チャーリー・マッケジーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書はアニメ版の書籍化で、原作はあのベストセラーの 『ぼく モグラ キツネ 馬』 です。
大筋のストーリーや独特な手書きの文字は同じです。
絵の雰囲気も同じですが、カラーのイラストがとても繊細かつ鮮やかで、贅沢な仕上がりになっています。
会話が少し増えたり、表現がかわったりしていて、セリフの無い絵だけのページが続いたりもします。
原作を読んでいる人は絵だけを追っても、どんな物語だったか思い出すでしょう。
初めて読む方にも、もう一度 『ぼく モグラ キツネ 馬』 の感動を味わいたい方にもお勧めです。
本の内容の素晴らしさだけでなく、ずっしりとした本の重さを体で感じた記憶も残るに違いありませ -
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Posted by ブクログ
たしか、ISAK Founderの小林りんさんがFacebookでおすすめしていて興味をもっていた本。最近、大人になってからの児童書/絵本っていいなあと思って軽く中を覗いていたら最初の書き出しから暖かくて、ようやく最後まで読むことができた。
体調が優れないときのお粥やお出汁を効かせたおうどんのような、とにかく優しい、ほっこりするぬくもりにあふれている本。上手くいかないことが続いているとき、少し疲れてしまったときに側においておきたい。
個人的には、それぞれ「面白い話ができないんだ。一緒に側にいるだけで素晴らしい」「わたしたちは愛して、愛されるために一緒にいるんだ」という一説が印象に残った。
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Posted by ブクログ
ネタバレストーリーはあるけれど、順を追わずにどのページから読み始めてもいいし、どこでやめてもいい。寄り添う言葉が沢山あるので、オラクルブック的にも使えそうな1冊。
ぼくはモグラに出会う。2人はいっぱい話していっぱい色んな世界を知る。
キツネと馬にも出会う。彼らが話す言葉のどれかしらには、何か刺さるものを見つけられるかもしれない。
何を大切にして、どこを目指せばいいのか。
コロナ禍真っ只中に出版されたので、いっそう読者の心に訴えてくるものがあったかと思う。
手描き文字なのでアート性が高いけれど、個人的には逆にそれが読みにくさにも繋がってしまった。