紺野大地のレビュー一覧
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ネタバレ多くの著作をお持ちの池谷裕二氏の監修の元、プロジェクトメンバーの紺野大地さんが丁寧な筆運びで最新の脳科学-人工知能の研究論文を短い単元で紹介してくれています。紺野さんが年下というのが少し衝撃を受けたのはともかく、昨今トレンドの渦中に渦巻いているテーマに関して大局的に学ぶことができましたね。
MBIのテーマではかのイーロンマスクが新会社を設立してこの分野で多大なリソースを投資して技術発展に寄与しているなんて、まったく知らなくて驚き。サイファイでしか疑似体験できなかった世界が、現実に迫っているのをひしひしと感じました。特に四肢麻痺や精神・神経疾患の患者をサポートする技術応用は、明確な社会的意義を -
Posted by ブクログ
ネタバレAIに救われる未来が来るかも!とワクワクできる本だった。
AIに依存するのは危険だ!という主張の本がある中で、考え方を広げるAI、人間の脳の限界(オッカムの剃刀)を超えて考え方を広げてくれるAIということで、これからのAIによる技術の発展や展望の可能性に希望を持てた。
人間の知覚するさまざまな現象を情報として起こすことで、体の不調や障害を補完してくれるかもしれないらしい。脳の近くをコピー&ペーストできる時代が来るかもしれないのはすごい。
AIの考えに頼り切ってしまうという怖さもある一方で、役に立つ面もあるよという諸刃の剣だということを覚えておきたい。 -
Posted by ブクログ
3.0
脳と人工知能を融合した研究を取り上げ、脳科学と人工知能の未来に期待する本。序盤に脳の柔軟性と拡張性が解説され、筆者も脳の可能性を強く信じているため、シンギュラリティへの恐怖は愚か、倫理的な話や法律的な話もほとんど出ない。筆者らは大いに未来に期待しているが、下手に恐怖を煽るよりマシなのでそこは評価を下げる要因ではないが、直前に読んだ『考える機械たち』があまりに優秀な本だったので、それと比較すると内容は見劣りする。新しい学びもあまり無かった。ただ、BMI(ブレイン・マシーン・インターフェース)が普及するめに必要な特徴や技術が解説されていたのは良かった。 -
Posted by ブクログ
脳科学研究の社会応用の歴史と現状、今後がまとめられている本です。内容は読みやすく、専門外の人でも苦労なく読めると思います。現状でもかなり興味深いことができているということが、本書を読めば分かると思います。
ただ、序盤に「脳科学が発展した架空の世界ではこんな風になりますよ。ね、素晴らしい世界でしょう?」といった雰囲気で語りかけられるような箇所がありますが、ディストピアにしか思えませんでした(特にご飯を栄養剤だけで済ますという箇所)。
自分が脳の研究をしているので内容は知っているものも多かったですが、機械学習分野が大きな投資を得たことで急速に発展したように、神経科学分野も今後大きな投資を受ければ一 -
Posted by ブクログ
久しぶりに小説以外の本。
脳とはまだまだ解明されていない分野だとは知っていたけど、それをAIとつないだらどうなるか、という側面で描かれた本。
こんな研究が進んでいるのかとか、
AIがここまでできるようになってるのかとか、
知らないことがいっぱいあった。
その中で、人間らしいとは、AIには出来ないことはなんだ?とか考えてたけど、AIも人間しかできないと言われている領域に踏み込んできていることが描かれていて、驚いた。
人間しかできないこと、というよりは、いい所をもらって、刺激してもらって、より良くなっていくという未来の話は、映画のようだと思った。
この本で書かれている内容が50〜100年