ディーリアオーエンズのレビュー一覧

  • カラハリが呼んでいる

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    素晴らしかった。
    「ザリガニの鳴くところ」がとても良かったので、その著者が書いた本と知り購入。「ザリガニ〜」の原点はここだったのかと納得した。

    ボツワナのカラハリ砂漠での7年間にわたるフィールドワークの記録。と一言で言ってしまうには勿体ないほど壮大で、文明にまみれた今いる世界が本当に同じ地球なのか?と錯覚する感覚に陥いる。ライオンやカッショクハイエナの生態、著者との信頼関係、カラハリ砂漠の気候や生態系、とても深く考えさせられる。そして、よく著者は生きてたな…とも笑。

    コロナ禍でどこにも旅行に行けない中、広大なカラハリ砂漠にトリップできて没入できる本だった。

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    2021年09月18日
  • ザリガニの鳴くところ

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    海外作品なので、国内作品にない特有の言い回しなどでやや苦労はあったけど、読み終わるとなかなか満足感のある内容で良かった。

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    2026年11月01日
  • ザリガニの鳴くところ

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    ネタバレ

    有名なミステリー小説ということで読んでみたけど、中盤からは先が気になって読む手が止まらなかった。
    湿地の情景が美しく表現されていて、映画も観てみたい。
    幼少期はかわいそうすぎて。
    お母さんも、辛かっただろうけどなぁ。
    男を見る目って大切。

    最後、え、犯人分からないまま終わる?と思いきや!!
    でも私としてはスッキリ。
    だってそのくらいクソ野郎。
    自然の摂理から言えば当然。

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    2026年10月25日
  • ザリガニの鳴くところ

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    海外作品の独特な言い回しなどもあり、何を言ってるのか分からない部分もあったし、過去と現在が交互に出てきて混乱した部分はあるが、どんどん時間が交わると、面白くなって一気に読めた。
    1人も手を差し伸べてあげなかったのに、悪い評判だけが先に植え付けられてしまったカイアの長い長い復讐の話だったのかなと思った。

    今はそんなことは少ないと思うが、両親も出て行ってしまって1人の女の子が生き抜くというのはすごい努力も必要だし、同時に少女が女性になった際には色んな危険も伴うが、カイアの探究心がお金になったのはとても良かったなと思った。

    それにしても、最後はなかなか胸がすく終わり方だったと思った。
    出てくる男にクズが多すぎた。

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    2026年10月21日
  • カラハリが呼んでいる

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    野生動物をみるたびに思うことだが、野生動物はなんと逞しく時に過酷な環境を生きているのだろう。そして、なぜ人間だけがこんなに自然界から切り離されて生きているのだろう。
    人間は自分のすることを正当化して活動しているものだからしょうがないけれど、生物自然保護という大義名分のため西洋のアメリカからカラハリに入り、飛行機で調査をすることを、どう見ていいのか葛藤がある。これは日本人的な価値観かもしれない。
    自然保護を唱えるとき、我々の存在との間に矛盾がある。

    2026.10.16

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    2026年10月19日
  • ザリガニの鳴くところ

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    2026/10/5
    湿地に暮らす少女カイア。
    一緒に暮らしていた家族は、みな父親の暴力から逃れるために次々に家を出て行った。
    そしてその父までも帰ってこなくなり、カイアは「湿地の少女」と呼ばれ、生き延びてきた。
    湿地の自然と暮らす彼女と、湿地で起きた不審死事件が交差する。

    家族が、誰も小さなカイアを連れて行ってくれないのがとにかく悲しくて辛かった。
    燃料を売る店の店主であるジャンピンとその妻になんとか支えられて生きてきたカイア。
    かわいい服をもらって喜ぶ様子は普通の女の子そのものだったけれど、自然の中で、そこに生きる生き物たちと共に生活する彼女のことは、きっと理解できないんだろうと、ラストを読んで思った。

    長いお話だけれど、先が気になってその長さはあまり気にならなかった。
    少し物悲しい余韻が残った作品。

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    2026年10月07日
  • ザリガニの鳴くところ

