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Posted by ブクログ
今まで殺人事件のニュースを見たら、殺害された人がかわいそうだ、くらいにしか思わなかったが
遺族の側の悲しみ、苦しみと同じくらいに、加害者側にだって悲しみ苦しみがあるんだろうと気づいた。
もちろん、その人たちの苦しみを理解できたわけではないけれど。
今まで、加害者側の気持ちなんて全く考えもしていなかった。
こういった事件は、他人事ではなく、私のすぐ身の回りで置きたっておかしくはない。
たまたま、事故のように起こり得る。
私の所は大丈夫、って言い切れる家庭はないんだと思う。
そう気づけたという点で、視野が広がりました。
あと、読んだ後心の底から母に感謝の気持ちでいっぱいになった。
どの母親も一生懸命。
誰も悪くはないんだと思う。
愛があふれてる。
感謝の気持ちを忘れかけた時、またこの本を読みたい。
母はつらいよ
殺された男の子の姉の言葉が、一番しっくり来ました。
姉弟の場合、親が弟だけを可愛がる家庭が多い。
特に母親は、幼い頃の男の子の無邪気さ、愛らしさに夢中になりますね。
大人の男性にはない、天使性があるから。
でも、思春期、反抗期の子供、男女含めて一番手を焼き、苦労するのも母親。
痛い思いして産んで、乳児期の修羅場を乗り越え、誰より苦闘の日々で育ててきた母親を、世間は当然と考え、子供が尊敬する対象は父親であるように誘導する。
だから、映画やCMで、やたら父娘物の感動ドラマは多く、母息子にはマザコンなんて言葉がぶつけられるぐらいで、母の人間としての尊厳は軽視される。
最後に二人の母親が労りあうのも、そんな報われない母親の苦労が分かるから。
「母はつらいよ」の一言に尽きるお話です。
色々考えさせられる…
子供が子供を殺すというショッキングな事件を通して、親とはなんなのか、家族とはなんなのかを考えさせられる作品。
ただ、事件の遠因を作った犯罪者が放置ってのがやるせない。
Posted by ブクログ
読み終わった時は5点以外ないでしょ、と思ったけど、よく思い返してみるといろいろとアラが目立ち、次第に、あり得ないことが多すぎな事が気になってくる。
まず加害者のお母さんのこぎれいな
服装・髪形・ネイル、事件前から最後までずっと変わらず…。あんなことがあって自分の見た目にそんな時間かけられるかな、普通。
すごいたまに「おまえ」って子どものこと呼ぶのもなんか変。
加害者のお父さんの急な心変わりは一体どこからきたの?あんなに今まで子供に無関心だったのになー。あんな急に「いい父」になれるかな?
最後、裕一、が殺してしまったことの重大さに気付くのはとてもよくできていて感動した。
被害者のお母さんの子供を亡くした時の変容は読むのが辛い。もしうちの子だったらと思うと私だったら狂ってしまうかもしれない。
そして私だったらやはり加害者を一生許せないだろうと思う。だって、子どもが殺されたんだよ…。このお母さんすごい。。そういったところからも今一歩気持ちが追い付かない展開でした。
桐野夏生「柔らかな頬」を少し思い出した。
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