伊藤実のレビュー一覧

  • アイシテル ~海容~(2)

    購入済み

    母はつらいよ

    殺された男の子の姉の言葉が、一番しっくり来ました。
    姉弟の場合、親が弟だけを可愛がる家庭が多い。
    特に母親は、幼い頃の男の子の無邪気さ、愛らしさに夢中になりますね。
    大人の男性にはない、天使性があるから。

    でも、思春期、反抗期の子供、男女含めて一番手を焼き、苦労するのも母親。
    痛い思いして産んで、乳児期の修羅場を乗り越え、誰より苦闘の日々で育ててきた母親を、世間は当然と考え、子供が尊敬する対象は父親であるように誘導する。
    だから、映画やCMで、やたら父娘物の感動ドラマは多く、母息子にはマザコンなんて言葉がぶつけられるぐらいで、母の人間としての尊厳は軽視される。

    最後に二人

    5
    2016年03月19日
  • アイシテル ~海容~(2)

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    自分の子が殺人を犯してしまうシリアス漫画。
    テレビドラマよりも設定がシリアスです。考えさせられます。

    0
    2010年11月06日
  • アイシテル ~海容~(1)

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    自分の子が別の子を殺してしまうという少年犯罪シリアス漫画。
    テレビドラマよりも設定がシリアスです。考えさせられます。

    0
    2010年11月06日
  • アイシテル ~海容~(2)

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    この結論に到達したのか・・・と。

    母親同士が対峙したシーンで涙。

    加害者の少年が本当の意味で殺した「命」と向き合ったシーンも、なんともいえない感情がありました。
    被害者の家族がゆっくりと再生、回復していく様子も。

    実際こうなったら自分は・・・と考えずにはいられないような、
    深いお話だったんだとおもいます。

    1
    2010年03月09日
  • アイシテル ~海容~(1)

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    ドラマを見て、手に取りました。

    被害者の親、加害者の親、被害者の子ども、加害者の少年・・・
    誰もが誰も、可哀想・・・というか、最初、この話の終着点が
    想像つきませんでした。

    救いってあるのかな?って。

    加害者の少年が被害者の少年を殺した動機の、なんと幼くて
    切なくて哀しいことか・・・と。

    下巻を読むまでうんうん呻っておりました・・・。

    1
    2010年03月09日
  • アイシテル ~海容~(2)

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    ネタバレ

    ※前後編の感想をまとめてこちらに。

    テレビドラマ放映中の作品。
    悲劇の連鎖により犯行に至ったことや、犯人に弟が生まれた時はじめて犯した罪の重さを知った~ってことは事前にネット情報で習得済み。

    子育ては孤独で不安で、やり直しがきかないのに、失敗は許されない。
    母親は万能じゃない、それなのに“完璧”を求められてしまう。
    それでも子どもにとっては唯一無二の、かけがえのない存在。

    この物語は、どんな立場の人間にも何かしら思うところがあるような…苦しくて悲しくて考えさせられる話だった。

    0
    2022年12月25日
  • アイシテル ~絆~(2)

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    ネタバレ

    理解してくれる家族が出来て本当に良かった。
    赤ちゃんが生まれて、しわくちゃで「なんかじじぃに似てない?」って場面が好き。読んでて心が温かくなった。

    ただ、個展を開いても世間が無反応だったのが不思議。
    名字は替えているが、母親の旧姓だし
    名前は同じ裕二。

    ストーリーとしては幸せを掴む裕二をもちろん見たいのだけど
    ちょっと心にひっかかった。

    今後も世の中にばれてしまうことなく、
    静かに生きて行けますように

    0
    2013年08月20日
  • アイシテル ~絆~(1)

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    「アイシテル-海容-」のその後。東野圭吾の「手紙」を思い出す。「海容」が救われる終わりだったので、その後の現実的な話は見たくなかったといえば見たくなかったかも。実際こうなっちゃうんだろうけど。

    0
    2011年04月07日
  • アイシテル ~絆~(2)

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    評価正確には★3.5 です。
    前作アイシテル続編ですが この本は皆さんに読んでいただきたい!子供にも大人にも、、、、と切に思います。
    前作はドラマにもなりましたが ダメ!問題外 本をお読み下さいませ。(スポンサーの関係か 肝心な場所が変えられています)
    本題に入りますが
    辛い、苦しい、悲しい、、、
    罪を犯すということ
    これはある意味簡単なことかもしれない。
    しかし それを償うのはそれこそ人生をかけなければいけない
    いや かけても不可能なものなのではないか、、、。
    実際 死さえ償いには値しないのではないか、、、。
    そして自分の周りの(愛する)者の幸せさえ奪ってしまう。
    とても考えさせられる作品で

    0
    2011年03月02日
  • アイシテル ~絆~(2)

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    リアルで正しい贖罪なのかもしれないけれど、前作の事を考えると胸が痛い。被害者でもある彼の幸福を得れる人生を奪った相手は、のうのうと生きているのかもしれないコトを考えるとあまりに悲しい。

