きづきあきらのレビュー一覧

僕 1巻

きづきあきら / サトウナンキ

才色兼備で家柄も良い主人公を罠にハメて、
下僕にしようとする少女が現れる話。
「僕」という自我に蝕んでくる様を表現しているのはよくわかる。
その不安を使用人にぶつけたくなる気持ちもわからんでもない。
が、頭のいい主人公がそれを「好き」と自覚、勘違いするのは、
何か違う気もする。
うそパラよりは面白くなりそう。

うそつきパラドクス 8巻

きづきあきら / サトウナンキ

共有の在り方。その先にあるものとは。
とりあえず安定し始めて、このまま終りそうな予感もする。
きずき＋サトウのエグい崩壊に期待したい。
でもあと1巻なんだよね…。微妙そう。

うそつきパラドクス 1巻

きづきあきら / サトウナンキ

[恋に嵌る第１巻]
主人公、八日堂。会社員。男。
彼が好きになったのは同僚の女の子、栖佑。
彼女には遠恋中の彼氏がいる。名古屋に住んでいるので、通称「名古屋」。
これは本気と浮気。
「いつでも終われる」と思っていた恋は、すでに終われない。

--うそつきパラドクス　裏表紙より--


「自己評価と他人評価の2つ用意された場合、どちらを信用するか」との問いがあった場合、私は後者を選びます。とあるブログにて、かなりの高評価を得た作品だったので、どんなものか興味があって読んでみました。

表紙と裏表紙から草食系男子の恋愛系マンガかな～と想像していたら、エロ漫画でした。
もう一度ブログを読んでみたら、そう書いてある。
想定外だったけど、男性の何気ない行動から、なしくずしな関係になって、別のところで女性への何気ない(?)行為が別の感情が走って･･･って人間関係がややこしくなりそうな、続きが気になる漫画です。

うそつきパラドクス 7巻

きづきあきら / サトウナンキ

6巻迄がまだ我慢できたラインになるフラグな7巻
個人的には4～5巻までがピークとね
終わってないのにもぉねぇ
真綿で首をしめるようなお話です。

セックスなんか興味ない ３

きづきあきら / サトウナンキ

「セックス」というテーマの男女関係を時にはシニカルに、時には温かく描いたオムニバス作品。青年コミックなのかなと思ったら内容は意外としっかりしている。お勧めはしないけど刺激がほしい人は買ってもいいかも。

うそつきパラドクス 7巻

きづきあきら / サトウナンキ

婚約とかけおち。
いい加減、フラフラする栖佑さんにイラついてきた所で、
驚きのラスト。なんでそうなる。
ホントにそういう展開にしたかったのか怪しくなってきたが、
話的にはこの方が盛り上がるからいいんじゃないでしょうか。
でも収集がつかなくなりそうな予感がしつつ次巻にやや期待で。

セックスなんか興味ない ３

きづきあきら / サトウナンキ

今巻は余韻を残す終わり方が多め。
小学生から4、50代まで年齢の幅も広く、
続編モノもありとバリエーション豊富。
暗い話がそこまで重くなかったので比較的明るい方。
『チエちゃんの、感度』のラストと『美佐江さんの、回数』が良かった。

うそつきパラドクス 5巻

きづきあきら / サトウナンキ

名古屋編後編。
いい感じに修羅場ってきました。
やはり栖佑さんが一番不器用でドツボな状態なんだな。
大桑は自業自得すぎてざまぁって感情しか出なかった。
次巻が激動の修羅場巻になりそうなので期待大。

うそつきパラドクス 4巻

きづきあきら / サトウナンキ

まるっと名古屋こと大桑と栖佑さんの馴れ初めから始まる過去話。
大桑の浮気相手はあの人かぁとにおわせたところで次巻へ。
てことはキツイのは栖佑さんで、当て付けと大桑は読んでるが当て付けにもなんにもなってない訳で…。栖佑さんが自らドツボにハマってる構図になるんか？大桑の浮気相手の出方次第か。

うそつきパラドクス 3巻

きづきあきら / サトウナンキ

まるっと「最初で最後の日」
ようやくそれらしく揉めだしたところ。
でもまだ修羅場とはいえない。
さて、一区切りついたけどこれからどうするのか。

うそつきパラドクス 2巻

きづきあきら / サトウナンキ

トントン拍子に上手く運んで行ってる関係。
きづき+サトウなら突き落とす展開が待ってるような気がしてならない、ちょっと先が気になる終わり方。
やはりエロシーンばかりが目立つのが逆に難。

