akira muraccoのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ人はみんな目に見える情報を第一にする
例えば「あの人は優しそうだから」「しっかりしてるから」そんな見かけから受け取る情報をすべてだと思ってしまう。
でもどんな人にだって暗い一面はある
優しいと思っていた人はNoが言えずためこんでしまう人だったり、しっかりしてそうな人はそのイメージを崩さないように無理して頑張っていたり
そして誰もがそんな本当の自分に気づいて欲しくて、手を差し伸べてほしくて足掻いている
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あかつきマーケットのあかつきんが失踪して神出鬼没に現れ、人助けをしていく
あかつきんが人助けをするのは心に何かを抱えている人がほとんどだ
誰もが心の内側に人には見せられない弱さを抱え -
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Posted by ブクログ
とある町にある、あかつきマーケットを舞台としたお話で、あかつきマーケットのキャラクターのあかつきんが疾走した事により、物語が進んでいく。
名前を覚えるのが苦手なわたしはオーバーヒート起こすくらい沢山の人物と名前が出てきて大変でした笑
とは言っても、短編があかつきマーケット、ちらつくあかつきんが関わりながらも、その人の人生が描かれていて良かったです。
そんな長く色んな人の傍にあって、見守り続けてきたあかつきマーケット。
沢山の思い出や色んな時間が詰まってるなぁと。
素敵な言葉が
死んだ人間は、天国にもどこにも行かん。死んだら小さい、たくさんのかけらになって散らばって、たくさんの人間に吸 -
Posted by ブクログ
誰かの日常が誰かの人生に繋がっていると感じる物語。ひとりひとりの抱えている課題や感情に何かしらの共感を抱く。人って自分のことしか見れていなくて、自分のフィルターでしか人を判断できなくて、それが″思い込み″という厄介な判断軸になってしまう。
個人的に、本書に出てくる小さな子どもが昔の自分みたいで微笑ましさと同時に目が潤む。他の子どもたちと同じように出来ない自分。幼いながらに自分は自分で悩んでいたけれど、同時に両親には心配をかけていたんだなぁ。
今の自分は不器用ながら何とか楽しく生きている。それは自分が誰かの日常と混ざり合いながら、少しずつ変化してきた証だと感じた。
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Posted by ブクログ
あかつきんちゃんという被り物キャラを軸とした人間関係のお話の短編集?というか、繋がっているんだけど1つ1つ独立したお話でありながら登場人物はスライドしていく。
身につまされるエピソード多くて、ちょっと説教ぽくて
苦しくなったりもしたけど
根本に弱いものの味方だし
最終的に救われる感じでまとめてくれてるから
読みやすくて良かった
気を張って義理の母の前でうっかり涙が出てしまう若い母の話とか、私もうっかり泣いちゃった
今まで生きてきた中で、経験あるような細かなエピソード
普通というけど普通の基準とは何?普通から外れたらとたんに大勢から非難されてみたり
勝手な印象で人をカテゴリわけしてたり、されたり -
Posted by ブクログ
あかつきマーケットのゆるキャラ「あかつきん」が結ぶ人と人とのつながりの物語。
たくさん出てくる登場人物の関係性をしっかり確認したくてページを行きつ戻りつ読んでいたが、そんなことにとらわれなくても一つ一つの物語が心に沁みるエピソードばかりなので、それぞれ短編集として味わってもいいと思う。
「死んだ人間は、天国にもどこにも行かん。死んだら小さい、たくさんのかけらになって散らばって、たくさんの人間に吸収される。生きてる人間の一部になる。とどまり続ける。」
だから「生きてる自分を大事にするのがいちばんの供養」というじいちゃんの言葉が心に残った。
誰もが自信を持って前向きに生きているわけではなく、何 -
Posted by ブクログ
閉店が決まったあかつきマーケットが舞台。行方不明になったゆるキャラのあかつきんを軸に、町の人それぞれにスポットライトが当たって行く短編集。
物語が繋がっているから、前の話でチラッと出てきた人が主人公になるんだけど、ガラッと印象が変わる。
なんてやつだ!と思っている人の背景を知って、切なくなった。
誰かのことをちゃんと知るって難しいんだな。
自分にも同じような後悔ある物語を読んで、前向きなって救われ気持ちになったり、自分もこんな風に考えたいってなったり。
気持ちがじわじわとあったかくなって前向きになる本だった^^
自分を大切にする。
まだ幼い女の子にが言われた「他人の期待に応えるために生ま -
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Posted by ブクログ
ネタバレ朝が明るいとはかぎらない
八波来人
いつも明るい男。
由奈
同じフラワーショップで働く。
あかつきん
あかつきマーケットのマスコット。
芦田
十年前、あかつきマーケットでパートをはじめた。
柊
芦田の息子。
八波
現商店街会長。八波クリーニング。
白川
薄化粧の下に疲労が滲んでいる。
白川結
娘。
リヴァプール、夜明けまえ
ひろふみ
結と同じ三歳児クラスの子。
サエキ
ひろふみの母。リヴァプールへ引っ越した。
白川
清水
蝶を放つ
葉山ひかり
経理部。
時枝
里中
経理部。
白川
真奈美
時枝の妻。
沢田
経理部長。
恵吾
葉山の彼氏。
けむり
恵吾 -
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