中村明澄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
在宅診療所のMS法人で働いている者として
手に取ってみた。
MS法人と言うこともあり
直接的に患者様などと関わる事は少なく間接的でありイメージができていなかった部分もこれを読むことで具体的にイメージする事が出来た。
患者様と医療従事者におけるストーリーが事細かく書いてあり理解できよかったと思う。
著者の言葉で【ぼちぼち、よかったかなと思えるあたりを目指していきましょう】とあり
この言葉が心に刺さった。
私自身、家族や親族の看取りに立ち会った経験が少なく実感が湧かない部分もあり、
完璧に看取られる側の要望を叶えないと行けない。
私自身無理をしてでも看取る側の要望を汲んであげないといけない。と思っていたが
その様な事はなく、肩の力を抜いて多少気楽に?構えておく事も重要だと気付かされた。
MS法人で間接的に関わるが直接的に関われる様な職種も経験したいと感じた。 -
Posted by ブクログ
「幸せな最期」を迎えるには3つのことを決めておく事とある、それは過ごす場所(自宅・病院・緩和ケア施設など)、やってもらいたい事(医療や介護)、やりたい事(夢)、最後に「リビングウイル」と言う蘇生処置・延命措置を含む医療の選択だと言う事だ。家族ができることで気をつける事は本人の意思を尊重してあげる事であり延命など過剰な医療等などをあらかじ決めておく事とある。「いつもと違う」を察知する、ちょっとした対応、痛みは我慢せずに抑え方がいい・モルヒネ使用など理解する。気になる言葉は、「食べなくなるからなくなる」のではない、「亡くなる時期が近いから食べくなる」「動かないから動けなくなる」のではない、「亡くなる時期が近いから動けなくなる」
樹木希林さんの言う「生きるのも日常、死んでも行くのも日常」、さらに筆者の言う
「生き方も逝き方も自分らしくあってほしい」
人は誰もが必ず亡くなる、その時までに何をしておくべきか心の準備もさることながら残され家族への意思と希望を伝えておく事だ。 -
Posted by ブクログ
そろそろ高齢者認定される自分と、86歳の母にとって、終末医療には大いに関心がある。この本は、老衰と癌による終末医療の例を多く取り上げ、その末期に立ち会った在宅医が有用な情報とご自身の考えを述べられている。親にとってはかなり身近な話だけど、自身の緩和ケアや医療については何ら考えてはいない。まったく他人任せだ。そう簡単にぽっくりとはいかないのだよ。中村先生が書かれていることを参考に、母の終末期と向き合っていきたい。
自分については、そろそろ残り時間が見えてきたので、自分がしたいことを明確にして悔いが残らないようにすごしたい。認知機能が衰えるまでにどれだけの本を読めるか(聴けるか)の挑戦もその一つ。一冊一冊との出会いを大切にするために、こうして感想を書いているのもその一つ。あ~、本が読めなくなると、内容を理解できなくなると、ほんとさみしいな。
自分がいよいよ終末期になると、今とは状況が異なると思うので、終末医療については今後も情報を得ていきたい。ただ、実際に出会える在宅医がどのような考え方なのか分からない。みんながみんな、中村先生のようではない気がする。