イ・ランのレビュー一覧

  • 声を出して、呼びかけて、話せばいいの

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    出張で行った高松市の素晴らしい書店、ルヌガンガで購入。

    血縁との葛藤の苦しみや寂しさを知っているつもりだったけれど、著者の家族の苦しさを読むと、自分は甘えてるのだろうかと思う。

    猫のジュンイチとの二十年間の愛を誇らしいというランさんを羨ましく思った。

    子どもとの関係は、自分が人間として欠けている部分、未熟な部分に向き合う辛さもあるし、親にしてもらえなかったことを、見よう見まねで親として子どもにしてあげるときに、苦しい気持ちになることがある。相手が別個の人間だから、ずっと触れていられる時間は赤ちゃんから幼児期くらいまで、その分言葉で話し合って、分かち合えることも多いのかもしれないけれど。

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    2025年10月27日
  • 何卒よろしくお願いいたします

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    国も世代も性別も異なる2人のアーティストの往復書簡。違いがあっても共鳴する感受性がそこにはあり、きれい事とかでなくただただ生きるもの全てを尊重しようとし苦難に向き合い続ける姿は圧巻。互いの紹介文の温かさにほろり。

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    2025年09月09日
  • アヒル命名会議

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    韓国人作家の小説はいくつか読みどれも挑戦的な内容でしたが、本作も然り。
    フェミニズム、キリスト教、貧困がブラックユーモアたっぷりに表現されていた。
    女性が描く女性性の問題提起だからか、同性の私は共感できるものがあった。これが男性側からのメッセージだったら、きっと頓珍漢で憤りをもよおさせるものになったかもしれない。
    どんな人もお互いに尊重して気持ちよく生きていける社会になれたらいい。

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    2024年01月10日
  • 何卒よろしくお願いいたします

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    イ・ランもいがらしみきおも、どちらも好きな作家なので嬉しい。
    韓国、日本と遠距離での文通のやり取りをまとめた本なのだけれど、今LINEやSNSのようにオンタイムでやり取りが可能になってしまう時代だからこそ、文通って素敵だな〜〜と思った。イ・ランさんは知的好奇心がとても強く、この世の色んな事を知りたい、感じたいって熱量がある人なのだなと。その熱量の球を、優しく受け入れるいがらし先生の大人の余裕、というか人間力…
    世代も、国籍も、性別も違う(生まれ育ってきた環境もしかり)2人の手紙のやり取りからは、お互いアーティストとして、1人の人間として尊敬し合う純粋な感情が伝わってきた。

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    2023年06月18日
  • アヒル命名会議

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    短編集11篇+2篇
    神と天使達の会議「アヒル命名会議」エキストラのまさかのブレイク「手違いゾンビ」コンドームの誤配達のドタバタ喜劇「後で来てください」が好みです。

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    2023年05月09日
  • アヒル命名会議

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    横書きの意図は?意図があるはずだよね? 

    下ネタ多めだなあと若干引きながら読んでいたが、『セックスとコメディ』での、コツコツと積み上げた赤裸々からの爆発、には笑ってしまいました。

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    2021年01月29日