終的にその行動が正しいのだから、こういう発想力を以って優等生と呼ばれる所以なのかと思わなくもないけど
まるで秘密の冒険をするかのように辿り着いた保管庫は江道大社の暗部がそのまま仕舞われた場所だったような
「純度」を高める為であればよく聞く手法であるけれど、情報社会においてある程度外に開いた組織で行うなんて度を越している
知ってはならない事を知ってしまったナギ一行。地下室に踏み入りトータと会ってしまった時点で「何も見ませんでした」と白を切るのは難しいように思えるが…… -
Posted by ブクログ
ツクヨミがナギの特殊性を推察できた事でナギという存在の重要度がはっきりしない形であっても跳ね上がった印象
そんなタイミングで行われるのはナギの特訓ですか
…まあ、これはツクヨミの教え方が下手すぎてどこまでナギの参考になったか曖昧だけど。言いたい事は判るんだけど、教え方がね……
ツクヨミの思惑はさておき始まるは体育祭
自分を取り巻く危うさを知らないナギは体育祭にできる限り参加して楽しもうとしているようだけど、そもそも神通力が使えないのでは神通力を使う前提の競技に参加できやしない
と、思ったらまさかの神楽経験を買われてダンスの中心メンバーになるとは
それは喜ばしい事だけど、やっぱり本題となるのは競技そのもの。中でもリレーに参加したモナカの話は色々と面白かったね
瞬間移動の競技という特殊性。他の能力が組み合わさる事で有利になるオルハの存在
というか、オルハは高い能力を有しているだけに留まらず、少々小狡い性格をしているようで。ただ、その狡さを高い計算の元に行っているから外見の評価は高くなると
真っ当に努力するモナカとは相性が悪いわけだ。おまけにナギに対して不穏な要求をするものだから読者からの好感度も低下傾向…
本番のレース、モナカはとんでも無い荒業に出たね
リスキーな能力の使い方。けど、そうでもしなきゃ自分より強い相手には勝てやしない。モナカの本気がこれでもかと表出していたよ
それだけに不正にならないギリギリを突いたオルハが小憎らしい……
今巻は不穏な空気が漂う中での体育祭と何処まで呑気に楽しんで良いか判らない内容だっただけに、徐々にナギへの独占欲を見せ始めたトータの子供っぽい振る舞いにちょっと癒やされてしまったり
そんな不穏と癒やしが交互に発生する中で遂に生じたナギの誘拐。スサノオさま(たける?)の思惑は何処に有るのか……? -
Posted by ブクログ
前巻にて色々衝撃的な事実が明かされたけど、ひとまず今巻では普通に学校生活に戻るのね
学生なら学業に励まなければならぬナギに提示されたのは神通力に沿った講師選びですか
まともに神通力が発現していないナギはそもそも自分に適合する講師も判らない
そういった意味では今巻の講師選びは改めてナギの能力に迫るものになったのかな
今のところ、明確にナギの特性と言えるのは抜群の運動能力くらい。以前であれば天性の素質と思っていたそれも神力の影響でないかと思えば明るく語る事も難しい
そんなナギのモヤモヤをツクヨミが気にする流れは良いね。思えばナギをこの學園に入学させたのはツクヨミなのだから、ナギが學園の生徒に相応しいと誰よりも太鼓判を押せるのはツクヨミだったと言えるのか
ただ、ツクヨミに真っ当な対人能力があればそこら辺の背景はもっと早い段階でナギに伝わっているわけで
恐ろしい程の口下手とセクハラへの恐怖によりナギに全く意思表示できないツクヨミはかなりのダメ人間なんじゃなかろうか(笑)
だからこの二人の間には別の人間が入るべきで。それはホシノだけでは足りないからガランもこの関係に含まれてくるわけか
そうしてガランの下で始まった本格的なナギの神通力調査。それはどうにも不可思議な結果に終わったような
何度探しても神力貯槽器官は見つからない。なのに、ガランの力を増幅させるような描写が有り、逆にツクヨミの神力を吸い尽くす描写も有り
身体の中に神力貯槽器官は無い。けれど彼女の周囲を神力は巡っている。その答えはまだ見当もつかないけれど、とんでもない秘密が隠されていそうだ
その状況で衆目の目に晒されてしまう体育祭は宜しくな事態が巻き起こりそうな予感が…… -
Posted by ブクログ
冒頭のエピソードからとんでもない秘密が明かされている…。ナギが危険に晒された訳では無い。それでもナギの常識が足元からひっくり返るような……
誰も観測していない存在は居ないも同じ。たけるの姿をナギは何年も見ていなかったが、それは引きこもりとして処理され、テレパシーでいつだって下らない会話をしてきた
だからそんなたけるが実は…なんて考えた事もなかったよ
考えていなかったのはナギも同じ。それは家族がナギに対して秘密として貫き通した為であり、同時にナギが兄の失踪を知らずに安心して生きてこられた証でも有るんだよね
ナギの常識は崩れ去ってしまった。でもそこに在るのは暗い真実ばかりでないから、気持ちを切り替えてたけるを取り戻すと豪語する事が出来るのだろうね
そんな背景も有ってか、14話から始まるのは心機一転となりそうなエピソード
ツクヨミが宿泊した事でただの里帰りで終わらなくなった陽美谷神社の一夜。これが神さまの影響力かと再認識させられたよ
寂れていた神社に神さまがやってきて氏子が集まった。久方ぶりの賑わい。その状況は神社の一人娘として応えなければいけない状況。ホシノの言葉はキツいけれど、ナギがこれから神社を支える神さまとなっていく為には必要な儀式の一つだと背中を押してくれるもの
そうして舞ったナギの神楽は立派なものだったね。まだまだ神さまに近づけたわけではない。けれどただの落ちこぼれで片付けられてしまうような人間ではないと証明できたような
…ナギが小さな舞台で神楽を舞う裏で大舞台で舞い踊るたける。この双子が再会する時はせめて幸せな何かを伴っていると良いのだけれど……
そういや、学校では口を開けば嫌味ばかりなトータのお人好しな面が目立った巻でも有ったね
ナギに然りげ無く祝詞を学ぶ機会を与えたり、呪い人形から守ったり、ナギを心配して陽美谷神社まで付いてきたり
この交流がトータの硬さを取るものになるのかな? -
日向夏先生は大好きなんだけど
話の内容がちょっと感情移入できないでいます。
これから面白くなってくるのかな?
薬屋~が好きなので作者買いしましたが、薬屋のような綿密に練られたストーリー構成という感じもなくてちょっとまだ入り込めないでいます。
もう少しテンポよくストーリー展開したり、恋愛要素も増してくることに期待しています!