akira muraccoのレビュー一覧

  • 夜が暗いとはかぎらない

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    これから生きていこうとするそれぞれの主人公達。
    エンドは何かそよ風が吹くような終わり方で嫌いじゃない。
    短いストーリーだけれど、同じキャラクターが出て来たりだとか
    色々な人の目線を知れることに面白みを感じた。

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    2024年05月25日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    なんか前を向いて、ちょっと顔を上げて歩いていけそうな気持ちにさせてくれるお話ばっかりやった!
    でも、人数多すぎて『この人誰やっけ?』となってしまった。。
    もっかい改めて読まねばならんな。。

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    2024年04月16日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    大阪市近郊の暁町。
    閉店近い創業60年を超えるあかつきマーケット。
    人気のゆるキャラ“あかつきん”が突然失踪のあと、町のあちこちに出没。なんだか人助けをしているようだが。

    マーケットを中心に その町に住む母親・父親・娘に息子。13の連作ショートで多くの物語を連ねていきます。
    「ただの朝と夜」を過ごしている住人達の 心がざわつく悩みや葛藤。一つの町を俯瞰しているようです。
    奇跡は起きないけれど、それでも明日のために。
    優しすぎない、踏み込みすぎない、そんな住民達の現実的な距離感。
    みーんな何かしら心配事があるんだなって、なんだか安心したりした。

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    2024年04月15日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    登場人物が多くて混乱した部分はあるけど、見えないところで頑張っていると見てくれている人は必ずいいる!というのが、この作者の作品の共通するところかなと思う。

    『生きる私たちのためのスープ』が一番好きだった。

    しんどいと感じる相手への心情を「卒業」すると表現したり、「めんどくさくない距離」を保つことはとても大切。

    「わたしの人生はわたしのもの。それ以外のことはたぶんあとからついてくるから、大丈夫。」

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    2024年03月08日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    読んでいる時の私の中の環境も関係してくるかもしれませんが、今回は残念ながら入り込めませんでした
    登場人物の相関図を書きながら読んでいたのですが、なんとまあ多い、40人くらいはいました
    町の住人が少しずつ繋がっていて、人が多くてあまり集中して読めませんでした
    結局繋がりが把握できていなくても、読めてしまう話だったのですが。。。
     
    物語としては、各々が人生色々ありという感じで、大きな変化はありませんでしたが、最後の『夜が暗いとはかぎらない』で母と息子の関係が少し進展したのは、なかなか感慨深いものがありました

    少し間をおいて読んだら、また違った感想が出てくるかもしれませんね

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    2023年06月23日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    素敵な言葉がたくさん散りばめられた作品だった。ひとつひとつの短編がどれも暖かくて、優しい気持ちになれる本。

    「わたしの人生はわたしのもの。胸をはってみれがそう言えるんやったら、もうそれだけでじゅうぶん」

    「私たちは、そこにあるものがいつかなくなってしまうという可能性を、いつだって忘れがちだ。なくなってしまう可能性にいつもおびえて生きていくのもまた、健全なことではないけれども。」

    「『ずっと』は、はじめからそこに存在するわけじゃない。一瞬一瞬を積み重ねてつくっていくものなのだと、とつぜん気がつく。」

    個々の人生が繋がっていき、それがどんどん増えることによって世の中が形成される。当たり前か

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    2023年04月28日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    いろんな人のレビューにあるように登場人物が多いです。読んでいくうちに何度かこの人誰?となって、前に戻って確認するのが手間でした。
    読後感は良いものの心に残る話がなくて……私の感性の問題かな?

    「朝が明るいとは限らない」「明るいことに良い意味も、暗いことに悪い意味も含まれていない」という言葉が力強く感じられたのは良かった。

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    2023年04月14日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    あかつきマーケットのあかつきんがキーワードのように見えてそうでもない、リレー形式で進む最近好きな形態

    素朴な人生があるという当たり前のことに気づかされる
    素朴な人生にもドラマがあり、そういう表情で進んでいく物語

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    2023年01月22日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    淡々と進む割に、ちょっとファンタジーな不思議な雰囲気の話でした。ちょっと人が多くてわからなくなるけれど、たぶんそれは大した問題ではない。

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    2022年08月26日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    小さな町の中には、たくさんの老若男女の悩みと葛藤があって、出会いがあって、ドラマがある。
    楽しそうな人にも、きれいな人にも。
    悩みのない、闘っていない人なんていない。
    改めて、そう気づかされます。

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    2022年08月17日