あらすじ
800名を看取った在宅医が語る「後悔しない死に方」
末期ガンや老衰による終末期をどう過ごし、
後悔のない人生の締めくくりを迎えるか?
病院ではなく、自宅で納得のできる死に方はできるのか?
コロナ禍で死生観が問われる今こそ読みたい一冊。
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Posted by ブクログ
在宅診療所のMS法人で働いている者として
手に取ってみた。
MS法人と言うこともあり
直接的に患者様などと関わる事は少なく間接的でありイメージができていなかった部分もこれを読むことで具体的にイメージする事が出来た。
患者様と医療従事者におけるストーリーが事細かく書いてあり理解できよかったと思う。
著者の言葉で【ぼちぼち、よかったかなと思えるあたりを目指していきましょう】とあり
この言葉が心に刺さった。
私自身、家族や親族の看取りに立ち会った経験が少なく実感が湧かない部分もあり、
完璧に看取られる側の要望を叶えないと行けない。
私自身無理をしてでも看取る側の要望を汲んであげないといけない。と思っていたが
その様な事はなく、肩の力を抜いて多少気楽に?構えておく事も重要だと気付かされた。
MS法人で間接的に関わるが直接的に関われる様な職種も経験したいと感じた。