瀬戸夏子のレビュー一覧

  • をとめよ素晴らしき人生を得よ 女人短歌のレジスタンス

    Posted by ブクログ

    戦前、短歌において女性歌人はなにをどう詠んできたか。

    今よりも不自由な時代に、表現は遥かに自由で驚く
    (不自由な時代だから相対的に輝いてるわけではないだろう)

    今はSNS含め有象無象の表現が溢れ、文化の輪郭は見えにくくなってるのかもなぁ

    0
    2025年11月25日
  • をとめよ素晴らしき人生を得よ 女人短歌のレジスタンス

    Posted by ブクログ

    おもしろかった〜
    取り上げられたどの歌人たちも強烈な個性、そして人間関係……

    もうずっと、短歌の楽しみ方が未だわからなくて、
    というか、どういう情景に対して歌っているものなのか、ぴんとこないところがあって、

    感性の問題もあると思うけど、時代を含め、共有できるものが少ないからかもしれないので、こうやって人となりを知ることでようやく鑑賞できるのかもしれない……

    0
    2025年10月29日
  • 緊急事態下の物語

    Posted by ブクログ

    コロナ本がたくさん出てきたが、今まで読んだ中で1番コロナ禍という感じだった。
    2度見をした。すごいなぁこのママ。
    パパがいるのに彼氏がいるの?え?
    で、彼のところに行くために
    夕ご飯と明日のお弁当を作って、夕方さっさと出かけていく。
    SNS上でケンカする友達のお父さんとお母さん。
    イーイーさんの友達のお父さんがコロナで死んでお葬式も普通にできなかった。
    日本に来んなよって外国人差別をされる。
    ママの彼がコロナ陽性になって、ママは濃厚接触者でPCR検査。
    で、とりあえず学校休んでと娘に言うママ。
    日曜日はバスケの大会なのに。
    よその男と遊んで濃厚接触したママのせいで全部ぶち壊される私の気持ちは?

    0
    2021年07月10日
  • 緊急事態下の物語

    Posted by ブクログ

    コロナ禍を生きるあなたへ贈る、もうひとつのパンデミック。
    5人の作家さんによるアンソロジー♬

    『腹を空かせた勇者ども』金原ひとみ ★3.5

    コロナ禍の新たな日常を送る、育ち盛りの中学生、玲奈のもとにある日突然おとずれた「濃厚接触者」の知らせ。

    『オキシジェン』真藤順丈 ★2.5

    顔の見えない「ジェントルマン」の声に従い、反ユートピアの物語を紡ぐ男が企てる、脱ディストピアの叛乱。

    『天国という名の猫を探して』東山彰良 ★3

    死者は活発に人肉を求め、生者が死んだ様に隠れて生きる暮らしで、ぼくは飼い猫を探す旅に出た

    『ただしみ』尾崎世界観 ★3

    ただ街を映すだけのライブカメラは、嘘の

    0
    2022年03月02日
  • 緊急事態下の物語

    Posted by ブクログ

    金原ひとみさんと尾崎さんの文章が読みたくて、
    金原さんのお話は高校生?の話だったけど、面白かったな

    自分にもあんな時があったのかも

    尾崎さんの小説は新しい感じがして、面白かった。
    定点カメラについて、全然知らなかったから、

    0
    2021年12月25日
  • 緊急事態下の物語

    Posted by ブクログ

    いろんな本を読んでいると自分の苦手なものがわかってくる。
    近未来のようなSF的なものは苦手なようだ。

    5人の作家さんの中では金原ひとみさんのお話がわかりやすかった。
    まさに今、ありそうなコロナの時代。

    0
    2021年08月21日
  • 緊急事態下の物語

    Posted by ブクログ

    金原ひとみさん目当てで。ほんとコロナコロナな一年で、コロナって単語出さない日ないほど、こんなんだったよなー会話

    0
    2021年07月14日
  • 緊急事態下の物語

    Posted by ブクログ

    5人の著者の短編集。真藤順丈氏のオキシジェンが引き込まれた。背後にある世界観がもっと知りたくなった。

    金原ひとみ氏のコロナを題材にした話もタイミリーで面白かった。差別を乗り越えた友情ということなのかな。でも現実はもっとリアルで残酷な気がする。もっと深く描いていただいてもよかったのではと思った。

    お二方の他の著書にも触れてみたいと思う。

    0
    2021年07月10日