森島恒雄のレビュー一覧
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結局、時の為政者が愚なる民を家畜と設えるツールとしてしか機能しない。
民も民で、流れが構築されればそれに疑問、主体的思考など持たずに身を委ねる。
その流れに異を唱える者は、駆除の対象にされる。異を唱えたものを徒党を組み排除を敢行する。それら愚民は、自身は正義と酔いしれる。
戦時の日本も、畜...続きを読む -
17世紀に最盛期を迎えた魔女狩りはどういった経緯で起きたのだろうか。キリスト教の魔女に対する捉え方の変化と異端審問から説明している。
また、魔女狩りが起きた社会的背景ついてキリスト教国での比較を通じて述べられている。Posted by ブクログ -
他国からすれば信じられないような文化である魔女狩りを深い知識を伴って解説している本である。
あまりにもかけ離れた考えであるため、しっくり理解できたとは言えないが、なんとなーく理解出来た気になる本だ。Posted by ブクログ -
興味深く読んだが、70年代以降の研究でこの本における「教会・施政者主導で数十〜数百万人を虐殺」といった主張は否定されてきているようだ。
新しめの本も読まなければならないとは思うが、最近この手の本を読み過ぎた。人間不信が加速する。Posted by ブクログ