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    早川書房の電子書籍セールで購入!
    紙の本で買えばよかったな、、、

    カイアの生涯が切なすぎて最初は読み進めるのが気が重かった。健気に生きてる姿に心を打たれた。綺麗な小説だった。
    ジャンピンとメイベルが個人的に好きだった。

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    2026年08月14日
  • ザリガニの鳴くところ

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    ネタバレ

    「湿地は、彼女の母親になった」
    この言葉で感情移入できたように思います。とても悲しい感情ですが…。
    ひとりで生きていくカイアに胸を打たれながらも、並行して事件の捜査が進みますが、全く誰が犯人かはわかりません。(ジャンピンかなとか思っていました)
    法廷部分はとても面白く、弁護士のトムが巧みさが光りました。
    最終的には犯人はカイアだとわかるのですが、いわゆるトリックのようなものはなく、ミステリーとは言い切れない部分がありました。
    しかし、この犯罪はひとりで湿地で暮らして来たカイアが、生命の法則に従って起こしたのであり、そこに善悪はないのだと締めくくられているようでした。

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    2026年08月12日
  • ザリガニの鳴くところ

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    本屋大賞 翻訳小説部門1位となった作品に触れたのは初めて。

    湿地の自然、一家離散で孤独に生きる少女の生きざまがありありと描かれていてよかった。

    ラストは少し驚くが、これでよかったんだと思ってしまった。

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    2026年08月07日
  • ザリガニの鳴くところ

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    社会では孤立と孤独が生まれ育っていく
    自然で孤独は存在しない
    詩を通じた謎の解と二重の秘密の暴露が一体となった鮮やかな最終章が
    導くミステリーよりの小説

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    2026年07月24日
  • ザリガニの鳴くところ

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    ネタバレ

    4.5かなぁ〜面白かった
    分厚いからどうかと思ったけどスイスイ読めて、翻訳もとても読みやすい
    しかしさぁ〜ラストのテイトの受けた衝撃よ。いや、読者はちょいちょい伏線あったよな〜って思うけどさ、テイトにしてみたら、は!?だよね
    しばらく混乱だろうな…まあ胸に秘めて生きてくしかないだろうけど
    ぶっちゃけところどころ挟まる詩がよくわからなくて流し読みして、詩は向いてないな〜と思ってたけど、カイアが作者だったんかい
    多才だなあ。
    彼女の人生の軌跡と、湿地の自然の強さ美しさがとてもよかったな

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    2026年07月23日
  • ザリガニの鳴くところ

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    美しい自然描写と孤独な少女の成長物語です。
    湿地に生きる主人公の孤立した日々と、彼女の繊細で力強い姿が胸に迫ります。
    ミステリー要素も絡み合い、終盤の真実には息をのみました。
    自然と人間の営みが織りなす静かな世界に浸り、読後は深い余韻が残る一冊です。
    これはただの物語ではなく、生きることそのものを問いかける作品でした。

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    2026年07月03日
  • ザリガニの鳴くところ

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    中盤までの自然との触れ合い、カイアや人々との心情を書いたところは好き、孤独や湿地の自然、孤独を望むがそれと同じ位人と触れ合いたいと言う渇望があるそういった心情が読んでいて面白かった。
    ただ後半の裁判は正直ピンと来ない、あっさりとそんな感じで終わるのか…なんだか中盤までと違って読みごたえが無いなと感じた。
    そして裁判後の話は消化試合かの様に淡々と進んで、結末もちょっとそこ繋げるの強引過ぎない?って感じるのとやっぱりそう来るかって驚きはあまりなかった結末だった。

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    2026年06月22日
  • ザリガニの鳴くところ

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    2026.06.22

    タイトルもさながら、終わり方も綺麗で読み終えた後の余韻を大事にしたくなる、そんな作品でした。

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    2026年06月22日
  • ザリガニの鳴くところ

