平光源のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
喉が乾いた時に、水を飲むと体に染みていくように、読みながら、体に沁みていく感覚でした。あっという間に読みました。
最近、集中力が続かず、本を読んでも、なかなか入ってこず、何度もページを戻っていましたが、こんなにサクサク読めるなんて、自分でも驚きです。
今の自分の状況にあてはまる部分も多く、自分でも何がおきてるか分からないままに、精神科を受診しましたが、特に何かも分からないまま
薬が処方されました。
この本で症状の説明など理解できた部分も大きいです。回復の順番が分かってよかったです。
この先生の温かさが、活字を通して感じられ、涙がでました。
他の方も書かれていましたが、実用書で泣くことは初めて -
Posted by ブクログ
ここ数ヶ月、役職が変わってからずっと疲れた…と感じることが増えていた。
鬱とはではないが、鬱々とした気分はずっと抜けていないし、休日も前ほど楽しくない、純粋に推し活とか趣味に向き合うこともできなかったここ半年くらい。
成長、改善、発展の連呼の仕事に、心が壊れてしまう前に、立ち止まることも大切だと教えてくれた本。
車の運転と同じで、ブレーキもアクセルも使いこなしてこそ、人生をうまく歩めるよという例え話は、すごくしっくりきました。
食べ物や睡眠、かるい運動は、どんな本を読んでても出てくるトピックなので、定期的に見直して無理せず自分を褒めながら認めながら、軌道修正いこうと思います。 -
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11月になってからとても気持ちが病んでしまった。
寒さのせいか、仕事で最近、キャパオーバーに
なりがちだからか…
原因は色々あり、それが身体にも頭痛や吐き気で
出てしまい仕事を休んでしまった。
そんな中で某Youtubeの読書動画で
知ったこの本がとても苦しくて辛かった自分には
救いの手になってくれました。
著者の平光源さんは東北で精神科医をしていて、
過去に自身もうつになった経験から
身体は動くけれど、心が動かない状況を
「半うつ」と名づけ、この本ではその対処方法を
丁寧に説明している。
特に心を車に例えて説明しているのがとても
わかりやすかったです。
心を支える3つの要素
①セロト -
Posted by ブクログ
この本、とても優しくて好き。
正直《半うつ》という概念を知れただけで、元は取れた。
題名を見た瞬間に「うわっまさに!」って思ったもんね。
動けるけど心は死んでて無理やり気合入れてやり過ごした時期が自分にもあった。
原因が分からなければ対処の仕様がないし、結局「自分が悪いんだ」になってしまう。
だから、そういう状態に名前を付けてもらえるのはありがたい。
しかも「治る」とまで言い切ってくれる。
改善方法はもちろんのこと、うつ病のメカニズムも分かりやすく教えてくれるので勉強にもなる。
《元に戻っていく力》の章には筆者の体験が綴られており、堪え切れずに涙が出た。
こういう切ったら血が出る文章にはホント -
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実用書を読んで泣いたのは初めてでした。
どういう状況なのかがわかりやすく、
そして何より回復の順番を知れたことが1番の救いでした。生きていることを深く深く大切にしたいです。
自分を元気にするために、やる気の出る本を読んだり、休み方の指南書などを読んでいますが、ルールを決められると、守れないから治らないんだと思い込んで、できないことで自分を責めるタイプです。まずは自分を責めることをやめて大切にします。
毎朝、ベッドから滑り落ちる方法でしか起きれない自分を、まずは起きれたことを認めてあげたいです。朝が来たことを喜べる人になりたい。この気持ちが回復に向かってると信じて、一つ一つ時間をかけてでも試 -
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みんな描き殴れるほど分厚いトイレットペーパーを使ってるのかな?
○タンパク質を積極的に取る
○お葬式ワークをする
○寝る前に良かったことを3つ思い出す(書き出す)
上の3つをやってみる。
日々にワクワクが足りないと考えるため、ドーパミンを享受できる方法を調べる。
うつの時ほど、本が読めないのがわかっていたが、この本は行間も空いており、文章量も多くないためとても読みやすかった。
半うつ 憂鬱以上、うつ未満
- 表紙
- 身体は動く。だけど、心が動かない。
- 現代人に5人に1人が苦しむ「半分うつ」を癒す読むおくすり
- 著者 平光源
- 「半うつ」とは?
- 3つの神 -
Posted by ブクログ
ネタバレ偶然、Instagramで見つけて、惹き付けられた一冊。
いまの自分にしっくりくる本でした。
うつ病の患者さんが最初に行く病院は精神科ではなく内科というのが本当に納得。メンタル不調で調子がでないことは特に何も思わないけれど、ごはんが食べれない、吐き気やめまいがするなどからだの不調が出たときは「なんの病気?」と内視鏡検査をしに行く。そして不調なし。
人がメンタル不調から回復していく順番や、回復方法がわかりやすく書かれていたので、危ないなと思ったときに読み返せるように常に置いておきたい。
まずは睡眠と食を見直すこと!
平先生自身の経験も書かれており、より自分の孤独感などが払拭されたし、本に対 -
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感想
結局メッセージは、死にたくても生きよ、なのだけれども、
精神科医の先生が、
患者の気持ちも十分に理解しながら暖かな声をかけてくださる感じがする本。
決して上から目線とかではなく、
いろいろな角度から物事を考えで話を聞いてくださっているかがよく伝わる。
第一章あなたが死にたいのは、死ぬほど頑張って生きているから
☆死んじゃダメって言う制限から生きなくてはいけない、よく生きねば、という制限が生まれる。さらに人との関係の中で、人間関係の制約が生まれて「よく思われないければ」、そして「価値を作らなければ」と言う制約が生まれて、自分の価値に悩み、死にたくなる。
→自分が本当に求めてい