綱本将也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
超有名サッカー漫画だけれど、読む機会がなかったのを、この度一気読みしたので、色々と所感を。
私はJリーグが結構好きで、地元チームがJ2なので、このジャイアント・キリングは弱小チームならではのあるある感がとても良く出ていると思う。ETUのへっぽこフロントとか、金のないチームで日本人が中心で頑張るところとか、サポーター間の対立や、バスを囲むところとか、監督次第でチームが躍進するとか、あ~あるあるw みたいな描写がたくさんあった。
ETUってJ1なんだよね~。この設定は正直どうかと思うんだけれど、J2だとJ2の泥臭さが「ジャイアント・キリング」的描写が難しいからなのかもしれない。でもETUのスタート時の状況は、J2のボトムスみたいなもので、J1ならもう少しフロントもしっかりしているような……
あと、広報が自分のチームを注目してほしくて右往左往する描写というのも良かった。Jリーグそのものの注目度が落ちている今、広報の仕事は本当に大変だと思う。
個人的には、主人公の達海の全能感が興味深いところだった。主人公はかつては成長する存在だったけれども、今の流行は全能の持ち主で、周囲の成長を促す役周りが流行っていると思う。それは連載漫画の長大化を考えるに、そちらのほうが描けるものが多くあるからではないか……
とにかく、この漫画を読んで、それぞれ地元のサッカーチームを応援しに球場に行くといいと思う。 -
Posted by ブクログ
お、おもしろい…!なんだこれ…!一巻からのめり込めるおもしろい漫画ってなかなか出合えないんですが、圧倒的にストーリーに引きこまれました。
表題の『ジャイアント・キリング』とは、弱い者が強い者をやっつけるという意味。
一部リーグでありながらも、毎年降格争いに絡む弱小サッカーチームETU(イーストトーキョ-ユナイテッド)。あまりの弱さにホームタウンの住民たちの間にも諦めモードが漂う中、かつてチームのエースだった主人公達海がイギリスから帰国、新監督に就任します。過去にETUを捨て海外に渡った達海を信用できないと反発する選手やサポーター達。そんな中で初練習の達海の指示は、30mダッシュを延々とやらせるというものでした…。
ポジショニング、マークの受け渡し、スペースの空け方、キャプテンとはどうあるべきか…一見突拍子もない様に見える達海の指示で、戦術面と心理面が巧みに融合され、選手達のプレーが見違える様に変わっていきます。試合外でも練習スタイルやスタメン編成、サポーターとの交流、広報活動など、チームを取り巻く状況描写も丁寧でおもしろいんですが、一番ワクワクするのはやはりジャイアント・キリング!達海の的確な采配によって弱いチームが強いチームを、新人が日本代表をなぎ倒していくのが気持ちいい。今巻ではETU紅白戦で新人の椿君が、ベテランの村越さんをドリブルでかわすシーンにゾクっと鳥肌が立ちました。ETUの選手たちはキャラクター濃くて賑やかです。既刊24巻。 -
Posted by ブクログ
ゴール裏では、今までちょいちょい嫌な場面を見せていたサポーターにはっきりと亀裂が。
スカルズのリーダーのETU愛は本物だ。好調不調に関係なく毎回全力で応援するし、だからこそ不調のときにETUを見捨てたおっちゃん達が自分勝手に振る舞うのを許したくない。自分たちは、苦しい時期を共に味わいながらサポーターを止めなかった自負がある。……でも、子供を叱り付けてまで徹底するルールは違うよね。応援したい気持ちは共通なんだから。
サポーターの気持ちがひとつになるのが早いといいな。
そしてパッカ君の意外な活躍……。
オールスターわくわくしますね!いじられるダンディ平泉とタッツミーとサックラー。
窪田と志村はやっぱりミステリー。