平光源のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
現代のストレス社会において「憂鬱とも、うつ病とも言えないグレーな心の状態(半うつ)」にある人は決して少なくはない。この本はそんな経験がある人を多く救う1冊だと思う。
「半うつ」の概念と治し方、さらに著者の先生が苦しんだ実体験まで書かれている。
実際に自分自身も「半うつ」に当てはまる状態に陥った経験があったので、かつての疲れ果てた自分に何が起こったのか説明してくれた気がして内容が腑に落ちたし、対処法も知れてモヤモヤが晴れた。
中でも、「本当の強さ」とは、限界を超えてまで頑張ることではなく、自分の限界を認めて適切に休息を取り、必要な時には助けを求めることである の文章が頑張りすぎる自分に特に -
Posted by ブクログ
心の状態をエンジン、ブレーキ、アクセルに例えてくれて、全編において、読者に寄り添うような語り口。
仕事が出来なくなって、半年以上。
すでに半うつではないのだけど、一つ一つの言葉がグッと来る。
「精神科医だって、ちゃんと苦しいし、辛い」
この言葉は随分前に東日本大震災の時のお医者さんのフィクション作品を読んだ時も、出て来た。
最後に震災の話も出て来て、同じ先生の談話なのかと思った。
みんな、自分ばかりが苦しいと思ってるけど、お医者さんだって、同じ人間だと改めて噛み締める。
この手の本は最初は共感出来ても、途中で偏った思考になり、脱落することが多いのだけど、今作は最後まで優しい気持ちで読み終えるこ -
Posted by ブクログ
毎日ギリギリで限界な感じがするのに普通に生活を送れてしまうので、もう止まってしまいたい、いっそ自分の体ぶっ壊れてくれないかなと思ってしまっていた時に手に取った。「半うつ」という言葉で自分の苦しさに名前がついた安心感でいっぱいになったのが忘れられない。恐らく疲労やストレスで文章もろくに読めなくなった時に読んだので読み終わるまでに少し苦労したが、私も自分が休むことを認めてあげられるようになって、大好きな本も読めるようになってきた。休んで栄養が入れられるようになったらちゃんと動き出せるから安心して休んでね。自分を責めないでねって疲れた私に言ってあげられるように、ずっと持っておきたい素敵な本です
-
Posted by ブクログ
転職して数ヶ月、心身ともに不調になり休職中です。
適応障害の病名がつき、お休みしている中、手に取った本です。
うつまでいかないけど、その手前の症状について平易に解説してくれる本です。さらっと読みやすいので、すぐ読み終えました。
半うつ状態から少しずつ回復するために、
どういった食べ物を食べ、こういう行動をしていこうね、とわかりやすく教えてくれるので、実践しやすいです。
自分の弱さのせいにしがちだけど、情報社会や効率優先の社会のせいなんだ!と思えるとなんだか救われる気持ちになりました。
誰にでも起こりうる身近な「半うつ」。
自分を大事に扱おう、と改めて思いました。
著者のそっと寄り添ってくれる -
Posted by ブクログ
感想
結局メッセージは、死にたくても生きよ、なのだけれども、
精神科医の先生が、
患者の気持ちも十分に理解しながら暖かな声をかけてくださる感じがする本。
決して上から目線とかではなく、
いろいろな角度から物事を考えで話を聞いてくださっているかがよく伝わる。
第一章あなたが死にたいのは、死ぬほど頑張って生きているから
☆死んじゃダメって言う制限から生きなくてはいけない、よく生きねば、という制限が生まれる。さらに人との関係の中で、人間関係の制約が生まれて「よく思われないければ」、そして「価値を作らなければ」と言う制約が生まれて、自分の価値に悩み、死にたくなる。
→自分が本当に求めてい