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    ネタバレ

    よかった。
    序盤は文字を追っている感じだったが、途中から夢中で読んだ。6歳から一人で生きたカイアの孤独と成長、テイトの存在。続きが気になった。
    チェイスの死は物語のエッセンスだとしても、最後の謎解きは無くてよかった。カイアの無罪判決が出たところで、自分の中で犯人捜しはどうでもよくなっていた。解説の「ずっとカイアに寄り添い、彼女の幸せを願ってきた読者は、もしかしてラストで突き放されたようにも感じるかもしれない」が、「その通り!」だった。

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    2026年10月15日
  • ザリガニの鳴くところ

    購入済み

    危うい美しさ

    殺人事件から物語が始まり、ミステリーのつもりで読んでいました。
    確かに殺人事件の捜査が物語の中で進んでいきますが、一旦過去に戻り、親にも家族にも置き去りにされた少女の物語も進行していきます。
    その少女の物語が、孤独と沼地の自然の中で進んでいくのが、なんとも美しく寂しい物語でした。
    映像化されているということなので、配信を探してみたいと思っています。

    #切ない #深い #エモい

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    2025年02月12日
  • カラハリが呼んでいる

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    ネタバレ

    ノンフィクションの冒険譚。
    個人的にはやはり、ボーンズが好きだった。
    骨を折るほどの怪我をして疲弊しきっているボーンズに簡易治療を施し、計2、3体ほどの餌も与え、その餌もあまり近くに置くと警戒されるので少し離れたところに置かざるおえないが、そこから自らの陣地の木陰までボーンズが運ぶ上で、傷が開くのではないかとドキドキしながら見守る様。そこから無事回復し、耳にオレンジのタグが付けられ、しばらく見かけなかったと思えば再会できたり、とてもドラマチックだった。
    挙句、最後はこれらの話を聞いて感動した人間により知らぬ間に殺されていた。ドラマチック。

    他、集団で子育てする様や、我が子を見捨てる者もいたり、オーエンズらが助けてやろうかとやきもきするも結局死んでしまった子供、現地で言葉の通じない助手を雇い、彼が飛行機に乗ったりライオンに触れたりして人間らしい反応を示す様、などなど、ドキュメンタリードラマを見ているようで、長すぎたが面白かった。

    ちなみに、ザリガニの鳴くところは未読。
    著者のディーリア・オーエンズ氏はカラハリでは20代、ザリガニでは70代での執筆らしい。年月と共に、カラハリ時代がどう影響してくるか、どんな話か、これから読むのが楽しみだ。

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    2023年06月06日
  • カラハリが呼んでいる

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    本というより文献。オーエンズ夫妻が行ってきたカラハリ砂漠でのフィールドワークの記録。ザリガニの鳴くところから派生して読んだが、まさに原点。命懸けの研究結果を読ませてもらった。ここまで素晴らしい研究をされていた方だったとは。だからこそ書けた作品であったと納得。長いのでこの手の内容に興味がないとなかなか読み進めるのは大変なのが正直なところだが、目の前でカラハリ砂漠を見ているような気分になれる。

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    2023年01月04日
  • ザリガニの鳴くところ

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    ネタバレ

    海外文学、約600ページのボリューム。私にとっては結構なチャレンジ読書だったけれど、中盤過ぎたあたりから前のめりで読んだ。
    カイアの成長物語であって、ミステリー要素は軸ではないのかあと思っていたら、最後の数ページで犯人が分かり呆然。しつつ、チェイスが本当にクソ野郎すぎて、「カイア、よくやった!」と思ったり思わなかったり。テイトも最後はいい感じに収まったけれど、お前もお前だからなー!?絶対に本筋からずれているけれど、この点だけはどうしても感想として残さずにはいられなかった。
    本筋に戻ると、「ああ人情話的に終わるのかー」と思わせておいてからの真犯人判明の流れが凄過ぎた。
    自然の営みの中での生殖と、情や欲が混ざる人間の性、そのギャップに苦しむ少女の姿が本当に痛々しい。症状が女性になる過程を動物行動学を踏まえた上で書かれているのもすごい。
    差別問題や貧困。文化圏も歴史も時代も違うところに生きる私でもその空気感がヒリヒリと伝わってくる。苦しい場面も多いけれど、読んで良かったと思う。

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    2026年08月18日