髙山祥子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2026年の23冊目は、ジョン・マクマホンの「猟犬の誇り」です。帯に映像化決定と有りますが、まあ、そうでしょうね。変人FBI捜査官vs連続殺人犯を殺害する連続殺人犯という構図は、そそるものが有りますから。
主人公のガードナー・キャムデンは、PARと呼ばれる部署に所属するFBI捜査官です。PARは、有能なものの他所で問題を起こした者達“変人”が集まる部署です。主人公キャムデンの造形が、非常に良いと思います。解説でも言及されていますが、クレイヴンのワシントン・ポーに近しいキャラクターです。捜査、推理の過程も突拍子無いものでなく好印象です。連続殺人犯“狂犬”を追い詰めていく様子とラストの対立シーンは -
Posted by ブクログ
ネタバレここ2、3年、大戦中の女性の活躍を描いた小説が多く出版されている気がする。
私も何冊か読んだが、このブック・スパイが一番面白い。
主人公の一途さ、スピーディに進むストーリー、生き生きとした登場人物、自然と感情移入ができてとても読みやすかった。
スパイとしての行動は出来過ぎだが、そもそも、派遣されるために取った行動自体がその布石で、素質があったということか。
史実に基づいたエピソードも含まれるということ。
が、それを踏まえても、飛行機事故はなにか唐突。本文の文脈には関連がなく(敵国の陰謀かと思ったが、そんなこともなく…)、生き残った奇跡も軽く扱われていて、ちょっと残念で、この点でマイナス1。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリアルキラーキラーを追うFBIのはぐれ者部隊。
昨今流行りの欧米ミステリに比べるとロジックを重視しているように感じる。偶然の発見から犯人特定へ...という流れにしていないのが良かった。
主人公は映像記憶能力を持つギフテッドで、対人関係に難ありの天才タイプだが、その一人称で話が進むのが独特。大体こういう天才タイプが出てくる話は三人称かワトソン役がいると思う。
その冷静な性格を反映した無味乾燥な文が多いからあまり効果的とは言えないと思う。単純に分かりづらいという部分もある。
チームのメンバーもキャラが立ちそうで立たないというか。感情が薄い主人公の主観で描写されるから、あまりピンとこない。今後の -
Posted by ブクログ
時は第二次世界大戦下。アメリカで司書をしているマリアが、ちょっとびっくりする方法で司書の諜報員になりリスボンへ。そこでの任務は、焚書から重要な本を守ること。と見せかけて、枢軸国の新聞や本を集め、マイクロフィルムに収めること。(本を送ると嵩張るのでフィルムにする)
その流れの中で、ナチスのユダヤ人迫害から逃げるユダヤ人を命懸けで援助するティアゴと知り合う。
当初、司書はスパイ活動には手を出さない決まりだったが、仕事を続けるうち、新しい任務を任され、マリアはなんと二重スパイに。
2人は戦争を終わらせるため、それぞれの立場で戦っていく。
いつバレるのかとハラハラな展開だった。この物語はフィクション -