ターザン山本のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もう一周忌。プロレスをこれまでも語ってきた論者たちの一年遅れの弔辞集です。ターザン山本の「プロレスについて考えることは喜びである。」というキャッチフレーズは大嘘だ、って言い放ち「猪木について考えることは喜びである。」とヤバすぎるエピソード連発する遅れてきた猪木ファン吉田豪。日本が世界に誇る三大偉人として空海と宮沢賢治と猪木と並べる妄想マックス夢枕獏。猪木を1000万人に通じる言葉を求めた人として、村上春樹の横に置くアカデミズム松原隆一郎。久々のターザン節がなんとなく旬じゃない感じのターザン山本。猪木、たけしだけじゃなく、村松友視、古舘伊知郎、ターザン山本に洗脳されまくりの人生突き進み、そして傷つく水道橋博士。今や、なんかそうなのかな…???と思える日本人論を展開する馬場派の香山リカ。「壁抜けしつつ、どこへも越境せずに留まっている」と猪木を謎に哲学する入不二基義。こうやってプロレス猛者たちの、なんか言いそうだな…という猪木論を読んでいると全体に既読感を覚えてこちらもそうとうに古参であること感じちゃってしまいました。いつも変化を見せてくれきた猪木の不在によって、これから新しい視点の新しい猪木論者出て来るのだろうか?と心配になりました。死ぬってことは過去になるってこと?猪木をノスタルジーで消費したくない!猪木は常に新しい、ってことで求むZ世代猪木論!
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Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりのプロレス本だが、
最初は購入を躊躇した。何故ならば、著者の一人が元
週プロ編集長・ターザン山本だから(^^;)。若い頃は
ともかくとして、年齢を重ねるとただただ鼻につくタ
ーザンの文章。コレにカネを払うのはどうかと思った
のだけど、結局購入したのはもう一人の著者が「さよ
ならムーンサルトプレス」を書いた福留崇広だったか
ら。
プロレスラー5人の「妻」を主役の据えたノンフィク
ション集。登場するのは、力道山・高山善廣・剛竜馬
・葛西純・藤波辰爾、そしてジャイアント馬場の5名
の奥様方。うち4名は僕の中で「超一流」の評価が付
いているのだが、残り1名は残念ながらそうではない
(^^;)。まぁ全員、プロレス史に残る人たちなのは確
かなのだが。
とにかく興味深く読んだのは、藤波夫人の伽織さんと
高山夫人の奈津子さんのエピソード。現在も闘病を続
ける高山さんの奥様の力強さに感動したし、長州に踏
み台にされかけた時代の藤波さんの様子を語る夫人に
強烈なシンパシーを感じた。
コレは完全に目の付け所、つまりは企画の勝利。
プロレスラーの妻、という切り口はわりとありそうだ
が、人選を工夫し、複数を組み合わせることで味が出
る、という相乗効果はすばらしいと思う。
・・・ただ、福留氏だけで良かった気がするなぁ、著者
は(^^;)。馬場夫人を描いたターザン山本の文章は、
気持ち悪いを通り越してかなりバカっぽい。中学生の
ポエムでももう少し良い気がするんだけど(^^;)。
ちなみにファンなら一目瞭然だが、超一流でない選手
の名前は敢えて書かないことにしようかと。さすがに
ちょっと気の毒なので。