千種みのりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレツカサ著『お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか?』は、怪異と人間の境界を描く伝奇ミステリーでありながら、どこか人間の“情”を深く見つめる文学的な一作である。
閉ざされた村、血脈に刻まれた怪物の伝承、そして真実を追い求める探偵・葉介と妹・夕緋の関係性──それらが織りなす物語は、単なる推理劇を超えた“存在の探求”として心に残る。
特筆すべきは、ツカサ氏の筆致が放つ緊張感と余韻だ。
人の恐怖や狂気を描きつつも、その根底には「それでも人を信じたい」という静かな慈しみが流れている。
怪異とは何か、人の心とは何か。物語の核心に迫るたび、我々読者もまた「怪物」と「人間」の境界線を見つめ直すことになる。
また、葉介と夕緋という兄妹の関係が実に鮮やかだ。
論理と思考で現実を切り裂く兄と、直感と感情で真実を照らす妹。
ふたりの対話には、家族という最も身近な絆が持つ“救い”と“断絶”の両面が映し出されている。
この人間味が、作品全体に重層的な温度を与えているのだ。
ミステリーとしての完成度も高く、怪異という幻想を借りながらも、事件そのものはあくまで人の心の奥底に根ざしている。
その構成は緻密で、読み進めるごとに伏線が静かに絡み合い、終盤で見事に収束していく。
それはまるで霧の中から真実がゆっくりと浮かび上がるような、静謐なカタルシスだ。
本作は、「怪物」と呼ばれる存在に込められた“異なる者を受け入れる眼差し”を描いた作品でもある。
恐怖と優しさ、理性と狂気、そのすべてが紙一重の距離で共存している。
読後、胸に残るのは不気味さではなく、むしろ“理解しようとする勇気”への敬意だ。
幻想と理性の狭間で人間を見つめ直す珠玉の物語。 -
購入済み
1巻に比べて内容が薄い
1巻の流れそのままですが、新キャラは出てくるものの、特段のイベントや展開はなく、やや期待外れという感想です。
新キャラもお茶を濁す要員レベルなので、どうにも内容が薄い。
前巻の出来が良かっただけに残念ですが、次巻に期待します。 -
匿名
購入済み3巻
(あくまで個人的な見解です)
中々面白くなってきました。
今回は安かろう悪かろうでショックを受けてたのですがこの作品は絵もまぁまぁだしストーリーも結構悪くないです。
すぐとはいかないけど次回も買いですね。 -
匿名
購入済み2巻
(あくまで個人的な見解です)
実際色んな漫画で採用している「この後が気になる」が早速出てきました。
めちゃくちゃ気になるんですけど。
最後に言った義妹のセリフ。
とても気になります。 -
匿名
購入済み1巻
(あくまで個人的な見解です)
個人的には普通は男と女を間違えるなんてあり得ないですよね。
まぁそれが漫画の面白いところなんですけどね。
でもお兄ちゃんも妹だったのを気付くのに時間掛かりすぎです。
1巻が終わるときにやっと気付きました。
でも2巻はどうなるのかはちょっと気になります。 -
購入済み
ヘタレ攻めの百合
極度のコミュニケーション下手の主人公が女遊びの絶えないギャルとお近づきになってあれやこれやと関係を深めていく話。物を知らながいゆえの無遠慮さでズケズケと攻め入るコミュ障のヘタレな攻勢は見ててなんか面白いです。どうかこのまま取り返しがつかないところまで突き進んで。