シュテファニー・シュタールのレビュー一覧
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人間の心は意識と無意識で構成されていて、両者の乖離があると、生きづらさを感じやすいと言われている。この本では、意識が「大人の自分」、無意識は「影子と日向子」に当たると仮定して読み進めると理解しやすい。
幼いころ、親に刷り込まれた自分自身の評価(私は十分ではない!等)に打ちのめされ、傷ついているのが...続きを読むPosted by ブクログ -
誰の中にも眠る影子と日向子。
心理学の観点から、自分の人生を振り返りながら読み進めていける。人生に行き詰まったタイミング時にグサッと心に来た。
時間を置いて再度、読みたくなる本。Posted by ブクログ -
人生の1冊。この本のおかげで、自分の心の奥にずっと残っていた過去の傷と向き合うことができた。これからも定期的に読み返したいお守りのような本。Posted by ブクログ
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かなりの良書。
ポジティブな日向子とネガティブな影子、人間には2つの側面があって、それぞれ幼少期の養育者の影響を受けている。
特に影子について、丁寧に自己分析し、どんな傾向で出てくるか知り、優しくいたわること。
すべての人間関係や捉え方は、ある意味自分次第。
ポジティブもネガティブも相対化・客観化...続きを読むPosted by ブクログ -
潜在意識の内なる子どもに陽気な「日向子」、傷ついている「影子」が、顕在意識の「大人の自分」。この3つだけで説明されていて、分かりやすかった。これまでの人間関係(特に親)から影子が生まれ、自分を傷つけるが、この影子の存在を大人の自分が理解してあげることで、日向子モードで生活を送れるようにする。影子の傷...続きを読むPosted by ブクログ
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心理学が好きな人は、楽しんで読めると思います!
この本は
子供時代のネガティブな経験が、自分のなかに「影子(ネガティブな部分)」をつくり、ポジティブな経験が「日向子(明るい部分)」をつくる。
影子は「自分はできない!」「自分は大切にされていない!」などの思い込みを抱いていて、その思い込みが人間関...続きを読むPosted by ブクログ -
こんな本に出会いたかった!と思った本。
色々も悩んでいる時に、自分と向き合う時間をもとうと思ったときに出会った一冊。自分の中で、自己肯定感が低い原因が、小さい時の両親との関係にあると薄々気付いていたが、そのことに直接初めて向き合うことができた。自分の中の影子に目を背けず、向き合うことで、辛くなり涙が...続きを読むPosted by ブクログ -
大人の自分が思った程大人じゃない。
でも、この本を読んで、自分の中の困っていることの理由がわかってきた。
もう一度読んで、もっと自分に向き合っていきたいと思った。Posted by ブクログ -
無意識の思考がどの様な仕組みで起こるのかそのプロセスを理解することが出来た。
ただ、内容にあった「自分の人生に責任を持つ」は、自分含め多くの人が苦手とすることだと思っていて、頭で分かっていても実践するのは難しいと感じた。Posted by ブクログ -
「子どもの自分」を、「大人の自分」が癒し、可愛がり、自分が納得できる人生を歩むひとつの方法が示されている。どんな自分を認め、自己価値観を高めることで、自分にも他人にも森羅万象に優しく愛を持って接することができる、そういうことを気づかせてくれた本。Posted by ブクログ
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この本を読んで、じっくり自分と向き合う時間を取ることが大事なのではないかと思う。
何度か読み返して自分と向き合おうと思う。Posted by ブクログ -
影子と子供時代の相関性が大テーマ
・自分の中の日向子と影子に目を向けること
明るい面とネガティブな面
人間は元来ネガティブ思考
・子供時代の親の影響が自分の影子を形成している
それを知り、受け入れることからはじめるべき
・口説い言い回しが多く、具体的施作は頭にあまり入らず…Posted by ブクログ -
(感じたこと)
自分は影子の方が前に出やすいタイプ。
人とのコミュニケーションが苦手だし、人間ってめんどくさい、
感情抜きで頭で考えて決めた方が楽、と思ってたけど、それは自分の影子が傷ついてもう傷つきたくないって思ってたからなんだと理解できた。
自分の生きづらさになんとなく気づいてはいたけど、
...続きを読むPosted by ブクログ -
悩みを解決するための方法を、心理学を用いて詳細説明したもの。自分の中にいる、影子と日向子を明らかにして、自分がどういう人間かを見つけ出し、それに応じた対策を述べている。
自分にとって心理学がなかなか難しく、1回読んだだけでは理解に至らなかったが、対策などは普段から心がけている事が多く、かなり共感でき...続きを読むPosted by ブクログ -
やっぱり自分の価値観の起源は家庭環境かって改めて気づかされる本。
自分に向き合うって、自分の意識してなかった過去を掘り起こす作業だったりするから、結構エネルギーのいることなんだけれど、それを本書は「一緒に手順を踏んで進めていこうね」って隣で寄り添ってくれるカウンセラー的な役割をしてる。
一度立ち止...続きを読むPosted by ブクログ -
思い当たることが多過ぎて何から手を付ければ…という感じ。全体を通して分かりやすく納得感もあるけど、若干読みにくい…
実践するのはなかなか難しそう。Posted by ブクログ -
子ども時代の経験とそれに影響されている自分、影と光ととことん向き合っていく。
心理的アプローチではあるけれど、レッスンの積み重ねにより変化が起きていくのは脳科学的である印象で、客観的にみるとおもしろいなぁと。自分ごととして向き合うとなるとかなりヘビーで、時間をかけてゆっくりじっくり積み重ねていか...続きを読むPosted by ブクログ -
いかに心の中の信念に左右されて日常を過ごしているかを感じさせられる。自分で判断しているようで、心の中にある信念が無意識的に反応しているのだ。それを意識し、気付き、良い行動を取るようにする。簡単ではないがその事実を知っておくと、人生には良い影響を与えられるだろう。
「事実と解釈は別」というのは他の本...続きを読むPosted by ブクログ -
人間の様々な欲求から、自分の(心理的な欲求)性格を探っていく。
面白く読めるが、すべての原因を子供時代の体験(養育過程=父母)に求めている辺りは、フロイト系の流れをくむ。
その自分の中にある基本的信頼感のメタファーとして「日向子」「影子」というキャラを作って分かりやすく説明してある。
一方であま...続きを読むPosted by ブクログ -
最初からグッと引き込まれる内容だった。
無意識の自分と意識の中にある自分。
この二面性を改めて見つめ直し、自分とは何か、それが強みにもなり、弱みにもなる事を痛感した。Posted by ブクログ