たなかあひるのレビュー一覧
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第40回SF大賞を受賞した小川一水の天冥の標シリーズも九割がた集まって来ているので、近いうちに一気に読み始めることができるだろう。どちらかというと正統派SF作家のイメージが強い小川一水から本作品である百合SFが四年前に刊行された。しかも最近では第3巻が出版され、もしかしたら天冥の標と同じくらいの長寿シリーズになるのだろうか。同じ百合SF系の宮澤伊織の裏世界ピクニック(2024年6月時点での最新刊は第9巻、コミックは第12巻)を意識、いや対抗しているのかもしれない。
コミック第1巻は小説第1巻の約1/4の内容をカバーしている。コミックの出版ペースが今後どれ位になるかは不明だが、希望としては早め -
購入済み
言ったぁっぁっぁ
3巻、苦節3巻。やったね。おおむね全読者が読みたかった展開があったような気がします。タイトルのランナウェイ。やっぱそうなるよね、ってかんじ。
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購入済み
いまはまだ
百合×宇宙漁を売りにしている本作品ですが、まだ百合要素はほぼないと言っても良いでしょう。関係値ゼロからのスタートだったので進行はゆっくりめ。こういうじっくり関係を育てていく作品、私は好きですよ?
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購入済み
面白い
宇宙で魚を捕える話。
1巻でやったことといえば、コンビを組んで漁に出ただけ。本当にそれだけなんですが、引き込まれる面白さがあります。絵もクセが強くなく読みやすい。良い作品です。 -
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前回6月に発売された第1巻から丁度半年後、第2巻がこの12月に発売された。半年に2冊のペース。第2巻は原作のどの箇所かと調べたら、まだ文庫版(1に相当)の半分の位置。来年来月の1月に文庫版4が発売される予定なので、もし文庫版が4で終了すると仮定したら、コミックスは16冊かかり、終了するのは7年後という計算になる。もし文庫版が4で終わらなかったら・・・
裏世界ピクニックでも同じ傾向にあるのだが、原作の一定のページ数(ツインスターでは文庫の1/4のページ数)に相当する分だけの漫画を作成しなければならないようだ。なので、内容が濃い所と薄い所でも均等に画数を作成しなければならないと見た。今回の第2巻 -
Posted by ブクログ
「というかあなた女の子じゃないですか」
「そんなの関係ないです」
という大人気百合SFのコミカライズ第1巻。
小川一水ひさびさのコミックなので売れてほしい。そして最後までやってほしい。
時砂の王の映像化も待ってるんですけど・・・?
木星型外惑星の軌道上に入植して幾百年、惑星特産の「なんにでも変化できる粘土」製空飛ぶ魚を網で捕る生活をしている社会が舞台。
狭い船で長年暮らしたもんでムラ社会化している中で、男女ペアのお仕事を女女ペアでやろうとしてワチャワチャします。
漫画家さんは同人出身の初商業?かな?
表情が魅力的なところが良い。検収塔職員のお兄さんが好き。
全体的に白っぽいのはイメージと -
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購入済み
星みっつですが実際のところは3つ半としたいところでした。ひとつひとつの作品は面白いと思います。ギャグもの主体で尚且つ作品世界を壊さず、絵面もスッと頭に入りやすいものが多かったのは良かったです。ただ、もう少しボリュームが欲しいところでした。