平光源のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『現代人の多くは「やる気が出ない」のと同じくらい、……いえ、それ以上に「止まり方がわからない」ことに苦しんでいます。』
この文に深く共感した。
効率化と利益最大化ばかり求められて、まるで人間じゃないみたいに働かされる。DXが進んでも、AIが出てきても、空いたスキマにほかのタスクを詰め込まれる。そうしてみんな病気になっていく。
著者は不登校や三度の浪人、医師時代に直面した死などを通して、「医師として」ではなく「ひとりの人間として」この本を書いているのがよく伝わった。
そして不安定な症状に「半うつ」というラベルがつくだけで、社会がいい方向にいくのではないかという考えにも賛成である。
セロ -
Posted by ブクログ
喉が乾いた時に、水を飲むと体に染みていくように、読みながら、体に沁みていく感覚でした。あっという間に読みました。
最近、集中力が続かず、本を読んでも、なかなか入ってこず、何度もページを戻っていましたが、こんなにサクサク読めるなんて、自分でも驚きです。
今の自分の状況にあてはまる部分も多く、自分でも何がおきてるか分からないままに、精神科を受診しましたが、特に何かも分からないまま
薬が処方されました。
この本で症状の説明など理解できた部分も大きいです。回復の順番が分かってよかったです。
この先生の温かさが、活字を通して感じられ、涙がでました。
他の方も書かれていましたが、実用書で泣くことは初めて -
Posted by ブクログ
感想
結局メッセージは、死にたくても生きよ、なのだけれども、
精神科医の先生が、
患者の気持ちも十分に理解しながら暖かな声をかけてくださる感じがする本。
決して上から目線とかではなく、
いろいろな角度から物事を考えで話を聞いてくださっているかがよく伝わる。
第一章あなたが死にたいのは、死ぬほど頑張って生きているから
☆死んじゃダメって言う制限から生きなくてはいけない、よく生きねば、という制限が生まれる。さらに人との関係の中で、人間関係の制約が生まれて「よく思われないければ」、そして「価値を作らなければ」と言う制約が生まれて、自分の価値に悩み、死にたくなる。
→自分が本当に求めてい -
ネタバレ 購入済み
今までにない不思議な本
神様はバリにいるでお馴染みの私の師匠、バリの兄貴のまるさんが、「この本は死に止まる本や」と絶賛されていたので買ってみました。本が苦手な私が初めて夢中で最後までよんでしまったことにまずビックリしました。そして、気がついたら心が軽くなっていてまたビックリ。そしてなんだか生きることが楽しくなるような気がして、明日にワクワクしている自分に3度ビックリしました。自分のうつの経験や、実際の患者さんと向き合ってきた経験からの言葉は、説得力と愛に溢れて泣けます。生きる希望が湧いてくる不思議な本で、兄貴が死に止まると言った意味が読んでよく分かりました。この本を読めば、自殺者は間違いなく減ると思います。バリの兄貴