    0
    2011年01月27日
  • アイシテル ~絆~(2)

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    一気にぐっと読んでしまいました。
    アイシテルの続編ということで、
    気になって読み始めましたが、
    気軽に読まない方が身のためです。

    そうだよね。
    そうだよね。

    周りは無責任だものね。

    傷付けられて、
    傷付けて、
    それで彼らの得たものが、
    不幸であっては欲しくない。

    その不安を、
    揺さぶり続ける作品です。

    0
    2010年12月30日
  • アイシテル ~海容~(1)

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    家に帰るのが遅くなり、その間に大事な息子が殺された・・。
    母親の「私がきちんと帰っていれば」というのにすごく心をうばわれました。最近ではめずらしい家族愛のお話です。

    0
    2010年01月28日
  • アイシテル ~海容~(2)

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    今の時代ありえなくはない、すごく考えさせられる本でした。
    自分に息子ができたら、きちんと子供とコミュニケーションをとろうと思いました。

    0
    2010年01月28日
  • アイシテル ~海容~(1)

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    このほんはドラマで見て原作を読んでみようと思い読みました。
    小学生の男の子が同じ小学生に殺されてしまい、その後の被害者側と加害者側の
    両方の生活が書かれてます。
    なかなか考えさせられる本だと思いました。

    0
    2009年10月04日
  • アイシテル ~海容~(1)

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    この本は前編と後篇があり、前半の物語は主人公・野口さつきは、一人息子の裕一が口を利いてくれなくなったことに不安を覚えていた。
    そんな中、小沢家の長男・清貴が殺害され、容疑者として裕一の名前が挙がり、さつきは容疑者の母となってしまう。そして物語はさまざまな事が起こり後半の本では裕一がなぜ清貴を殺害した本当の理由が明らかになる。

    0
    2009年11月11日
  • アイシテル ~海容~(1)

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    ドラマは見てないけど気になってました。母親の気持ちわかるなぁと随所で。会社の先輩に借りましたが、自分用に買うかな。

    0
    2009年10月04日
  • アイシテル ~海容~(2)

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    ドラマをみて買ったのですが、自分の子供が人の子供を殺してしまうとゆうお話で、
    自分では子供を分かっていたつもりだが、事件がおきてから実際になにも分かっていなかったことに築く。
    自分の子供がまさか人を殺すなんて思ってもみなかったのにとても泣けるお話でした。
    子供の教育は難しいとおもいました。
    周井からの目も冷たくなり
    自分の妹の婚約もはきされてしまう。
    自分のせいだとどんどんおいつめられてしまう。

    失って築くものがたくさんあるし、
    色んな人からの支えにどんどんきずかされた。
    いろいろ考えさせられました。

    0
    2009年11月19日
  • アイシテル ~海容~(1)

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    自分の子供が殺されてしまう話。
    二人兄弟の子供をもつ親で、
    上にお姉ちゃんと下に弟で、お母さんは弟の事をすごく可愛がっていた。
    お姉ちゃんはそれを不満に思っていました。
    そんなある日、弟のほうがころされてしまう。
    家族は深い悲しみに陥いる。
    あんな元気だった自分の子供がある日突然いなくなりその現実からなかなか立ち直ることができない。
    お姉ちゃんは弟ばかり可愛がられて、弟なんていなくなればいいのにと思っていたが、
    いなくなってから築くことがたくさんあった。

    子供が死ぬ事の親の痛みがとても伝わり涙が止まらなかった。
    そして愛情を平等の注ぐことの難しさを知った。

    0
    2009年11月19日
  • アイシテル ~海容~(1)

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    海容とは広い心で受け止める。という意味である。
    反抗期をむかえた息子を持つ母親さつきある日息子智也が殺人事件の容疑者に・・・
    被害者は息子とおなじ小学生…

    なぜ智也は人殺しをしてしまったのか?
    そのいきさつは、、、

    すべての母親に読んでほしい物語

    智也が心を閉ざしてしまった理由は?
    そこからすべてがつながるストーリー


    決して人事ではない、あなたの家庭にも起こりうる物語

    0
    2009年11月23日
  • アイシテル ~海容~(2)

    Posted by ブクログ

    読み終わった時は5点以外ないでしょ、と思ったけど、よく思い返してみるといろいろとアラが目立ち、次第に、あり得ないことが多すぎな事が気になってくる。
    まず加害者のお母さんのこぎれいな
    服装・髪形・ネイル、事件前から最後までずっと変わらず…。あんなことがあって自分の見た目にそんな時間かけられるかな、普通。
    すごいたまに「おまえ」って子どものこと呼ぶのもなんか変。
    加害者のお父さんの急な心変わりは一体どこからきたの?あんなに今まで子供に無関心だったのになー。あんな急に「いい父」になれるかな?
    最後、裕一、が殺してしまったことの重大さに気付くのはとてもよくできていて感動した。

    被害者のお母さんの子供

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    2009年10月04日