うそつきパラドクス 1巻

きづきあきら / サトウナンキ

彼氏持ちの栖佑さんに惚れた八日堂と流されるままに浮気にハマる栖佑さんのお話。
1巻は導入って感じだがすでにグダグダなのは二人が流されてくからではなくてエロ描写が多いせいじゃないか？
エロよりもっときづき+サトウお得意の心情描写を魅せて欲しい。

うそつきパラドクス 1巻

きづきあきら / サトウナンキ

彼女のいない男が、遠距離恋愛中の彼氏がいる同僚女性に手を出そうとするも、ぎりぎりのところであれこれする話。胸がモワモワーっとする雰囲気が漂っていてなかなか面白い。

セックスなんか興味ない １

きづきあきら / サトウナンキ

色々な愛のカタチを描いた短篇集。純愛からなんだかゾッとするような話まで、色々あったので楽しめたかな。表紙で騙された感は否めません。

セックスなんか興味ない ２

きづきあきら / サトウナンキ

やはりタイトルに偽りあり。
2巻目はきづき＆サトウ節の暗い話と変化球的な話が多め。
その分ほのぼの話がイキイキとしている。良いバランスかと。
勢い衰えず面白い。

セックスなんか興味ない ２

きづきあきら / サトウナンキ

眼鏡の女性が表紙なのがツボです。
一作一作で描かれるセックス。最大のテーマがそれぞれの物語の中で見せる姿はどれも違うようでそうでないような。自分の共感できるものを眺めるのも楽しいし、自分の共感できないものでもそういうものがあると知るのはまた一興。
この作者コンビの作品は暗い話が多いですが、今作では暗い作品、希望がある作品の量のバランスがいいので落ち込まなくて済みました。
短編という形でのオチはこうやって見れるけれど、願わくば物語の後の姿も見てみたいキャラクターもいますね。自動車教習所のカレのその後が特に。

セックスなんか興味ない １

きづきあきら / サトウナンキ

タイトルに偽りあり。
が、間違ってはいない。
いろんな愛の形、セックスの在り方を連ねた短編集。
王道もあれば変化球もあり。きづき+サトウっぽい泥沼もあり。
オムニバス好きなら楽しめるんじゃないかな。

うそつきパラドクス 2巻

きづきあきら / サトウナンキ

いろいろと決着しちゃいましたねーこの巻。
でも名古屋がらみはまだまだ泥沼化というか不倫関係が続きそうな雰囲気もしなく無いけどどうなんだろう・・。
ただ、きづき先生の作品なので持ちあげといてザクッと切り捨てる可能性も否めないのでこの辺はビクビクしながら3巻を待ちましょうｗ

うそつきパラドクス 1巻

きづきあきら / サトウナンキ

ざっくり言えば不倫漫画です(ｷﾘｯ
栖佑さんも結構八日堂に惹かれてきてる感があるし、これは不倫方向に行くのかな・・。
ただ、三角関係キャラが出てきたのでこことの兼ね合いも見ものになりそう。

メイド諸君！ 1巻

きづきあきら / サトウナンキ

そんなイタくないなーなんて思って読んでいたのに
うわー、これはリアル電車男？というより、、、
メイドさんはリアルじゃなくて、幻想の産物。
だから安心して会話することができる。
でもそんな彼女と生身の人間として関わるなんて。
幸せなヌルい二次元への逃避が染み付いてしまっている
そんなオタクにはとてもイタ苦しいのではないでしょうか。
ねじくれまがってもはや矯正不可に近いコンプレックスとか
みっともなく相手にしがみつくみたいな自分への恐怖とか、
うまく立ち回れない自分が悪いとわかっているのに
半端なプライドを捨て去れないせいで責任転嫁しちゃうところとか
自分がリードしなきゃとか、相手にこうして欲しいとか先入観で逆に
がんじがらめになって、マニュアルから得たような机上の空論しか
ふりかざせないとか、でもそんなの実戦じゃ全く役に立たなくて空回りして
相手からどう思われるかばかり気になって、自分保守ばっかりで
相手を散々傷つけて、自分の非も認めることができず、
捨て身になるなんてあり得ないとか、カッコ悪いとかとか
そんなのばかり考えて結局、恋愛なんて興味ないです、なんて
イタ苦しいポーズとるしかなくなって、もはや自己欺瞞。
（電車男は、全て責任転嫁するひねくれたオタ根性の矯正、
　というのが全然無かったので、リアルさに欠けた。。。）

というような、リアルなイタイところをどう収束させていくのか、楽しみです。
んー、鳥取の脳内はわかるっちゃわかるけど、
もうちょっとがんばって手を伸ばして欲しいなあ。。
ルックスはマトモっぽく描いてるので、そこはドリームかな。